ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

12月28日・29日の釣り

2014-01-16 05:00:00 | 田舎

昨年末、赤ちゃんの食い初めのタイとタコを釣りたいとT中君が釣りに参戦することになり、12月は早々に大阪へ戻っていたので、私は再び串本の海へと行くことに何の抵抗もありませんでした。27日の金曜日、当初はこの日から行ける可能性があったT中君はやはり仕事が残り、3時ごろに仕事から帰った三男と一緒に家を出たので、夕方串本に着いても釣りは出来ません。

             

翌朝T中君は昼からの出発になるというので、二人で船を出し大島の表へ出かけたのですが、少し波が高かったのでホテル浦島と大島の間を流したのですが、風が強いのと、何のアタリも無いので、猪喰鼻を回った辺りで釣ることに決めました。古座方面を眺めると箱島が浮いているように見えていて、一人なら近くまで行ってみたい心境でしたが、若い三男にはそういう余裕もありますまい。

             

ここは北風を避けることができるので、冬なら釣り易い所です。潮は通夜島に向かって流れていました。

       

この日はアタリが小さく、磯釣りに慣れている私には合わせることが出来ません。ウキで釣っていると、小さな変化に対応しても素針を引くことが多く、ウキは十分沈んでから合わすのがコツでした。三男はコツッというような小さなアタリを合わせて、大きめのガシラやエソを釣っていました。

             

昼を過ぎて私もやっとのことでアタリを捉えたのですが、掌大のガシラ、これではキープすることも出来ません。

                       

湾の一番奥まで流されたので三男はエギングに切り替え、大きなアオリイカを釣り上げました。エギングは春と秋のものだと思っていましたが、真冬でも釣れるものです。

             

翌朝5時ごろから起き出し、釣が終わればそのまま帰るという想定のもと、愚車は使わずそれぞれの車で桟橋へ出発したのですが、冬至のすぐ後ですから、7時ごろにならないと明るくなりません。オークワやコンビニに寄り、時間を潰しました。目指したのは三男がアオリイカを釣った辺りでした。

       

T中君は中学の同級生だったという友達を連れてきていて、この日は計4人での釣り、何故か艫では竿を出さず、前寄りで釣り座を構えています。三男はこの日もアオリイカを釣り上げ、T中君は「ゴミみたいや」と言いながらミノカサゴを釣り上げていました。私はミノカサゴを釣ったことはありませんが、ゴミみたいと言ったのは魚の姿ではなく、引きのことだったと思います。

             

あまり釣れないのでホテル浦島裏に移動しようということになり、戻ってくる途中ガス欠でエンジンが止まってしまいました。譲ってもらった時に9万円分の燃料が入っていると言われていましたが、未だ10回ぐらいしか乗っていません。船ってそんなに燃料を喰うものなのかと思いながら、118へ連絡、海上保安庁の船に来てもらったのでした。『もちづき』という船名だとばかり思っていた船は近くから見ると「むろづき」でした。

結局、保安庁の船員にいろいろ教えて貰って、燃料タンクは3つあり、そのうちの使っていた一つが空になったことが分ったのでした。

T中君たちにとってはとんでもない釣行になってしまいました。次の釣行は18・19両日の予定です。