朝ドラのお父ちゃん

前回の「純と愛」は面白かったのですが、朝から観るのはちょっと重たいな～とあまり積極的に観ていませんでした。

今回始まった「あまちゃん」はヒロインがとても初々しい感じでこれぞ朝ドラの王道だわと思って観ていました。

今週ヒロインのお父さんが連れ戻しにやってきたところをみてあ～～今回のお父ちゃんもあまり愛すべきお父ちゃんではなかったかと。

「純と愛」にいまいちだったのは純の父親があまり魅力的な人ではなかったからではないかと思います。

悪い人ではないのだけれど家族のこともちゃんと考えているんだけどおたがいすれちがってる、自分の思いをうまく伝えられない。

「梅ちゃん先生」のお父さんは厳しいけれど患者のことを考えてるいいお医者様であり、家族思いの昭和のお父さんであったし、「カーネーション」のお父ちゃんはちょっとせこいところもあるけれどにくめない誰からも愛されてる人柄の人で親子のやり取りが面白くて観ていました。

今回の「あまちゃん」のお父さんも親子関係が上手くいっていない感じがします。

なぜ母親の故郷に帰ってきたのかもそこのところに問題ありそうです。

今日も来ていきなり「帰る」でしたからね。

朝ドラも昭和の時代を描くと不器用寡黙だけど家族思いの頼れる父親がでてくるのに、現代のドラマになるとなぜか父親の存在感が薄いですね～。

友達みたいな父親か、それとも意思疎通がうまくいってない関係か。

今の時代に寡黙で厳格なお父さんっていうのがリアリティがないのかもしれません。

母親役の小泉今日子さんをみるといい感じに年齢を重ねてるな～と思ってしまいます。

朝ドラの王道を守りつつ、ちょっとワクワクさせる「あまちゃん」これからも楽しみにしています。