ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

舞子台というところ

2010-01-20 05:00:00 | 神戸にて
JR・舞子駅や山陽電鉄・舞子公園駅から舞子台1丁目へ入って行く道は、神戸淡路連絡道路の側道となる道路から2箇所あります。これは自分が住んでいる大阪市内から比べると、実に少ない数です。入口が少ないということは出口が少ないということであり、一種の閉鎖性を感じます。

                  

何を撮ってるかというと、この街の西側から北側一帯にこのような階段の上に家があるという状況が10箇所もあるのです。階段の数は数えていませんが、一番下の家の玄関も階段の途中にあるという、1軒1軒訪問しなければならない私どもの仕事にとっては、至難の難所なのです。

             

上から見ると階段も結構急でしょう。おそらくこの家を買われた頃は若かったのでしょうが、それから数十年、住んでられる方は殆んどがお年寄りでした。昇り降りの大変さを実感した私です。

                  

何を同じような写真ばかりをとお思いでしょうが、この街の難点は階段と階段が上では繋がっていないということなのです。上に道があって階段同士が繋がっておれば、階段が10箇所あっても昇り降りは5回で済むのです。

繋がっていないお蔭で私は階段を10往復しましたが、このような街の造り方はお隣と疎遠になりがちになるということを理解した上で造られたのでしょうか?

同じ階段上の家はいいとしても、他の階段の家へは必ず降りて登って、帰るのにまた降りて登らねばなりません。

             

この階段がある家を結ぶ道から更に下の景色を写したのがこの写真ですが、ガードレールまで設置してあって、下の家へ行くには大きく迂回せねばなりません。この街の造りは私には理解し難いものがあります。

この先の突き当たりはなだらかな崖になっていますが、そこからは歌敷山という街になります。

                  

駅からこの街への道はもう一つあります。旧木下家住宅へと続く道の際に書いた山陽電鉄下のトンネルです。非常に小さいトンネルで、背が高い人なら必ず屈んでしまうのではないかと思います。

             

ここは舞子台1丁目と歌敷山との境の道を南へと降りてきたところ、この先に見えている舞子台の南端の家へとは繋がっていません。わざわざ柵がしてあり、その下は一段低くなっているし、この駐車場の先は川です。

この街の難点は行き止まりがやたらと多いこと、こういう造りは考え方によっては防犯に役立つのかも知れませんが、コミュニケーションを取るには不向きです。

             

歌敷山方面への道、これもこの1丁目からは1本しかありませんでした。ここを登って真っ直ぐ行けばJR垂水駅方面へ行ける筈です。

                  

山陽電鉄の電車が通ったので、急いでカメラに収めました。

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