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テルミンとJAZZ
テルミンやマトリョミンの話。私、こちろうこと相田康一郎のプロフィールは左メニューバーのCATEGORYを。
 



昨日行なわれた、あるパーティー会場でテルミンが演奏された。そこでは小人数のマトリョミン・アンサンブルも披露された。
パーティー参加者のほとんどが初めてテルミンを見聞きする方々ばかりで、テルミン演奏のときはすごく真剣な表情で見つめておられた。一方、後半にマトリョミンのソロ、アンサンブルが演奏されるときは見ている方々のほほが緩み、あたたかい目で見ておられたような気がした。
マトリョミンの小ささ、可愛さ、筐体のマトリョーシカの木の振動による暖かみのある音色が人の気持ちをなごませるのかもしれない。
終演後、会場のパーティー参加者が数人後片付け中のマトリョミンに寄ってこられたが、ギターを弾いておられるというある方が器用にもいきなりヴォカリーズのメロディーをしっかり演奏されたのには驚いた。

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マトリョミンを購入したのは、ロシア演奏旅行のお誘いを受け、その気になってからだった。
それまで、何度かいじる機会があったのだが、いったん設定したチューニングはよくズレるし、演奏をはじめてしまうと、音量変化がつけられないことに対するストレスを感じ、購入する決意が鈍かった。

(注:マトリョミンの特性として電源スイッチ回した直後から数分間はチューニングが安定しないのが常であり、そういう特性への理解なく、借り物楽器で電源スイッチon後にいきなり演奏を始めたことに問題があったようだ。電源スイッチ入れた直後のチューニング操作性、およびその後の安定性については、新型で大幅に改善されているそうである。2005.4追記)


いざ、マトリョミンを自分のものにしてみると、友達会に持っていって、簡単に自慢できたりして、結構楽しい。
おそらく、ギターを持っているヒトがウクレレを楽しんでいるようなものだろう。ウクレレもギターよりチューニングが微妙だし。
また、マトリョミンの楽しさの一つは合奏にあることが、今回の演奏旅行でよくわかった。テルミンでの合奏は電波干渉の問題があり、広いステージであっても多くの台数を並べるのは大変困難である。ところが、マトリョミンは10人20人でも一つのステージで合奏できる。この小さなか細い音しか出さないマトリョが10台以上集まると、それなりの迫力を出してくるから面白い。
偉いゾ、マトリョミンちゃん。

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2005.5.18追記

・マトリョミン講座開講情報


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