御所東の梨木神社では9月23日(祝)24日(日)と「萩まつり」が行われています。短冊がゆれる参道の萩が見頃です。
鞍馬口駅から西へ少し歩いた住宅街の中にある小さいお寺「西林寺」(さいりんじ)さんかつて木槿(ムクゲ)の草村の中からお地蔵様が現れその本尊を祀っていたことから「木槿地蔵」と呼ばれていました。現在は度重なる大火などにより焼失し別の地蔵菩薩像が祀られているようですがこぢんまりとした境内には木槿の花が沢山植えられています。 ピンクや白が多く、近くで見るとハイビスカスの花に似ています。夏から秋にかけて咲く花で秋の季語にもなっています朝咲いて夕方にはしぼんでしまう一日花。
一年坂からねねの道に向かう角に咲く「ノウセンカズラ」、鮮やかなオレンジが印象的平安時代には既に渡来していたようですが、金沢の玉泉園には豊臣秀吉が朝鮮出兵の折に持ち帰ったとされる樹齢400年の古木があるそうです。ねねの道のお寺「春光禅院」では桔梗の花が咲いていました。
東本願寺の南濠にひっそりと蓮の花が咲いています。訪れる人は殆どいませんが好きな場所の1つです。毎年白やピンクの大輪の花を咲かせていますがピンク色の蓮は大賀蓮かもしれません。今年はだいぶ終盤ですがまだ蕾もちらほら・・・?
関西花の寺第13番霊場にもなっている法金剛院、蓮の花が咲く傍ら夏の花も咲いています。 門をくぐると鐘楼の前には紫陽花がまだ残り拝観口を入るとオニユリやキスゲ等が見られます。赤鬼を連想させる鮮やかなオレンジ色が美しいオニユリ(鬼百合)葉の付け根にムカゴという黒い実が付くのが特徴、ムカゴを植えると芽がでます。オニユリの球根は食用のゆり根にもなります。
”蓮の寺”としても有名な法金剛院さん、7月8日~7月30日まで観蓮会が行われています。庭園は待賢門院が極楽浄土の様子を造園させたものと伝わり蓮の花が咲き誇る境内は正しく極楽のようです。 早朝7時から拝観可能で多くの人が訪れています。ピンクや白の他にも斑入りや八重など様々な蓮が美しい・・・池泉回遊式浄土庭園の池では大輪の白が咲いています。観蓮会は日曜日までですが蕾も付いているのでもう少し楽しめそうです。境内の蓮は世界中から集められた90品種、100鉢程。
寺町通の行願寺(通称=革堂)は一千年の歴史をもつ古いお寺で西国観音霊場の第十九番札所にもなっていて賑わっています。御朱印が人気のようです。境内は紫陽花が彩を添えていました。蓮の鉢もいくつかあり、咲く頃には美しいかもしれません。
梨木神社に立ち寄ってみると本殿前の萩の花が少しだけ開花していました。暑かったり涼しかったりで花を咲かせたのかもしれません・・・京都三名水の1つ染井の御神水で占う『水みくじ』がありました。青もみじも清々しい境内
”出町の弁天さん”として親しまれている「青龍妙音弁財天」、出町妙音堂とも呼ばれています。入口には鳥居が建っていますが相国寺の飛び地で本堂前には線香台があります。静かな境内、御神木の緑が清々しい・・・京都七福神の1つにもなっていて技芸上達福徳円満の勝益をもたらすとされています。山紫陽花や初夏の花がひっそりと咲いていました。