働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

子を育むとは

2009-02-10 16:41:18 | 教育
子育てで大切なことは、「自己肯定感を育む」ことと言われます。自己肯定感とは、自分は大切な人間だ、自分は必要な存在だ、「自分のことが好き」と言える気持ちです。ところが、今の日本の子供達は、この自己肯定感が高くない。ある調査では、「自分のことが好きだ」「自分は人から必要とされている」「自分はいいところがたくさんある」と答えた子供は、いずれも3割以下、「そう思わない」と答えた子供が、7割以上だったそうです。

近年、他国と比べて日本の子供達の学力低下が指摘され、ゆとり教育が見直しされています。が、そもそも日本の子供達は、それらの国の子供達と比べても、自己肯定感が低い、ということを、もっと注目すべきではないでしょうか。なぜなら、自己肯定感という土台がしっかりあってこそ、勉強も前向きに取り組め、やる気が出てくるのであり、「自分なんかどうせ○○できない」「いてもいなくても変わらない」という自己否定の心では、学習意欲も出てはこないと思うからです。

では、自己肯定感を育むために、私達にできることは何なのか?

親としては子供に期待がある分、子供のできないこと、悪いところ、正してもらいたいことばかり、言ってしまいがちです。でもそれは、子供にとっては、突かれると痛いところばかり・・・。ちょうど私達が、家で夫や姑にできないことばかりを問題にされたり、職場の上司に粗探しでつつかれる日々が続くようなもの。これでは、いかにタフな精神力でも、「どうせ私なんか」とやけを起こしてしまいますよね。

できないところは、多少目をつぶっても、できるだけ子供の長所を発見してほめるようにしよう、できたらそれをしっかり認めて言葉として伝えるようにしよう・・・。何事も土台がしっかりしてこそ上に伸びるのであり、褒められて嬉しい、人に評価されたいという気持ちは、おそらく親も子供も変わらないはずですから☆

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