ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

九龍島

2012-04-05 05:00:00 | 田舎

2月の串本滞在は雨や曇り空が多く、今回と同じ1週間しか滞在できなかったので、2月の串本での記事は多くありません。3月はというと火曜から土曜まで実質3日間の滞在だったのに、天気が良く(帰った土曜日は雨でしたが)、あちらこちらと歩き回ったので4月になった今も串本の記事を書いています。でもそれも今日まで、撮り溜めていた写真は全て使い果たしました。

『潮騒の森』からの帰りですが、森より奥の方からしきりに車がやって来るので、私も車で走ってみました。潮岬の街中の道特有の細い道もありましたが、見たことのある風景に出合い、左右を確かめたら羊羹の紅葉屋本舗の前を通ったのでした。

             

これは14日に大島へ行った後、天気も良くて早春のうららかな海を観ていると、海の中にポツンと浮かぶ九龍島を撮りたくなったのでした。午後の2時過ぎに神野川にある地元の幼稚園が利用するプールの横の広場に車を停めて、撮影場所を探しながら移動です。少し残念なのは午前中と違って風が強くなり始めていました。

ここは神野川の橋の下を潜って浜へ出てのスポットから、干潮時だったので手前の岩を伝ってかなり前へ行けます。この辺りではタイ島がこちらを向いていて鯛の姿には見えません。なのでここは九龍島を撮るための絶景スポットではありません。しかしここから西へはテトラが入っていて、直接浜へ降りることは出来なくなってしまっていました。

昔はこれから行く目津や大浦まで浜で、至る所で遊べた記憶があります。

             

ここは目津のバス停辺りから撮ったもの、待避所みたいに少し凹んでいるので、車は怖くはありません。動鳴気漁港で工事をしているので、一旦車が来なくなると暫らく車が走ってくることはありません。

             

神野川から目津まで300mぐらいですが、タイ島の見え方が随分違います。干潮時なのでタイ島の前の磯が露出しています。

             

九龍島との間に岩礁が見え、歩いて渡れるように見えますが、きっと無理だと思います。

             

ここは民宿たい島の前辺り、ここでも下へは降りられませんから、景色を見るだけでは海辺の民宿も魅力が半減です。

             

降りることが出来れば地磯があるので、釣りは出来なくても磯遊び位は出来るだろうと思います。この辺りはだんだん浜が狭くなってきていて、姫の前の浜も随分狭くなりました。海水浴をする子供もここ数年は見られません。キス釣りもし難くなってきています。

伊串の波止場の裏を通ってゴロタ石の浜を東へ歩くと大浦の前辺りまでは浜辺を歩けると思います。

             

神野川から目津辺りは国道沿いに波除のフェンスが張ってあるので、海が見えるところが少ししかありません。せっかくの景色が見えないのは残念です。でもこここそが台風が来る度にTVで放映される串本のポイントの一つなのです。

車に戻り、古座大橋を渡って、旧古座川病院の駐車場に車を入れて、九龍島の東側を撮りに行きました。今年になって九龍島がカワウの糞で真っ白になっているという記事を目にしたのでフン害はどうなっているのか、今年になってかなり雨が降ったので、洗い流されているのではないかと思ったからでした。でも逆光、島は真っ黒で何も見えません。

             

干潮のために現れた岩礁の先端上で休むカモメを撮ったら、少しはコントラストがマシになって、九龍島の様子が分かります。どうやら少しは糞は流されているようです。

             

もうそろそろカモメたちは北の方へと帰る準備を整えていることと思います。

             

飛び立つ前に古座大橋と共に記念撮影をしてあげました。左から3羽目の鳥の毛色が少し薄くて、カモメではないみたいです。

             

ここではまだ台風で運ばれてきた枯れ木が少し残っているようです。奥に見えているのが動鳴気の波止、手前の白い突堤が今工事を行っている場所です。

                   gooリサーチモニターに登録!