テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



5月22日、テルミン大学のキャンパスに潜入し、その授業を秘密裏に傍聴することに成功した。

ナゾにつつまれたそのキャンパスへの案内は、同大学第一期からの学生である「エージェントと○わ」に隠密に手配させた。彼は私が大学に差し向けたスパイであるが、そのことには誰も気付いていまい。
しかし、このエージエントったら授業中いつもこっくりこっくりしているようで、ほとんど何の情報もとれていないことにいらだった私は、ついに彼に手引きをさせて潜入を試みたのであった。ついでにいうと、教室以外のキャンパス内の秘密情報を探ってくるようにしつこく言っているのだが、彼はなぜか、隠れてもすぐ見つかっちゃうし、狭い場所には入れないのだ。(笑って許してね。)

さて、まずテルミン大学の秘密の入り口に到着するとカギ(テレビでしか見ないようなデカイ南京錠)がかけられている。
私「なんだ、なんだ!入れるように手はずを整えていたんじゃないのか!?」
と、怒りながらもカーゲーベー時代の技を使い、潜入に成功する私(モスクワの露店のお土産屋で見つけたカーゲーベーのスパイの身分証明書持ってるもんね)。

トントンと階段を上っていくとそこは異次元世界だー。というか入り口から既に異次元世界だ。
靴を抜いで、教室に入るとそこはタタミ。
テルミン練習者は極度の緊張と息苦しさで1曲終るとひっくり返りたくなるのが常であるが、通常のレッスンではそんなことはできない。しかし、ここテルミン大学では、ひっくり返りたくなったら、いつでもタタミに寝転がることができるのだ。今日も数人が1曲弾いては畳にひっくり返ることを繰り返していた(ウソです)。

さらに報告しよう(いったい誰に報告してるの?)。テルミン大学のこの第208教室の電燈は白熱灯なのだっ!。なのだっ!って、なんでそんなに力が入っているかというと、蛍光灯に近いとテルミンにノイズが乗ることもあり、そのような場合、白熱灯が有利だからだ。恐るべしテルミン大の設備。

この薄暗いなか、教授はなんとろうそくを灯して光量UPを試みていた。その感覚はだれもマネできまい。結果は・・・なんとなく、いいムードが出ていた・・・といっておこう。(冒頭の写真がそのろうそくだ。上の写真の右下にもその灯りが写っている。)

これは、教室にかかっているキモノ?!?



さてここまでふざけてるとまじめに戻れなくなってきたが(写真は本当にテルミン大学の様子だ)、大学の授業は本当にまじめに、そして楽しく進められている。教授の感性は生徒さんのクセを素早く見抜き、適切な修正を指示される。音楽的な表現力のご指導もあっぱれ。
「楽器は持ってないけどテルミンをやってみようかなー」、と思っている方、「始めたけれど自己流だとなんだか不安」という方、「さらに一段と演奏表現力を高めていきたい」という方など、どんな方でも基本的には個人レッスンなので、対応されるようだ。

体験講座もときどき企画されるらしい。私のようにエージェントに手引きさせて「潜入」しなくても、随時見学も受け入れておられる様子。次の期の募集開始もそろそろのようなので、興味ある方は大学のサイトをこまめにチェックされたい。



「ときわさん本当にごめんなさい。」あっ、言っちゃった。
「たどりつくのが難しいキャンパスに連れて行っていただきまして、ありがとうございました。とても上達されてるのにびっくりしました。指導とご本人の努力の相乗効果ですね。これからもお互いに精進していきましょう。」



・マトリョミン講座開講情報
・現在東急セミナーBEのトップページにも掲載中。
 いよいよ明日26日より申込み受付開始!

・6/4(土曜)の1日体験講座は電話で受付ている。受付終了は6/1。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
確かに (スタイロ)
2005-05-25 20:50:14
スパイだとは誰も気づきませんでした。

テルミン大学の入り口は、南京錠で守られていたんですね!

教室以外のキャンパス内の秘密情報は私も知りたいです。
 
 
 
002 (こちろう)
2005-05-25 22:02:06
スパイ001はあまり役に立たないので、

スタイロさんをスパイ002に任命し、

いずれ秘密任務を託します。
 
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