住吉南町には菊正宗の精米工場があり、昼間から酒粕のような何とも言い得ない匂いが漂っています。
更に東へ歩くと、住吉川の手前に菊正宗酒造記念館がありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/9f/1fdff2997a2811fde4117e7b2489e061.jpg)
ここは既に魚崎郷、灘五郷というのは、西から『西郷』『御影郷』そしてここ『魚崎郷』更に『西宮郷』『今津郷』と続きますが、何故か神戸・東灘区と西宮市の間の芦屋市には酒造会社がありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ea/d34c2f9aa992c974065b492f416fa66a.jpg)
この菊正宗記念館は白鶴資料館と比べると、少し規模が小さいように思われます。記念館ですから、資料館のように膨大な資料を残さなくても良いという発想から造られたのかも知れません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/ac/92d39794846f89d2f944fcbdf48a5ff4.jpg)
それでも大きな樽やこの梃子の原理を使って酒を搾り取る工具は置いてありました。ここでは白鶴とは違った『槽場』という名前がついてありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/da/25ea685b418c45e727bedbf06dfe7d8e.jpg)
大正時代から昭和初期を思わせるような酒場ですが、私が生きていたはずもないのに、懐かしさを感じさせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/8a/bbd1581c63faab6daa0a80bcdf241f7c.jpg)
白鶴記念館には短歌の額が飾られていましたが、ここでは長歌の額が飾られており、灘の文字も見受けられます。
ここで利き酒を賞味させていただきましたが、その美味いことといったら尋常ではありません。非売品だと聞きましたが、それではあまり試飲の意味がありません。美味しい酒は買って帰って家でゆっくり飲みたいものです。沢山飲むつもりはありませんが、もう一杯と粘っていると「梅酒をどうぞ」とあしらわれてしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/a4/c9cf7367ae8b07f6b0133bb7f72c5236.jpg)
外には沢の鶴資料館で見たような羽根釣瓶式の井戸がありましたが、元来ここにあったものではなさそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/05/c3c6454d64f200ee70e764a6656d4a57.jpg)
何故ならこの井戸を注意深く見てみると、底は地面と同じくらいであり、光って水のように見えるのは雨が溜まったものと思われるからです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/7f/fb9c214601ffa9cbf26a4ad8b0f92461.jpg)
こちらは保存されている水車小屋、住吉川から水を引き込んで、精米に使用していたのでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/98/2d02e31e5f0c22aba48871706e1a3e1b.jpg)
ここは酒造工場ですが、精米工場より独特の匂いはありません。
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更に東へ歩くと、住吉川の手前に菊正宗酒造記念館がありました。
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ここは既に魚崎郷、灘五郷というのは、西から『西郷』『御影郷』そしてここ『魚崎郷』更に『西宮郷』『今津郷』と続きますが、何故か神戸・東灘区と西宮市の間の芦屋市には酒造会社がありません。
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この菊正宗記念館は白鶴資料館と比べると、少し規模が小さいように思われます。記念館ですから、資料館のように膨大な資料を残さなくても良いという発想から造られたのかも知れません。
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それでも大きな樽やこの梃子の原理を使って酒を搾り取る工具は置いてありました。ここでは白鶴とは違った『槽場』という名前がついてありました。
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大正時代から昭和初期を思わせるような酒場ですが、私が生きていたはずもないのに、懐かしさを感じさせます。
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白鶴記念館には短歌の額が飾られていましたが、ここでは長歌の額が飾られており、灘の文字も見受けられます。
ここで利き酒を賞味させていただきましたが、その美味いことといったら尋常ではありません。非売品だと聞きましたが、それではあまり試飲の意味がありません。美味しい酒は買って帰って家でゆっくり飲みたいものです。沢山飲むつもりはありませんが、もう一杯と粘っていると「梅酒をどうぞ」とあしらわれてしまいました。
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外には沢の鶴資料館で見たような羽根釣瓶式の井戸がありましたが、元来ここにあったものではなさそうです。
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何故ならこの井戸を注意深く見てみると、底は地面と同じくらいであり、光って水のように見えるのは雨が溜まったものと思われるからです。
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こちらは保存されている水車小屋、住吉川から水を引き込んで、精米に使用していたのでしょうか?
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ここは酒造工場ですが、精米工場より独特の匂いはありません。
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