モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

今年のJ2を振り返る。MVPは間違いなく京都のキジェ監督

2021-12-10 12:20:26 | モンテディオ山形
今年の最終節は、J1、J2、J3ともに劇的な幕切れとなって、
ちょっとモンテの久々の大勝だけで頭がいっぱいになっていたので(笑)
少し整理しておきたいと思います。

まずはJ2から。
最終節で結局上位の順位は変わらず、
優勝磐田勝ち点91
2位京都 84
3位甲府 80
4位長崎 78
5位町田 72
6位新潟 68
7位山形 68
8位千葉 66

磐田は勝ち点90台に乗せました。
やっぱり強かったですね。
昨年と戦力的に違いはないことを考えれると、
遠藤の存在がいかに大きかったかがわかりますね。
「奏者が良くても、タクトを振る指揮者が良くなければ、
良いハーモニーが出ない」ということかと思います(いいこと言った)
ちょっとウチではまねできない(マネーがないだけに)選手層なので、
ま、J1で頑張ってくださいと送り出しましょう。
(ダブル食らわした自慢が、ところどころ入ってくる)

京都のキジェ監督は、間違いなく今季のJ2のMVPだと思います。
選手のモチベーションを上げることに長け、
12年間J2沼でもがいた難しいチームの舵取りに成功しました。
絶対監督に合わないと思ったウタカを手なづけ?、
湘南とはまた違うスタイルで昇格したのも素晴らしいです。

甲府は最後に勝ち点80台に持ってきて、底力があることを証明。
これで伊藤監督は名将になりましたが、
個人昇格でステップアップするようですね。

長崎は、松田監督に代わって守備を整理して、
盤石なチームを作りました。
交替が早ければ、昇格まで行ったのかなぁ?

町田はポポイズムが浸透。
華やかさはないものの、
甲府と同じで、堅い戦いをして勝ち点を積み上げました。
来年もう一つレベルを上げてくるのか。

新潟は、先行逃げ切りに失敗。
ポジショナルサッカーを植え付けたアルベルト監督も失うことになりました。
京都と新潟の違いは何だったのか、と良く考えます。
モチベーターの差なのか、
対策を練られた時の引き出しの数なのか。

一方の残留争い。
17位金沢勝ち点41
18位群馬 41
19位相模原 38
20位愛媛 35
21位北九州 35
22位松本 34

結果として、相模原、愛媛、北九州、松本が降格。
相模原は、J3の宮崎が2位以内になれば残留できたわけですが、
残念ながら降格となりました。これも劇的でした。
また、金沢はもし山形に負けていれば降格だっただけに、
2点取って勝利に貢献した瀬沼は「神」になりました(笑)

相模原、高木監督になって勝ち点稼ぎました。ちょっと遅かったか。
主力のホムロを欠いて良く戦ったと思います。

愛媛はとうとう16年目で初降格。
良い選手がいっぱいいますので、草刈り場は必至か。
栗山どうなるのかなぁ、石丸監督就任みたいだし。

北九州は、主力抜かれて昨年のサッカーができなくなりました。
モンテもこうなる可能性もあるので怖いです。
コバ監督退任、本当にご苦労様でした。
でも、他のチーム放っておかないでしょうなぁ。
岡山とかだったら、簡単に昇格させそうだけど(汗)

そして松本は結局最下位で降格。
松本は前に触れたので詳しくはやめときますが、
名波監督続投で、さてさてどうなるか。
大幅な選手入れ替えで、争奪戦勃発か。


新潟の大失速と、京都の13年ぶりの昇格、
そしてまさかの松本の最下位降格で幕を閉じた今年のJ2。
特に残留争いは、最終節までJ3まで巻き込んでのデッドヒートとなりました。
モンテが昇格に届かなかったのは本当に残念でしたが、
今年も十分「J2沼」を楽しませてもらいました。
ありがとうございました。
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