ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

四天王寺 六時礼讃堂

2014-01-29 05:00:00 | 大阪にて

今日は1時から結石を割る手術の予定です。最近は「私失敗しないので」の『ドクターX』、『チームバチスタ』や『最強の名医』、昔なら『白い巨塔』等、医療関係のドラマをよく見かけますが、手術の成功や失敗がストーリーに絡んでいることが多く、手術ってそんなに失敗するものなのかと思うと、私の手術もどうなることやら、廃人になったり、障碍者になったり、失命したりするんではないかと、今は元気だけにそのリスクに怯えているのです。骨折の手術の時は何とも思わなかったのですが、そういう類のドラマを見るようになってから、医者の腕によって失敗したり成功したりするというのは、どういうものなのか。例え失敗しても医療費を払わなければならないのはやはり不当だと思います。

             

ここは北鐘堂、引導の鐘とも書かれており、「引導を渡してやる!」などと言われたら「殺すぞ」ということですから、物騒な鐘楼だと思いました。春秋の彼岸には鐘をつく人でごった返すと言われますが、この日は人気はないものの、誰がついているのかゴンゴンと連打されて五月蝿く、自由につけるようにしてあるのも考え物です。

             

四天王寺と言えば金堂とか五重塔とかが有る中心伽藍を想像するし、このお寺に入ると言うことは中心伽藍を見物するということであったのです。でも中心伽藍は境内の南側に偏っているので、境内の北側(北側と思っていたら、境内の中央でしたが)にもこんなに大きなお堂があるとは知りませんでした。六時礼讃堂とは昼夜6回の諸礼讃をするところから名づけられたそうです。手前に有るのが石舞台、お堂も石舞台も重要文化財です。

             

塀の外から見る中心伽藍、五重塔が見えます。一度四天王寺を紹介したつもりだったのですが、いくら探しても記事が見つかりません。書くつもりで行ったのに結局書かなかったのかも知れません。

             

四天王寺は天台宗から独立した和宗という宗派の総本山だそうですが、何故か親鸞聖人の像まで有りました。

             

こちらが中心伽藍への西重門、昭和9年の室戸台風で五重塔が倒壊、15年に再建されましたが、20年の大阪大空襲で六時礼讃堂などを残して灰燼に帰してしまいました。現在の伽藍は昭和38年に再建されたものです。

                

伽藍の前に有る燈籠は平成7年1月17日建立になっています。阪神大審査から丁度1年目に建てたものですね。一路天王寺に向かって帰ります。再建なった阿倍野歩道橋、aという字の形になっているそうです。この歩道橋が無かった時、この交差点を渡るのはわざわざ地下道を通らねばなりませんでした。久し振りに渡ってみましたが、aの字は感じられません。

             

ハルカスが隣接しています。未だ最上階までは登れません。でも今年の成人式では歩いて最上階まで登らせてもらっていましたが、300mの山なら大したことはありませんが、300mも階段を登るとなると足腰が立たんようになるだろうと思います。