昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

ウミネコ

2007-06-24 | 旅の風物
 天橋立3.6kmを歩いてみようと、出かけたものだった。往復する予定が、股覗きの絶景を楽しんでいるうちに、帰路は船にした。

山上の笠松公園が望まれるあたりで、ウミネコが船尾を追いかけて来る。


ミーミーと鳴いてどこまでも着いてくる。こんなのを見ると、古人ならずとも空を飛びたくなるだろうと思う。


ウミネコは羽毛が多いのだろうか、かなりずんぐりした体形である。下の嘴の先が赤い。


左:ウミネコが反転飛行に入った。右:鳶が翼を縮めて、急降下体制である。


デッキ甲板で、ポテトチップスを与えている子供連れがいた。空中のキャッチは上手いものだ。
 右上にいるのは鳶である。餌を足に挟んで空中で啄ばんでいる。


鳶は鷹の仲間である。精悍な姿をしている。しかし、気が弱いのである。猛禽類には珍しい。
 人里で暮らし、食料が多くありすぎて、生活の厳しさの体験が少ないからだろうか。野性味では今ひとつという感がある。


悠々と飛翔する。


宮津港沖に泊っていた大型船から、積荷を運ぶブッチャー船、2隻でピストン運転をしている。積荷を見ると何と土壌ではないか、レンガの素材土か陶器の土か。後ろからキャッチャーボートが運搬船を押している。
 背景は先ほど歩いた天橋立の松林である。さらに後の山にも展望台がある。