ある医療系大学長のつぼやき

鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog

今年は私の干支(えと)のトラ年~辰水神社のジャンボ干支に目標達成祈願~

2010年01月14日 | 日記
地球温暖化を感じさせない寒い日が続いていますが、読者のみなさんのお正月はいかがだったでしょうか?

「1年の計は元旦にあり」という昔からの諺がありますね。皆さんは、この諺どおりに、今年の自分自身の目標や計画をお考えになりましたでしょうか?

三重大の学長をしている時には、大学の中期目標・計画、そして年度計画というものを作って、PDCA(計画ー実行ー評価ー改善)というサイクルを回してきましたが、やはり、個人でも、PDCAを回すことは大切ですね。「1年の計は元旦にあり」なんて、大昔の人もPDCAの大切さがわかっていたんですね。すごいもんです。

さて、今年の干支(えと)はトラ年ですね。実は、私はトラ年で、今年は還暦なんです。今年は心機一転、今まで以上にがんばってみたいと思っています。なんせ、やるべきことは山ほどあるんです。

今年は、鈴鹿医療科学大学の副学長として、鈴大のいろんな改善・革新に取りくもうと思っていますし、また、三重大学学長顧問として、特に鈴大と三重大の連携に力を入れたいと思っています。

三重県文化振興事業団の理事長として、この地域の文化の振興にもお役に立ちたいと思っていますし、三重県国際交流財団の理事長や、三重県立美術館友の会の会長さんもさせていただいています。

桑名市民病院の評価委員会の委員長や、亀山医療センターのアドバイザーなど、自治体病院の経営アドバイスにも首をつっこんでいますし、国立大学病院長会議の顧問をさせていただいており、また、文部科学省の施設を検討する審議会の委員もさせていただき、東京へも出向かなければなりません。

明日も、東京で国立大学附属病院長会議が管理するデータベースセンターの会議があります。今年の日本医師会雑誌の正月号に、2000年ころから日本の医学研究論文数が激減していることを書きました。海外主要国は軒並み右肩上がりなので、日本の国際競争力がどんどん低下しています。日本のこれからの成長戦略として医療関連産業の振興はたいへん重要で、民主党政権もわかっているはずだと思うのですが、この前の事業仕訳をみても、科学技術予算を大幅にカットするなど、逆の政策をしています。今年は、このような実態を国民や民主党政権にご理解いただくのがテーマですね。


そんなことで、今年は私の干支のトラ年なので、もりだくさんの目標が達成できるように、全国的にも有名になっているトラのジャンボ干支が飾ってある三重県津市美里村の辰水神社にお参りしてきましたよ。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする