ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

土佐稲荷神社

2012-04-16 05:00:00 | 大阪にて

定年になって2週間が経過しました。未だに次の仕事は見つかっていません。毎日ダラダラと過ごしていると、だんだん今日が何曜日なのかが分からなくなってきて、仕事があった頃はいつも水曜日になると後二日、木曜日になると後一日で休みやなどと、とにかく出社さえすればその日は何とかなる、そんなことを糧に頑張ってきたのを思いだし、哄笑してしまいます。その割には今日は何日ということは分かっていて、ハローワークに行く日を忘れてはならない意識だけはしっかり持っているようです。

先週の月曜日、例年より遅いサクラの季節がやってくるのを待ち侘びたように、大阪でもあちらこちらで満開になりだしました。土曜日の午後はソフトボールの練習で小学校の校庭のサクラを観ながら、未だ7~8分咲きやなぁと思っていましたが、日曜日の陽気で何処のサクラも満開になり、きっと花見を楽しむ人出で賑わったことでしょう。私は日曜日も中学校でソフトボールの練習があり、花見には行っていません。

             

だいたいソフトボールの連中と花見をすると、決まったように血を見るので最近は花見をしなくなりました。血を見ると言っても喧嘩をするわけではありません。誰かが何処かでこけたり、滑ったりして顔から血を流してしまうのです。

いやいや、先週の月曜日の話をしようと思っていたのでした。久し振りに昼食を外で済まそうと自転車で難波へ出たついでに、前から行こうと思っていた土佐稲荷神社へと足を延ばしたのでした。働いていたころのように会社から指示されて知らない土地へ行ったついでに何かを感じるところを見つけて写真を撮るなどということが無くなった今は、目的を決めて地図を見てから、出かけて行かなければならなくなりました。

難波から北へ心斎橋まで走り、そこから西へ西大橋まで走ります。中央図書館を目印にその近くだと覚えていて、一つ北の筋を西へと向かうと遠くからでも神社があるのが分かりました。

             

思っていたよりも大きな神社で驚いています。土曜・日曜と花見で賑わっていたのでしょう。ずらっとテキヤさんが屋台を並べています。土曜日の夕方にはコンサートもあったようでした。

             

神社の南側と西側は公園になっているようですが、何処が境界か分かりません。ここは一番南の鳥居の前です。普通鳥居が境界の役目を果たしてるものなのですが、ここでは鳥居の前に狛犬が鎮座しているのです。石畳の参道も続いているので、私の立っているこの辺りは未だ境内なのでしょうが、テキヤが店を出しています。

             

サクラが満開なので拝殿の姿は見えませんが、冬ならここからでも拝殿が拝めたはずです。標柱には“今古想遺音”“春秋厳大祀”と彫られています。月曜なのに人があとを絶ちません。

             

こちらは拝殿左にある社務所、社務所にしては大きい建物です。ここで堺事件について聞きたいことがあったのですが、巫女さんみたいな女の人がアルバイトみたいだったので、きっと知らないだろうと思って聞くことは止めておきました。

             

拝殿右上に飾られていた大きな絵馬、マンガチックで凄くオリジナルな龍ですね。前足でしっかりと珠を握っています。ドラゴンボールという奴でしょうか。

絵馬に願い事を託したり、神様に開運をお願いしてそれが叶うのなら、世の中に不幸な人など存在しないでしょうに、神様に願い事をする人って、自分だけが良かったらいいとでも思ってるのでしょうか?弱肉強食の新自由主義、一握りの富裕な層からワーキングプアと呼ばれる貧困層まで、これ皆政治が主導してきたのです。富裕層から税金を取ろうとしないで、貧困層からも税金が徴収できない、だから消費税率を上げるのだと言われても、私は納得しないので、悪しからずです。

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