去年は奈良で開いた親戚が集まる新年会、今年はなんと昨年残暑厳しい９月に寄った南禅寺の近くの湯豆腐屋での開催となりました。屋号は『順正』という参道沿いにある店、午後１時半からの開催だったのですが、到着時間がギリギリになってしまい、南禅寺参道に到着したのが２分ほど前、左右どちらにも並ぶ湯豆腐店の何処かと探すのですが、なかなか見つかりません。結局一番左奥にあった店で、少し遅れたかも知れません。
今年は５人しか集まらず、年々寂しくなっていきますが、１時４０分にスタートした宴会、なんと湯豆腐が食べられない人が居て、湯豆腐コース三人としゃぶしゃぶコース二人に分かれて用意されていました。出てくる料理は殆ど同じでメインが湯豆腐になるか、しゃぶしゃぶになるかだけの違いです。
おせち料理が中心の先付、次にカンパチ、タイ、マグロの刺身、カラスミや魚が出てきたのでお酒を注文、京都の店なのに出てきたのは加茂鶴、生ビールを注文してから出てきたのに時間がかかったのに、熱燗にしたお酒はすぐに持って来たのでした。それから煮物椀。
中心メニューの湯豆腐、もう半分以上食べていますが、三人前にしては少ない感じがします。豆の味がして美味しいですよと仲居さんは言いますが、近所の豆腐屋の豆腐の方が美味しく感じます。
しゃぶしゃぶ用の肉、これで一人前です。湯豆腐組は少し損をしたような感じになりますが、２枚ほど賞味させていただきました。でもポン酢が美味しくありません。メインが出たのでそろそろ終わりかと思ったのですが、マナガツオの焼き物やキョウイモのテンプラが出てきました。
料理としては最後に豆腐と生麩の田楽、後ご飯は要りますかと聞かれましたが、私は遠慮しておきました。未だお酒が残っていたので漬物と赤出汁を頂きました。最後にデザート、孫たちが来なかったのでこれも完食です。
食事開始から２時間半後にお勘定、生ビールも瓶ビールも９００円、日本酒二合で１６００円を６本も頼んでいます。ぐるナビのクーポンで３０００円引きですが、予算をはるかに上回りました。
少し室内の調度品を写しておきました。コースターは持ち帰っても良いということだったので貰っておいたのでした。
この日は正月休みで唯一の曇り空、あまり映りは良くありませんが、庭園も撮っておきました。
私が食べた湯豆腐のコースは京懐石・雲水という名前が付いたオリジナルメニューだったようです。天保１０年に建てられた順正書院の建物や庭を引き継いだのがこのお店だったようです。