ビブラート動作のピッチ軌道に対する方向には諸派あるが、私は、前後方向。動作に手首は使わずに、ひじを起点とする。
私のビブラート動作は最初、前後移動というイメージにとらわれすぎて、ぎくしゃくした、力の入ったものになっていた。また、「前後」を意識しすぎるあまり、手首動かすことにもなっていた。
今の意識はひじを起点にした前腕の上下移動という感覚である。これが、結果的にピッチ軌道上の前後にとても近い動きとなっている。
前後=上下ということを頭と体に納得させるまで、やや違和感があったが、これも、あまり厳密に考えすぎるのはよくないようだ。
しかし、師匠や教則本の教えも、ときに自らの解りやすいように解釈しなおすことも必要ということであろうか。専門的な教科書などにも、その注釈書、解説書などが出ていたりすることがあるが、『注解「テルミンを弾く」』なんか作ったら、何人の人が買うだろうか?。
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