昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

ラサ06(セラ寺)

2007-09-07 | 海外旅行
昼食後、チベット仏教の三つの流れの一つであるゲルク派の大僧院に行く。名を「色拉(セラ)寺」と言い、ラサ市内にある。

 歴史学者で探検家で、「西蔵旅行記」を著した河口慧海(エカイ・1860~1945)はここに滞在してチベット仏教を学んだそうです。

 山を背後にしたセラ寺は僧になる修行の寺である。禅宗の寺のような感じであるが、ここに学ぶ若い僧が住まいしている。

山に転がる岩にはここでは見えないが仏像の絵があり、さらに険しい斜面にも建物が見えている。


大殿には垂れ幕が張り巡らされ、屋根には金ぴかの法輪が見える。


軒下に小さく「色拉(セラ)寺大殿」の札が出ていた。


この建物の軒下に、仏を護るために、おなじみの四天王の壁画がある。日本でもふん忿怒の表情であるが、ここも然り。元の壁画が大きいので、顔だけを集めました。
持国天(東)・増長天(南)・広目天(西)・多聞天(北)
 どれがどれだか失念しました。


本道の横の庭に広場がある。修行僧がお互いの切磋琢磨の議論をする場所がある。この門を入ると公開されている議論を拝見することができる。





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6 コメント

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おはよう(^o^)丿 (アガリ)
2007-09-08 05:40:49
ポタラ宮とはまた雰囲気が違いますね
それからチベット仏教にも宗派がいろいろあるんですか
知りませんでした
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セラ寺 (siawasekun)
2007-09-08 06:41:43
セラ寺ですか。

チベット仏教の三つの流れの一つであるゲルク派の大僧院ですか、・・・・・。

僧さんたちも、修行なんですね。

珍しいショット、旅気分で拝見させていただきました。
見て、楽しめました。
ありがとうございました。
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アガリさんへ (tetu)
2007-09-08 13:39:30
 詳しいことは判りませんが、添乗員の案内を見ますと、
・ニンマ派:8世紀、インドのパドマサンヴァが起こした最も古い宗派。

・サキャ派:10世紀、吐蕃王朝の末裔、クンチョクギェルポが起こした世襲制の宗派。

・カギュ派:仏典翻訳家マルパが開いた。転生(輪廻の意)活仏(活き仏の意)制度を導入した。

・ゲルグ派:1409年ツオンカパガガンデン寺を創建して始めた最も新しい宗派。ポタラ宮を建設。戒律が厳しい。
 ダライラマやそれに次ぐパンチェンラマが所属している。ダライと言うのはモンゴル語の「大海」の意でです。

と言うことです。

 活き仏と言うのは現人神ですね。ダライラマは観音様・パンチェンラマは阿弥陀様の化身です。
 
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siawasekunさんへ (tetu)
2007-09-08 13:45:40
三つの流れと書きましたが、四つの間違いでした。

 ゲルグ派はポタラ宮を建てることで、勢力が大きくなったのでしょうか。

 初めの日に拝観した西寧のタール寺も、このゲルグ派の寺院でした。
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セラ寺・・ (「はな」)
2007-09-10 20:58:26
こんばんは・・
若い修行僧さんが此方のお寺で厳しい修行をされるのですね・・
毎日この険しい山道を上がり降りし修行されるのかしら?大殿の垂れ幕や法輪少しの汚れも無くスッキリとした寺院に見えますが・・・
四天王の壁画も色々な表情が見られ凄いものですね。
今までの雰囲気からガラリと変わり益々目が離せません・・有難うございます・・
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「はな」さんへ (tetu)
2007-09-11 02:28:52
 禅宗もそうでしたが、日常の戒律が厳しいことでしょう。
 
 四天王ですが、全身の絵もあるのですが、複雑に描いてあって、さっぱりわからないので、顔だけにしました。

 わが国の四天王と違って、忿怒の顔が、優しいですね。慈愛が見えるような気もします。
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