約1カ月ぶりに串本にやって来ています。月曜日の8時過ぎに大阪の家を出、9時半ごろいつもの田辺の『よってって』に到着、買い物をして、10時を回ったので近くの釣り道具屋『ベイマルチョー』に寄りました。少し小物が欲しかったので、あれこれ物色をしているうちに11時を回ってしまい、あわてて串本へ向かったのですが、運良くなのかあまりノロノロと走る車も無く、1時間少々で串本に到着、昼食をとるのに車を降りると暑いぐらいです。
でも夜になるに従って寒さが増し、毛布は被ったものの足元から寒さが忍び寄ります。毛布の上は薄い夏布団のまま、大阪のマンションでは今でも夏布団だけで寝ていますから、こちらは相当冷え込んでいるのでしょう。でも朝になって陽が射してくるとぐんぐん温かくなり、やはり靴下は要らんかなどと思ったりもしますが、靴は履くようにしています。
さて春日大社から志賀直哉旧居を経て東大寺へと向かったのでした。
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当日は写真の中門の下で震災復興を祈願した太鼓の演奏があったようでしたが、私が着いた時には片づけが始まっていました。片づけを見ていても何も面白いことはありませんが、言葉を聞いていると奏者は関東の人たちのようでした。
大仏殿に拝観料を払って入ろうかと迷ったのですが、どうせ大仏さんは撮影禁止なのでしょうから、中門の左手にある入場券売り場の前を通って、大仏殿を一番近くに見える所まで近寄って写真を撮ってきました。修学旅行の引率者のような振りをしながらだったら、タダで入れたかも知れませんが、まぁそこまで入場料にこだわることもありますまい、バーチャルで拝観はどうですか?但し大仏さんは拝めません。
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大仏殿の裏はどうなっているのだろうと思って、さっさと裏側へと歩きます。何処へ行っても裏側はどうなってるのかが気になるぼんくらさんです。だいたい旅行者、拝観に訪れる人たちは裏までは見ませんよね。ですから人もあまり居ません。その割にはきれいですよ、見ないで帰るのはもったいないくらいです。丁度紅葉しかけた木もあってお金を払ったわけでもないので儲けた気分です。
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私の価値観では拝観料を払って大仏さんを見るより、こういう景色をタダで楽しむ方が好きなのです。まぁ識者から言わせるとバチアタリ者なのかも知れません。
裏側の屋根には風通しが造られているようです。鳥がいっぱいとまっていましたが、ここからでは何の鳥か判りませんでした。
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大仏殿の真裏にあった講堂跡、礎石が残っています。いずれ再現されるのかも知れません。でも興福寺といい東大寺といい、多くの坊さんを抱えていたようで、講堂の敷地がとても広いのです。
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大仏殿の東横まで来ると屋根にとまっていた鳥が飛び立ったので、これがカラスだということが判りました。きっと屋根の上はカラスのフンだらけなのでしょうね。
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参道に屯するシカ、数えてみると10頭もいます。真ん中のシカを見ると、首が曲がる角度が凄い、殆ど真後ろが見えるんですね。野生のシカと違って人の居るところが好きなようですが、紀伊山地の山奥に連れていかれたら生きていけるのでしょうか?
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