働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

ケータイ是か非か

2009-02-28 20:55:23 | 家族
大阪にいる姉が来て「今、橋本知事が熱いよ」。人気下降の麻生総理に比べて、大阪では知事が高い支持率だそうです。

橋本知事と言えば、昨年末、府内の小中学校への携帯電話の持ち込み禁止を打ち出し話題となりました。今年1月に文部科学省も禁止令を出し是非が議論されています。

携帯のプロフや学校裏サイトによるいじめや自殺。犯罪につながるトラブルも絶えず、学力との関連も・・・。

携帯依存の子供達は、顔が見えない分、過激な言葉になるのか。それをどんな気持ちで相手が受け取るか、画面の文字の世界では想像もできないのでしょう。
直に顔を合わせ、会話することで意思や感情を伝え、人間関係を築くものなのに・・・。
コミュニケーション力を欠いた子供達が、将来どんな社会生活となるか、親としても気がかりなところです。

反面、携帯は、親子が離れていてもメールでやり取りできたり、GPS付きで子供の居場所が分かる安心もあります。

是非はともかく、学校への持込禁止はあくまで対症療法。携帯でなくても、ネットや形を変えたいじめや犯罪は続くでしょう。

大事なのは、使い手の「心」。相手を傷つけても悪を罪とも感じない「病む子の心」と真剣に向き合う。これが、根治療法の第一歩であり、教える大人がまず身を振り返って取り組まねばならない問題だと思うのですけれど☆

黒マメ知識

2009-02-27 22:37:43 | 家族
今日は黒豆を炊きました。咳に良い炊き方を教えて頂き、知人から頂いた黒豆でレシピ通り。今までになくおいしく仕上がりました。感謝です。

家族の健康のためにも、台所を預かる主婦は、日々の食生活に無関心ではおれません。が、健康を考えるあまり、「あれもダメ」「これもいけない」と食事制限するのもわびしいもの。

そこで「守りの栄養学」より、プラス思考の「攻めの栄養学」。

世界一のグルメ国、フランスでは、肉やチーズ、バターなど動物性脂肪を大量摂取するため、コレステロール値が高くなり、心筋梗塞などおこりやすくなるのが、医学の常識です。ところが、実際は、それらによる死亡率は、欧米諸国の中で最低レベル、英国の3分の1だった。
なぜか?この矛盾を、フレンチパラドックスと言います。

この謎解きのカギは、フランス人が水代わりに飲む赤ワインにありました。赤ワインには、動脈硬化などをもたらす活性酸素を抑える抗酸化物のポリフェノールが豊富に含まれていたのです。

黒豆、黒ゴマなどの黒い食品は、実に優れた抗酸化作用を持っています。
「攻めの栄養学」とはこれらを積極的に摂ることで、健康と若さを保つということです。

健全な食生活は、子供たちが生涯、健康で豊かな生活を送る上でも重要です。家族の健康の基本は、体を作る「食」にあり・・・。すべては人と生まれし大目的を果たす為。
母の使命は大ですね☆

老いて枯れない信の花

2009-02-26 23:52:12 | 家族
夜行で帰省の長女を迎えに行くと、駅にいるはずの姿がない。「乗り過ごした」娘の為、駅まで2往復するハメに。期末試験真っ最中の長男の部屋は、なぜか友達2人が宿泊中。起きない次女は後回し。洗濯、朝食、弁当作り、ついでに通学定期の切れた長男を学校に送って仕事場へ・・・。昨日の朝の一コマです。

働く主婦はみんな朝から大忙し。家族を支える一日は、休む間もなく駆けてゆきます。

一体、どこへ向かっていくのでしょう。

500年前、かの禅僧一休はうたいました。
「世の中の娘が嫁と花咲いて、嬶としぼんで婆と散りゆく」
女性で1番良いと言われる「娘」時代は、過去の思い出。結婚して、「嫁」となり、子が生まれ「嬶」となり・・・・気がつけば、花もしぼんでやがて散りゆく「お婆ちゃん」。

一体何のための人生か・・・。子供が巣立つ春先は、こんなため息をつく女性が増えています。

もうひと花咲かせたい、生まれてきてよかったといえる人生を送りたい。
一度きりの人生、女性として「今が旬!」と言える輝く毎日でありたいものです。

「私」が変われば、「家族」が喜ぶ。仏法は、老いても枯れない心の花を咲かせます。 
聞いてみましょう、まことの道を☆

『おくりびと』に見る盲点

2009-02-25 06:32:42 | 芸能
アカデミー賞受賞の『おくりびと』。最後の別れに思いをこめ、遺体を清めて棺に納める納棺師が主人公。日本的な風習ながら、「死」という重たくもシンプルで普遍的なテーマが、海外でも共感を得たようです。

死者を慈しみ、遺族を思いやり、心をこめておくる姿は、軽く扱われがちな「生」を改めて重く見つめるきっかけになったのかもしれません。

しかし、どんなにこの世最後の儀式が感動的であり、そこに「生と死」を見つめることはあっても、所詮その感傷は一時的なもの。

死んだらどうなるのか、どこへ向かって旅立つのか、果ての知れない来世まで踏み込まなければ、本当の「生と死」の問題は語れないはずです。

にもかかわらず、世界の冠たる映画賞に輝いたとは・・・。「死と生」の問題は、いまだ世界中の人々が、一歩も踏み入れられない聖域であるということですね。

仏教はズバリその全人類の盲点にメスを入れ、根本的な解決の道を示された教えです。この束の間の「生」に、未来永遠の「死」の解決を教えられた仏法にこそ全人類の救いがある。
どうか耳を傾ける縁になってほしい、と切に願うばかりです☆

掃除のチカラ(その2)

2009-02-24 10:07:08 | その他
「円満な家庭生活と、整理整頓は、密接な関係がある」

思想家カーライルのもとに、ある婦人が家庭の悩みを訴えた。彼はこう助言する。「あなたが毎日使っている裁縫箱に乱れた糸があったら、きちんと巻き直してください。タンスに乱雑に入っている衣服があったら整頓することです」

悩みとどんな関係があるのか、理解はできぬが、何か深い意味があるに違いない・・・。一週間後、明るい笑顔に戻った婦人が、再び彼のもとにやってきた。「裁縫箱もタンスの中も、ご指摘どおり乱雑でした。気がついたら、家中の整理を始めていました・・・。家の中の乱れは、心の乱れの表れなのですね。これでは何事もうまくいくはずがない、と知らされたのです」

整理整頓は、心の乱れのバロメーター。家庭の悩みも、結局、乱雑な心と心のぶつかり合いから起きるもの。整理整頓は、その乱れた己の心と向き合って気づいて正す特効薬と言えるでしょう。

「主婦の笑顔は家庭の光」

笑顔の戻った婦人の家庭が、円満に生まれ変わったことは、想像に難くありません☆

掃除のチカラ(その1)

2009-02-23 16:50:26 | その他
今日は、時々使用させて頂いている会館の掃除をしてきました。

「掃除は、人間形成すべてに通じる」と言われます。

イエローハットの創業時、まだ零細企業であった社員の心は屈辱感で荒んでいたそうです。取締役の鍵山秀三郎さんは、なんとか穏やかなやさしい心にしたいと、自ら早朝より会社のトイレ掃除を始めました。

最初の10年間はほとんど一人。10年を過ぎる頃から、手伝う社員が現れ、20年後には、ほとんどの社員が朝6時頃から毎日店舗や周辺の道路を掃除する社風が定着してきたそうです。その間、社員の心も変わり業績も上がりました。

そう言えば、学校がトイレ掃除を徹底させることで子供達が向上したり、暴走族や常習の犯罪者が公園のトイレ掃除で見事に更生したなど時々耳に入ってきます。「掃除」にはすごい力があるのですね。

更に「円満な家庭生活と、整理整頓は、密接な関係がある」・・・。

これは聞き捨てならない、と思われたあなた。

散らかった子供部屋を叱る前に、身の回りの整理整頓をやった上で「なぜそうなるのか」一緒に聞いてみようではありませんか☆

「銭ゲバ」に思うこと

2009-02-22 23:40:25 | 芸能
「金のためならなんでもするズラ」。『銭ゲバ』の主人公、蒲郡風太郎。少年時代、貧困のため最愛の母を亡くし、骨の髄まで貧しさに泣いた彼は、「金のためならなんでもする」と金に執着する『銭ゲバ』となって殺人、悪行を繰り返し、あげくに金や地位、財産を騙し取る。

1970年代に連載された話題作で、今ドラマでも人間の醜く恐ろしい心の暗部が暴かれています。金のためならなんでもする、金色夜叉の現代版と言えるでしょう。

「不幸のほとんどは、金でかたづけられる」と言ってのけた菊池寛の信者は昔も今も多いようです。金さえあれば、何でも買える。どこでも行ける。安心、満足の幸せが買えると誰もが信じているのでしょう。が、果たしてそうでしょうか?

巨万の金を手に入れて、金の使い方がわからず、とまどってしまう風太郎・・・。この姿は、自分が「金」を使うのでなく、「金」に自分が使われていることを物語っています。風太郎は、金の執着から、金のためならどんな汚いことでも、恐ろしいことでも喜んで身を捧げる忠実な「金」のしもべ、「金」の奴隷として成長してしまったのです。

お金を稼ぐために、朝から晩まで身を削り、家族のため、老後のためと食べたいものも我慢して、通帳の残高を明りとし、最後に遺して死んでいく。
「金」に使われ、「金」に殺される哀れな風太郎の姿は誰か?決して他人事ではないとつくづく思うのでした☆

全人類は総難民?

2009-02-21 19:35:19 | 世事情いろいろ
派遣切りやリストラで、住む寮も追われ、インターネットカフェで寝泊まりする「ネットカフェ難民」が増えているそうです。施設や医師不足で、病院で出産できない妊婦の「出産難民」もいます。

地球規模では、2050年には、アフリカの砂漠化や、南米の森林伐採などで、居住地を余儀なく追われる「環境難民」が、2億人に達すると言われています。

2050年・・・。その頃には、今、生きている人の約半分はこの世にいないのですよね。私も・・・。100年もたてば、今、生きている60数億の人は総変わり。みんな一体どこにいくのでしょう?

どんなにこの世に定住したくても、必ずあの世に追われていくのが人間だとすれば、全人類は定住地の持てない総難民と言えないでしょうか?

どこから来て、どこへ行くのか。あてのない魂の一人旅には、安心も満足もありません。いつまでも絶対に追われることのない、永遠の幸せな居場所を持てる身になってこそ、大安心、大満足の幸福人になれるのです。

永い不幸な難民生活の旅路に終止符を打つのは、今。

仏教には、誰もが知りたいその解決の道が説かれています☆

幸せの連鎖

2009-02-20 11:12:55 | その他
作家の池波正太郎さんはタクシーに乗ると必ずチップを渡していたそうです。運転手さんはうれしくなって次の乗客に愛想よくなる。その乗客は気分がよくなり、降りた先で気持ちよく人と接する。

自分が渡したお金から小さな幸せが連鎖して広がっていく。

逆もあります。お母さんは更年期でいつも不機嫌。そのイライラをまともに受ける夫は仕事のやる気も失せてリストラ対象。経済不安から家庭は暗く子供も不登校やら不安定・・・。極端な例ですが、人を苦しませると不幸も連鎖して広がっていくものです。

幸せの種を蒔いた人には幸福が、悪い種を蒔いた人には不幸な結果が、蒔いた人自身にあらわれる。これは因果の道理であり、仏教の根幹であり、善因善果、悪因悪果、自因自果と教えられます。

他人のためを思って行動すると、周囲から大切にされ自分自身にも幸せが巡ってくる。自分さえよければ他人はどうなってもよいという我利我利では、幸せはやってきません。

シドニー・スミスという人は「少なくとも1日に1人を喜ばせよ。10年すれば3,650人を喜ばせることになる。1町村あげて喜ばせる寄付金を出したのと同様だ」と言ったそうです。

「どうすれば自分が人より幸せになれるか」ではなく、「どうすれば一人でも喜ばせることができるか」と心を反転する。この心の種まきが幸せの連鎖を生み、相手も生かし己も生きる、明るい未来を開くカギだと知らされます☆

戦国武将に見る(その2)

2009-02-19 07:45:43 | 文学・歴史
「天地人」の主人公、直江兼続が、なかなか人を切れない。殺さねば、殺される。戦国の世では日常的にあったことでしょう。しかし、そうまでして天下を取った信長、秀吉、家康はどれだけ人々に幸せをもたらしたのでしょうか?

史実を見れば、権力をかざしていかに恐ろしい罪を作ったかしれません。自分に従わない者は磔や串刺し、焼き殺しなど問答無用の処刑や拷問、人質や騙し討ち。当時の習いだったとは言え、いかに傲慢で、残虐で無慈悲なものか知らされます。

古今東西、いつでもどこでも、権力を握った者の実態は変わらないもの。これは、歴史が証言することで、戦国時代に限ったことではないのです。

テロから守る、世界平和という大義名分ではじめたイラク戦争。非人道的な拉致事件、暴君や圧政による苦しみ。日本でも、国益より政権なのか解散は足踏み状態、年金記録のもみ消しや、血税でできた道路や建物は無駄遣い、天下りで私腹を肥やし、膨れ上がる国や地方の借金は、福祉や医療、子育てと庶民の生活にしわ寄せがきています。更に経済危機でリストラ、収入減と直撃される人々の痛みは、どれだけ届いているのでしょうか。

目的が大事だから政治、経済にも無関心ではいられません。権力を握るとそうなってしまう人間の実態をよく知った上で、誰を選ぶのか、自覚を持って責任を果たしたいと思うのです☆