一昨日の門松の詳細。入場するときは全く気にも留めなかったのですが、帰り際になってしげしげと私の家には無い『門松』というものを見ていたのです。
今日は未だ15日なので松の内ということで・・・
これは一昨日と同じ写真ですが、この写真を見ても、最初の写真を見ても、国旗を飾ってあるのが普通の家と違うなぁと思うぐらいです。
梅なのか木瓜(ボケ)なのかよく判らない花があるのに気が付きますか?
よく見ると造花です。何かの小枝にくくり付けてあるのです。
この旧家の説明には『阪神・淡路大震災以後、姿を消しつつある阪神間の和風住宅のなかで、創建時の屋敷構えをほぼ完全に残す貴重な建物として、平成13年9月に国の登録有形文化財に指定されました』とありますが、昭和初期の庶民の家がこのような立派なものであったであろうはずもなく、文化財に指定した当時の国家がどういう基準で政を行っていたのかということを図らずも証明している形になっています。
向かって右の門松には白い花。紅白の梅を表しているのでしょうか?
見た目にこだわり過ぎて、風情・風雅というものを感じさせない旧家です。