ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

東大寺への道

2011-11-16 05:00:00 | 

参道なのか山道なのか判らないような道を下って、途中どのような祠にも遭遇せず、シカも出てくることは無く、舗装された道路に出ました。地図は持っていませんが、大まかにコの字型に曲がれば元の奈良公園の方に辿り着くだろうと思い、右へと道をとりました。左手は少し登りになっていて、目と鼻の先にすっかり紅葉した木が立っています。秋になって紅葉した木を観るのはなんとも嬉しいものです。

             

紀伊神社から降りてきて道路と交差する地点で、すべり台が見えたので公園があるわと思いながら、でも誰も遊んでないなぁなどと思っていたら、周囲を歩くほどに入り口が無いのに気が付きました。せっかく公園を造りながら誰も入れないなんてちょっとおかしいんじゃないですか。

             

しばらく歩くと柿の木がたくさんの実を付けている場所に出ました。これも秋の風景のひとコマです。その近くでハクサイの葉を食べている一匹のシカに出会いました。面白いので写真に撮っておけば良かったのにと思っていますが、その時はハクサイも食べるんかと思っただけでした。勿論、畑に植わったハクサイではありません。誰かが一番外側の堅いところを剥いて捨てたものを食べているのです。

             

志賀直哉の旧居があると言うので寄ってみましたが、入館するのにはやはりお金が要りそう、何でもかんでもお金ばかり払わされては、私の生活が成り立たなくなってしまいます。まぁ志賀直哉と言えば『暗夜行路』とか『小僧の神様』ぐらいしか思いつかない私ですから、あまり興味がありません。

             

春日大社は春日山の麓にあり、その東側は原生林に覆われているそうです。そんなところに迷い込んだら大変ですが、公園が近づくとここは若草山の一角でしょうか、こちらはゴルフでも出来そう、木が殆どありません。途中に浮御堂というような池の中に橋のある建物もありましたがカット、もうそろそろ良い時間なのです。

             

そしてもう一度東大寺へ、前に来たほどの賑わいではありませんが、春日大社の参道と比べると、比べ物にならないくらいの多くの人で賑わっています。

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