金魚cafe

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脳男2指し手の顔上下巻

2013-03-17 22:59:19 | 読んだ本
首藤瓜於著 講談社


なぜ脳男から読まなかったのかといいますと図書館で脳男は貸し出し中で脳男2しかなかったのです。

今映画館で脳男が上映されていますね。

映画化されたり、TVでドラマ化されますと図書館で予約が殺到しましてなかなか借りれません。

私は図書館で東野圭吾さんのガリレオも予約しているのですが、いつ借りられるのかというぐらいの順番待ちです。

1を読まずして2を読んでも大丈夫なのかと思いましたらそれは大丈夫でした。

登場人物の精神科医の鷲谷真梨子と刑事の茶屋が仲がいいわけでもないのですがお互いの能力を評価して信頼しているという関係がさばさばと描かれている所が良かったかなと。

脳男1がどんな事件だったかわからないので??という場面はありましたが、1の事件のその後に架空の都市愛宕市で犯罪歴のあって精神科に通院していて現在は回復して普通に生活するようになっていた人たちがまた犯罪を起こしてしまう。

それにはある策略が。

脳男では主役であっただろうと思われる(読んでないので)鈴木一郎はあまり出てこないので精神科医の鷲谷真梨子は主役のような感じがします。

彼女が保管していた鈴木一郎のデータが盗まれたところからなにがが起こるなという予感をさせて次々とおこる殺人事件。

証拠は鈴木一郎を示しています。


警察にどんなことをしても鈴木一郎を逮捕させようとする真犯人の意図は?

最初がすごくハラハラさせられて、殺人のシーンの描写がグロテスクだったので海外の小説でもこういうのあったのでそんな感じかなと思ったのですが、ラストの意外な犯人が出てくるところがちょっと説明不足かなと。

鈴木一郎と名乗っているのは愛知県の架空の都市だから鈴木一郎なのか?

このへんが1を読んでいないのでわからないのですが。

正義の味方ではないけれどダークなヒーローっぽい鈴木一郎のことが知りたくなったので、脳男1を読んでまた感想を書こうと思います。