ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

上かん屋

2014-04-10 05:00:00 | 大阪にて

月曜日の朝起きた時は結構スッキリしていた体調もロキソニンの効果が薄れてくる9時過ぎには何ともモヤモヤした気分、暫らくすると血尿が出始めました。それでもこの日は四條畷の長男の家まで行かなければなりません。車を運転しなければならないので、出る前に薬を飲むことは憚られるし、身体が重く、足もしっかり歩けているわけではありません。長男は今月、つい目と鼻の先の一戸建てに引っ越しを決めたので、買ってあげた家具類が届くのでした。ニトリで買った孫たちの机兼ベッドは配送業者が組み立ててくれますが、ダイニングテーブルは自分で組み立てねばならず、ネットで頼んだ組立品って説明書が十分ではなく、メッチャ解り難いのです。まぁ自分たちの仕事はすぐに終わったのですが、2階に運んだベッド兼机の作業がなかなか終わりません。終わらんでもエエから帰ろうと言ってるのに、一緒に車に乗って来た人は帰る素振りがありません。それでも3時過ぎには作業が終わって、そのまま帰ることにしたのですが、途中で熱が出たような感じ、4時ごろに大阪の家に着くなり薬を飲んで、布団を敷いて寝たのでした。9時前になって起き出した時はまた元気な感じ、ちょっとだけ加工肉とスナップエンドウを肴に焼酎の麦茶割を飲んで、何をする気も無いのでまた眠りに就いたのですが、12時ごろになって布団の中は温いのに体が寒くて(冷たいわけではない)震えが止まらなくなってしまいました。こんなことは初めてで、何か着るよりエアコンを点けようと思ってリモコンボタンを押し、暫らくすると震えも止まったので1時間ほどでエアコンを切ったのですが、今年の冬はエアコン要らずだったのにと時ならぬ使用に妙な自慢も吹っ飛んでしまったのでした。

             

K川君から4月8日の甲子園での開幕第一戦のチケットが手に入ったから、自分は6時半ごろにしか到着できないので、先にチケットを渡すので何処かで会おうと連絡が入ったのは4月2日、なので体調が悪くなる(予想していたわけではないのですが)前日の金曜日に、法善寺横丁の『上かん屋』に行こうと誘ったのでした。“上かん屋 へいへいへいと さからはず”の句碑からしてどんな店なのか気になっていたのです。

             

水掛け不動の前で6時半に待ち合わせ、その『上かん屋』が何処にあるのかを知っておくために早目に着いたのですが、千日前のラーメン屋が何軒あるのか数えて、句碑のあった筋で探したのですが見つからず、そのまま水掛け不動前に行くとK川君はもう来ていました。因みにラーメン屋は5~6軒どころか9軒もあったのです。

K川君は地図まで印刷していて、それを基に位置を確かめると、千日前の方へ歩いていくらしいと思ったら、すぐに左手に看板が見えていました。

             

初めての店ですから、その日のおまかせコース3000円を2人前、最初は1本だけ瓶ビール、後は『上かん屋』なのですから、熱燗を2合、計4本注文したのでした。コースには生もの、煮物、焼き物、揚げ物が、出ている物が無くなった頃合いを見計らって出てきます。でもK川君と私では、食べるスピードが違います。どちらかというと私は飲んでなくて、ご飯だけを食べるときは早食いだと言われますが、飲んでいる時はそんなに早くは食べられません。食べるより飲むになってしまうのです。

       

鮭のヌカ焼きみたいな焼き物が一番美味しかったかな。私が未だそれを食べている最中にK川君はテンプラまで平らげてしまったので、私のテンプラはK川君に食べてもらいました。錫製のちろりって日本酒の旨い店に来たと言う感じがします。最後〆にちりめん山椒ごはんが出てきました。

             

ご飯の前に一品だけ、名物のどて焼きを注文したのでした。6時半に入って8時過ぎまで飲み、後もう少しだけ、別の焼き鳥屋で飲み直したのでした。