ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

電車で来た

2014-01-21 05:00:00 | 田舎

かねてからの予定通り、1月は18・19日の釣行となりましたが、私は一足早く17日の金曜日に大阪を電車で発ちました。というのは三男の仕事は昼で終わるので、そこから出発すれば電車賃は要らないのでお得なのですが、用有って夜の9時ごろになると言うので、いつも眠りに就くような時間に出るのはゴメンなので、電車で行くことに決めたのです。それなら松の内の明ける15日ごろからでも良かったのですが、何しろ姫の家は夜・朝ともに寒くて敵いません。暖房を点ければそれで済むことなのですが、大阪のマンションに居るとエアコンを点けずとも暖かいので、余計な電気代を払うのもイヤですから金曜の朝に出ることにしました。

             

十分な計画も立てず運賃が安ければ良いと思いながら、来た電車に乗れば良いと思って南海電車に乗ったのが10時3分、新今宮からJRの切符を買って天王寺で乗り換えようと思っていました。実は運賃が安いのは高速バスを利用すると安く済むのです。例えば三国ヶ丘まで南海電車に乗り、そこからJRで和歌山まで乗って、アドベンチャーワールド行きの高速バスに乗り換え、芳養駅前で降りて、そこから再びJRに乗ると3860円で済みます。もう一つは難波まで出て、湊町バスターミナルからアドベンチャーワールド行きの高速バスに乗り、田辺駅前でJRに乗り換える方法、それなら4190円で済むのです。

       

まぁいつもは自分で運転しているので周りの景色をゆっくり見る余裕は有りませんから、高速バスの旅も良いかも知れません。でも今回はまたまた電車に乗りましたが、天王寺駅でいつもの乗り場まで行こうと思って階段を降りかけると、新宮・白浜方面とは書かれていなくて、また乗り場が変わったのかと躊躇してしまい、乗り場を確認すると矢印が逆の方向になっていたので、そちらに向かうと“たまにこちらのホームを利用することがある”という意味のことが書かれてあり、またもとのホームへの階段まで行くと逆の方に新宮・白浜方面への案内が書かれてありましたが、降りて行くと寸でのところで10時20分発のくろしお7号、真っ白い色の車体のくろしおのドアが閉まったところでした。この真っ白い色のくろしおは白浜までしか走っていませんから、串本の人で見たことがある人は少ないかも知れません。

結局、10時25分初の和歌山行き紀州路快速に乗り、和歌山まで行きました。紀州路快速という呼び名はおかしいですよね。和歌山に入れば紀州路という名称を使ってもいいので、和歌山からずっと南は紀州路快速を走らせてもらえれば有難いのですが、殆んどが大阪府下、それも泉南地方を走っているのですから、泉州路快速と呼ぶべきだと思うのです。

             

和歌山からくろしお9号に乗り換え、電車の中で特急券を買うことにしました。回って来た車掌に串本で普通列車に接続しているかと尋ねると30分待てば電車が来ると言うので、紀伊田辺で接続しているかと聞くと、13時4分に紀伊田辺に着き、13時14分に新宮行きの普通電車が出ると言います。因みにその電車は串本で待つことになる電車と同じだと言うので、それなら何も串本まで特急料金を払ってまでくろしおに乗って行く必要がありません。紀伊田辺で乗り換えることにしたら特急券は940円で済みました。もしくろしお7号に乗れていたとしたら特急料金は1990円、白浜で接続する普通電車はずっと無く、私の乗った普通電車に乗る羽目になっていたので、1050円得をした思いでした。

       

車窓から懐かしい風景を写しながら、あまり昔と変わらんなぁなどと思っていたのでした。小さい写真は上の左から海南のマリーナシティ、初島の東燃石油コンビナート、広川辺りの島が見える風景、下は左から切目のカエル大橋、真ん中は印南を過ぎた辺りから見え始める白浜の半島、この辺りから電車は景色を見るために徐行運転を開始します。右は南部近くの海です。

             

紀伊姫駅に着いたのは14時49分、残念ながら紀伊姫駅ノートはケースだけを残して、またまた持ち去られてしまっていました。こんな片田舎にも心無い人が居るものです、何度試しても持ち去られますから、もう止めましょう、ベーシストさん。

             

丁度、重畳山のポンカンが旬を迎える時期ですが、昨年は獣害にあって散々だったので今年は期待したのですが、今年もポンカンの出来はイマイチ、獣害対策が出来ていないのですかね。町政が応援しないと重畳山のポンカンはもうアカンようになってしまうかも知れません。