思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

少子化問題

2005年06月26日 | Weblog
昨日テレビで「少子化問題」を取り上げて討論していた。
何が問題なのか。
今後1950年までに驚くべき速さで日本人口が減少していくことが想定されると言う。
それが何故問題なのか。

かつて賑わっていた地方の小都市が老人社会と化してゴーストタウンの様相を呈していると言う。
だがこれは少子化問題とは少し違う。その地域から若者が大都市へ出て行ってしまっただけのことだ。
だが同じような事態が国全体として起こってくる可能性がある。

夫婦が子供2人を産めば人口は維持されるが、2人産む人は減っている。
昔は多く産んで病気で淘汰されたが、医療の進歩で病気は殆ど克服された。
我が家は2人生んだが、娘も息子も1人も産んでいない。結婚すらしていない。
だが何故問題なのか。
放置したら、日本経済が疲弊し、国が力を失い、日本人が絶滅して消えてしまうから問題なのか。

老人社会が到来するのは分かっているが、経済を支える働き手の若者が減少し、多くの者を背負って生きなければならない社会。
関連して多くの問題が噴出していた。
過去驚くべき経済成長を遂げてきた日本だが、新たな局面に突入しようとしている。

経済成長が止まる老人社会にどんな問題が潜んでいるのか。
誰もが不幸な思いをする社会が待っているとしたら、やはり大問題で日本人の叡智を結集して解決に向けて努力しなければならないように思う。

・一部の有閑老人と、やっと生きていく貧乏孤独老人
・働いても働いても老人を支える税金が重くのしかかる若者勤労者
・育児の費用を考えると子供を産めない夫婦
・低賃金の外国人労働者の増加が、更に若者のを職を奪う。
・未来が見えない絶望する若者の増加、働く意欲も失う。
・貧富の差の拡大、極端な富裕層と大部分の極貧層に分断。
・捨て鉢な社会には当然犯罪が増加する。女は1人で外出できない社会。
・大幅な増税、消費税は確実に税収をあげる最良の税、大幅に上がるだろう。
・NEET…親のすねかじり、働かない学ばない青年。やがて犯罪者予備軍に転化してゆく。
・地方都市から始まる町の疲弊ゴースト化。犯罪者とテロリストの巣窟と化す可能性がある。

悪く考えると、想像を絶する絶望的な近未来である。

男社会の終焉を早めるべきだ。
全ての議員数の50%を女性とするのはどうか。世の半数は女性なのだし女性の意見も通り易くなる。いち早く歴史の実験として。過去歴史的に女性は不当に扱われてきた。
自然を破壊し自然から多くのものを奪い取って成長してきた工業経済社会だが、自然回帰を目指す方向で一度女性に全ての権力を渡したらどうか。
女性はマルチ思考で全ての問題を解決してゆけるかもしれない。
世代間の経済不均衡のやりくり、適正な人口の維持、母系社会の実現、心の安らぎが得られる安寧世界。そういうのは女性の方が得意なような気がする。

いかがでしょうか。




日本舞踊の発表会

2005年06月26日 | Weblog
ダンスサークルの女性2人は日本舞踊もやってる。
今日はその発表会ということで、女房と2人で見に行ってきた。
9つの団体が参加するチャリティー公演と言うことで無料。68組がエントリーしていた。
近所にこんなにたくさんの日本舞踊の好きな人たちがいるとは思わなかった。
しかも私が知っている少なくとも2つの会は参加していない。
若いお姉さんからお年寄りまで幅広い年齢層だった。

日本舞踊はあんまり好きでないので滅多に見ることはない。
特に下手なのは見ていて気の毒になってしまう。今日も1人いた。ものすごいデブの姐さん、着物姿でもデブさ加減がはっきり分かる。途中から着物の裾を伸ばしたりの変化があるが自分で裾を踏んだりして、よろけていた。笑うわけにもいかないし。
まずデブを直してからやれ、と言いたいが、デブ解消のために踊っているのかも。

曲にあわせて5分前後の踊りだが、下手なのは曲に合わない、ぎこちない、要所の形が決まらない、などの欠点が露呈して、途中で「まだ踊るんかい」という気持ちになってしまう。
カラオケもそうだ。まだ歌うんかい、という気持ちを持たれたらお終いだ。
芸事は誰でも参加できるが、人に感動とか安らぎを与えるのは難しい。

お目当ての2人は格好よかった。
2人ともいわゆる男踊り、かなり経験がありそうで、もう少し見ていたいという気持ちを抱かせて終わった。飽きさせなかった点は良かった。
1人は小ぶりのおばさん、もう一人は太り気味のおばさん。2人とも形が決まっていた。
ダンスもなかなかの2人、通じるものがあるのかもしれない。

2人の踊りが終わったあと、2人に会って(心から)褒めちぎって帰ってきた。