ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

大失態やぁ~!

2012-04-18 05:00:00 | 

毎年、彦根で開催している名古屋の中村ビルに配属された仲間で作る『中村会』の送別会、今回は私一人が主賓という私にとっては真に贅沢な催しとなり、楽しみにしていたのでした。特に今までは一昨年の五百羅漢寺大師寺、昨年の大洞弁財天、同じく井伊神社龍潭寺などの近隣の見物も済ませ、今回は仕事もしていないので早目に行って彦根から電車を乗り替えて、多賀大社や高宮宿などを見てこようと意気込んでいたのでした。

開催は4月14日の土曜日、いつも通り4時ごろからと手帳に記していました。ところがこの日は第2土曜なので昼からソフトボールの練習があるのは分かっており、何故この日に決めたんやろ?ととても訝しがっていて、21日やったかななどと手帳を確認するのですが、間違いなく14日の欄に『中村会』と記されています。3月中に行っていた職場でもメールが来てなかったっけと(去年まではメールで届いていた)探しますが、来ていません。「まぁ、(練習は)誰かに代役を頼んどこ」などと思いながら、前日も朝暗いうちから起き出して本を読んでいたので、昼過ぎから眠たくなって横になっていたら、4時前になって突然ケータイに電話がかかりました。金曜日だったのでまた前の職場の悪友が飲みに行こというお誘いなのかと思って、出てみるとそうではありません。

50歳になるまで4年間働いた職場で短期間一緒だったT口氏、私が2年半名古屋にいた後に2004年の4月から中村ビルに赴任した人です。この人とは既知ですが、私が中村ビルを後にした後で名古屋に赴任された人、直接私が知らない人もたくさんいるのです。それでもわざわざお祝いにやってきてくれるのですから、縁と言うのは有難いものですね。ただ単にみんなと飲みたいだけなのかも知れませんが、私も『中村会』の最後の退職者が送別会を済まされるまで、出来る限り出席したいと思っています。ただ単に皆さんと飲みたいだけと言うのは私のことなのです。

電話口で「オイ、もうそろそろ来いや!、何処に居てんねん?」と言うのです。最初は何のことか解らず「家やで、何なん?」と聞き返す始末、向こうは「お前の送別会やろ」と言われ、「明日やろ?」と応えました。その頃になってようやく土曜日の練習とかち合ってなかったのは正解だったのかと解りだし、電話の向こうでのブーイングも聞きながら、「今からでもエエから来い」と言われて、遅まきながら出発することになったのです。

                       

2月ごろに幹事からいつが良いのかと打診されたことがあったのですが、その頃は大阪にいてる間やったらいつでも良いという返事をしておったのですが、実は去年からこの日にすると決まっていたらしい。去年幹事だった私は会の進行や決済のことには注意していましたが、来年のことまでは(自分のことなのに、きっと酔いも回って)覚えていませんでした。

「新幹線で米原まで行って、(東海道線で)一駅戻って来い」と言われましたが、去年のように安い切符を買ってあったので、それをパァにするわけにもいかず、東海道線の新快速に乗りました。大阪駅で来た新快速が野洲行で、そこから各停に乗り換えなければなりません。今までは近江塩津行に乗っていたので(乗り換えがありません)こんなに時間がかかるとは思っていなかったのですが、2時間近く電車に乗っていました。結局、彦根勤労福祉会館に到着したのが6時半前、もう既に皆さん酔いも回っていたのか、私の到着にブーイングも起こらず、「よぉ来たな」と労ってくれます。私はもう開催日を勘違いしていたことを平謝り、お蔭で行こうと思ってた多賀大社や高宮宿にも行けなんだと独りごちていました。結局1時間延長してもらうことになり、少しは飲食でき、励ましのお言葉も頂戴し、久し振りに会って、昔の私のことを言われてみると懐かしさが甦ってきます。

                       

例年、退職者が賜るお酒、ワインを所望される方もおられるそうですが、私は焼酎でも良かったのですが日本酒を希望、まさか一升瓶になるとは思わなかったので、持ち帰りはたいそうです。もちろん、持って来てくれた人も迷惑だったことでしょう。

選んできて頂いた方に文句をいう訳ではありませんが、この案内文を読んでいて文脈がおかしいのが気になります。出だしは良いとして4行目の“このお酒は、歴史ある京都にちなんで名付けた『古都千年』の純米吟醸です。”~の純米吟醸ですは、上のフレーズ(~の)に対応していません。書くなら“~歴史ある京都にちなんで『古都千年』と名付けた純米吟醸です”でなければおかしいと思うのです。6行目にも“酒造りにはなくてはならぬ銘水『白菊水』が有名で・・・”と書いてしまうと、お酒を造るには米や麹と同様に『白菊水』が必須になってしまいます。因みにワインを造る際には水は用いないということを最近学びました。

なにはともあれ、来年は『中村会』に退職者がいないということもあってか、寄ってみたいところがいっぱいある名古屋での開催が決定、日付こそ決まっていませんが、絶対に遅れないように参加しなければなりません。

結局、彦根に行ったら1週間分のネタが出来ると目論んでいたのに外れてしまい、重ねて大失態を演じてしまったのでした。

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