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こうのとりが飛翔

2018-11-17 04:09:01 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 11月11日、早朝、こうのとり7号のカプセル回収に大成功とJAXAが発表しました。この成功は特に凄い、日本の基礎技術は凄いと改めて思いました。

 はやぶさ、あかつき、IKAROS、はやぶさ2号の要素技術に続き、今回は管理や制御技術の高さを示しました。今まで成功した高い技術力の応用をボケ老人の私は分からないと、最近、IKAROSの記事に掲載しました。

 こうのとりは宇宙ステーションへの貨物輸送の宇宙船です。宇宙大国の米国やロシアと連携し、互換器具を造り、共同実験するシステム技術力を示しました。こうのとりと回収カプセルは色々な応用にすぐ使えます。

 ISO国際標準がありますが、大国は何かと我が儘です。基本は自国の標準です。国際基準のメートル法に直すと半端な数字になり、小数点が付き、桁数が増えます。国際宇宙ステーションはアメリカとロシアの大型の宇宙船をつなげ、大きくなりました。結合が大変です。

 引退したスペースシャトルは有人宇宙船、大型ロケットを使いました。NASAは開発を中止し、新しいロケットを開発中です。民間企業としていますが開発に手間取り、今は貨物輸送も有人宇宙船もロシアに頼んでいます。ロシアも有人衛星の打ち上げに最近失敗し、打ち上げを中止し、問題を調査中です。

 国際宇宙ステーションへの貨物輸送は過去のこうのとりで成功しました。今回初めてカプセルの回収にも成功しました。改善は日本の十八番です。今後、改良が進み、安価になります。

 国際宇宙ステーションは古い技術です。維持にお金が掛かり過ぎ、後2年で終了ですが、物資輸送の良い手段がありません。アメリカもロシアも安価な方式を開発中ですが、遅れています。日本のロケットは小型で信頼性が高く、安価です。

 今回、ロケット打ち上げは4回延期しました。延期は大変です。貴重な経験でした。回収したカプセルのデータは非常に貴重です。温度変化、加速度変化、実験成果の輸送中の変化、などなど色々なデータがえられました。フライトディレクターはわくわくする、楽しんで調べると言いました。

 今後8号、9号のこうのとりが予定され、経費がかかりますが、今がチャンス。薬や半導体の結晶生成や画像通信方式やAIや医療ロボットなど、国家予算の研究はこうのとりありきで有機的に連携し、新しい研究開発をして欲しいと思います。宇宙空間は結晶生成に最適です。

 一国主義の嫌な時代、経済協力で国は存続できません。こうのとり開発を有機的に推進し、独自技術を開発すれば、他国から国際協力をお願いされます。研究開発が有機的になれば、競争ではなく共創で、日本の地位を向上できます。

 今日はここまでにします。

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