ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

重大汚染

2011-02-24 05:00:00 | 大阪にて
この道で商いする佐川急便を告発して以来、ずっと音無しの構えを見せているこの道路、この冬はたまに陽だまり側に何処かのトラックが停まって、暖かいところで休憩しています。エンジンをかけているのでエアコンもかかっているでしょうに、陽だまりを独占しようとするのです。

私達は歩いていますから、なるべく冬は陽の当る暖かいところ、夏は少しでも涼しい日陰を歩きたいのです。そんなことは露とも考えていないのでしょう、休憩する車はエアコンをかけたまま、決まって冬は陽の当るところ、夏は日陰を遠慮なく独占します。ecoを考えてエンジンがストップしているならまだ許せるのですがね。

             

この工場はミカドという厨房器具の有名メーカーです。昨年の夏ごろから操業を止めていました。どういういきさつかは知る由もありません。

            

どうでもいいのですが、わざわざ玄関側に回ってみました。やはり玄関も閉められていて誰も居る気配がありません。広い敷地ですが有るのは工場だけで倉庫は無かったのです。

                  

そうそう、今は台所周りをシステムキッチンと呼ぶのですね。

             

この工場跡を取り囲む壁に住民にとっては見逃せないビラが貼られています。敷地内に重大汚染有と告発しているのです。従業員一同とありますから正社員だけではなくパートなども含まれているのでしょう。

内部事情は全く知りませんが、突然解雇された腹いせに、会社を困らせてやろうとの思惑があっただけかも知れません。しかし、本当に汚染物質がこの工場内にあるのなら、ことはいつもこの工場の横を歩いている私達にとっても重大です。

             


こういう告発は本来労働組合として、外部に漏れる前に何とか会社内で処理をして問題を解決すべきことだろうと思います。それが出来なかったのは労働組合が本来果たす役割を放棄していたから、つまり会社の思うままに操られていたためだろうと思っても間違いではありますまい。

その結果どうにもこうにも出来なくなって工場を閉鎖、従業員を解雇、そしてこの告発という筋道が見えてきて、どうやら汚染物質は本当にあるのだろうという結論にも達するのですが、その物質というものがどういうものなのか、本当に人間に被害を及ぼすものなのか、そういうことが知りたいわけです。

             

そういう細かい説明もなく、このような一方的で短絡的・単発的なやり方は、やはり私達の理解が及びようも無く、単なる腹いせじゃ無いのかというような見方が出てくるのは仕方ありません。

本当に汚染物質があるなら、もう少し粘り強く闘わねば、却って無責任さを露呈していることになってしまいます。

この工場に隣接するように「通学時間帯は駐停車禁止」だの「敷地内通行禁止」だのと他人にうるさい大きなマンションの管理組合があるのですが、この事の真偽は住民の安全にも係る問題であり、どう取り組んだのか聞いてみたいものです。

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