思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

500円硬貨

2005年06月12日 | Weblog
女房は、コミュニティの日帰りバス旅行ということで、早朝に出かけた。
お昼は冷蔵庫のものを適当に食べてね、帰りは遅くなるから、といって夕食代に500円硬貨を1枚テーブルに置いて行った。
500円で飯が食えるかといったら、隣のコンビニでお弁当を売ってるよという。
どうもご親切に。

今の俺の生活を象徴する500円硬貨であった。
望みの夕飯は
・魚の塩焼き(大根おろしつき)
・多目のキムチの野菜
・玉子焼き(海苔が入っている)
・豆腐と葱のキザミが入った味噌汁。
・炊き立てのご飯
・冷たい野菜ジュース

今の我が家ではこんな小さな望みも夢となった。
女房は家事に割く時間をどんどん減らしていってる。必要悪と考えている。洗濯だけはマメだ。
自分で夕食を作ったら癖になって、夕飯の係りにされてしまう。
かいがいしく夕飯を作ってくれるアンドロイドなんて、無理だろうな。

昔々、「アンドロイドお雪」というタイトルのSF小説があった。お雪は美しいアンドロイド。
何でも言うことを聴いてくれる、いざとなれば100万馬力の能力も発揮する、美しい挿絵と一緒に重なって思い出す。

引きこもりのオッサン

2005年06月12日 | Weblog
俺ってひょっとしたら「引きこもりオッサン」かもしれない。
日常行動を共にする友人もいないし、人と話す機会も滅多に無い。
というか人との付き合いが余り好きでない。
人に親近感をもたれるタイプじゃないから、当然他人も親近感は持たないだろう。
人間嫌いの女好きかな。
結構サークル活動なんかに参加したりもしているが、ありきたりの挨拶を交わす程度だ。
無口なくせに、口を開けば人の嫌がることを平気で言う、と女房が言っている。嫌な性格だ。

今日は唯一の友の女房がカラオケに行こうかと誘ってくれた。
雨模様の中、女房が最近友達と言ったという新しいお店に行ってみた。車で15分程度。
3月に開店した店らしい。
店内にママさんがマイクを持って歌っている感じの絵が飾ってある。漫画チックでユニークでママの表情を巧みに捉えている。末の娘が描いてくれて気に入ったので飾ってあるとのことだったが、挿入された英語文字のスペルが違っていて惜しかった。

7,8曲歌ったが、俺の気分を悪くさせるオッサンが1人いた。女2人連れて我が物顔で仕切ってる奴だ。言葉を交わした訳ではないが、一見してムカつくタイプ。確か前にどっかの店で会っている。歌った割には気分が晴れなかった。
女房に言ったら「あなたがそう思ってるなら、相手もそう思ってるよ」といってた。ご尤も。

こういう性格は直らないだろうな。
テレビでやってた「般若心経」でも勉強してみようか。
色即是空、空の世界、捉われない心、無我の境地、無理だろうな。
悟りを開いたという意味の本を著した女性の老生物科学者は、30代で原因不明の病に取り付かれ病の進行により死を覚悟して、尊厳死を望む状態にまでなった頃に、この世の事象はすべて粒子に還元されることを理解し悟りの境地にたどり着いたとか、理解できないことを言ってた。
凡人は悟れない。
良心の呵責とか、自己嫌悪とか、気分もハイとローに間断ないブランコしながら生きていくしかないのかもね。

だけど、身構えないで心を開いて語り合える気楽な友達は欲しい。無理かね~。