思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

殺さなければ殺される

2005年06月28日 | Weblog
米軍基地の集中する沖縄の過去と現状についてのテレビ報道があった。
軽々しく書くのは憚られるが、いろいろと考えさせられる報道であった。

元米軍兵士の証言は、軍隊組織の非人間性に多くの暴力犯罪を起こす原因があることを思い知らされる。ただひたすら殺人マシンになるように訓練される。殺さなければ殺されることを体に教え込まされる。兵士の凶暴性が増すほど強い軍隊となる。上官の命令には何の疑問も抱かず従うことをまず教え込まれる。
そして死と隣り合わせの日々を送る。生き延びるために何人も殺す。
そんな兵士が、つかの間の快楽を求めて街をウロウロする。
人間性を剥ぎ取られた殺人マシンなのだ。

そして、自らは手を汚さない政治家が資本の利益と結びついて軍隊を操る。誠しやかな大義名分を掲げて。
ベトナムで死んだ多くのアメリカ兵だって一体何を守るために死んでいったのか。
イラクだって似たようなもんだと思う。石油の利権にからむ石油資本の謀略ではないのか。
アメリカ国民の多くは正義の戦争と信じて息子を戦場に送っているのだろうか。
負の部分は覆い隠されたマスコミ報道を信じて。

沖縄に米軍基地を提供しているわが国も戦争に加担していると言わざるを得ない。
そして、沖縄を犠牲にしていることに本当に心を痛めている日本人はいか程居るのか。わが身に降りかからなければ対岸の火事的な思いしか持たない。
基地の分散を受け入れる県知事は1人もいない。
日米軍事同盟のツケを沖縄の国民が背負わされている。

性暴力犯罪に関しては、アメリカ兵は暴虐の限りを尽くしていたと思う。20年経って証言を始めた女性の言葉から、埋もれている犯罪がいかに多いか思い知らされる。
多分日常茶飯事のように起こっていたのではないか。

戦場に狩り出され、殺人マシンにされて獰猛な野獣に育てられる兵士は哀れでもある。
戦争に伴う悲惨な出来事はもっともっと公にしていくべきだ。
多くの人が戦争は嫌だと思うように。



ふてぶてしい女

2005年06月28日 | Weblog
林真須美被告のこと。
今日2審判決で再び死刑が言い渡された。

ずる賢い図太さで世間を渡ってきた女だ。夫も犯罪の臭いがする。まっとうな生業はできないし、インチキばかりで生計を立ててきた印象を持つ。
「世の中、チョロイもんよ。お金なんてチョイト頭を使えば簡単よ」
と世間を舐めて生きてきた。
荒稼ぎした蓄えが底をつけば、また次の犯罪を計画して実行する。

いずれにしても死刑は確定するだろう。
悪知恵の限りを尽くして、ふてぶてしく生きてきた女だ。
人の命を平気で玩ぶように、自らの命も玩んでいるような感じを受ける。
過去どんな事情があったにせよ、許せない女だ。

死刑のときも反省することはないだろう。
ふてぶてしく笑いながら死刑を受ければいい。