ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

帰路

2014-06-23 05:00:00 | 大阪にて

先週の土曜日は夏至、日の出が1年のうちで一番早く、日の入りは一番遅い日でしたが、一日中曇っていて太陽は観れない夏至の日でした。昨日から徐々に日照時間が短くなり、冬至まで明るい時間が短くなっていくので寂しさ、虚しさが増していくのですが、実際にはこれからが夏本番、涼しさを感じるころになるまで楽しい日々が続けばいいなぁと思っています。

大鳥大社は堺のJR鳳駅の近く、鳳って遠いと思っていたけど、自転車で来れる程度ですから、思っていたより近くに感じました。与謝野晶子は堺の生まれ、生家は堺の宿院の近くに有りますが、大鳥大社の境内に歌碑が有りました。“和泉なる わがうぶすなの大鳥の 宮居の杉の青き一むら”と与謝野晶子倶楽部(こんなクラブがあったなんて知らなかった)の名誉会長の田辺聖子による筆、会長の難波利三による案内板が設置されていました。

             

30分ほど散策して12時近くになったので、そろそろ帰ることにしました。大鳥大社の前の南北の道、大鳥大社前の信号がある道なのですが、熊野街道の標識が有りました。どうやら谷町筋、あべの筋と繋がっている府道30号線が、大鳥大社の手前で府道30号線から分岐し、と言うよりは元々大鳥大社の前を通る道が熊野街道だったのを、府道の方が熊野街道を何処までも辿らずに新しく道を造ったのでしょう。この街道は鳳駅の近くを通り再び府道と繋がりますから、きっと熊野街道も府道に戻るのでしょう。

             

来た道を戻ると第二阪和国道と呼ばれる国道26号線と交わりますが、ふと堺から自転車でもこの道を利用してここまで来れるのかと疑問を持ちました。国道26号線は宿院の東で右折し、高架に上り阪神高速と吸収されますが、勿論併合すればもう阪神高速ではなくなりますが、自動車専用道路なのです。でも高架の下を辿る道があればここまで来れるわけです。

                       

26号線まで戻った時はもう12時、何処かで昼ご飯を食べようと大阪方面を見ると、九州のうまいもんという看板に惹かれて、ちょっと寄ってみました。寄ってみただけでここで食べようとは決めてなかったけど、時間も無いことですし、ここで食べることにしました。私は朝食が早いので、昼食も11時半ごろには済ませたい生活を送っていて、12時にもなると夕食の時間の調節が難しいと思っているのです。

             

店に入ると靴を脱いで座敷に上がるようになっていて、たいそうやなと思ったのですが、入ってしまったのですから仕方ありません。サンダルなので靴を脱ぐような手間は要りませんが、昼食ぐらいなら履いたままでカウンターに座って済ませたいのです。店は女の人が二人で切り盛りしていて、あまり客が入ってくる様子がありません。厨房ももちろん女の人で、私の着ている服を見て、「涼しそうですね、夏みたい」と言ったのでびっくりしました。私はもうすっかり夏だと思っていたのでした。

             

ブログでは先に浜寺公園を案内しましたが、実はこの後浜寺公園に寄ったのでした。その後一路北へ向かう訳ですが、大浜北の信号まで来ると、このような店が南東角に有ります。もうかなり前からこの看板を掲げたままです。大浜北の信号は私が串本に行く時、帰って来る時、湾岸線に乗り降りするときに曲がる交差点です。

             

“お米のことしか知らない米屋”って、そんな馬鹿なことがあるでしょうか。以前から思っていることですが、ホントにそうなら、そんな米屋でお米を買いたくありませんよね。