働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

死はいつも突然に

2011-08-10 23:12:57 | スポーツ
サッカー元日本代表DFサッカーの松田直樹選手が、練習中に突然倒れ、4日、
心筋梗塞のため亡くなった。

「ヤバイ、ヤバイ」と言いながら倒れこみ、そのまま意識を失ったという。

まさか、それがこの世の最後の言葉になろうとは、本人が一番思いもかけぬこと
だったのでなかろうか。

多くのサッカー人口の中で、日本代表まで登りつめるには、強靭な体力や気力が
あってこそ。しかも34歳という若さ。
それが、こんなにあっさりと亡くなるなんて。。。

東日本大震災で、イヤというほど無常を突きつけられた日本人だが、今回の驚きは、
決してサッカーファンだけではなかっただろう。

しかし、どんなに驚いても、その感情は一過性。。。
すぐにケロッと忘れてしまう。

葬式で悲しんでいたのに、終わって親戚が集まると、何事もなかったかのように
振る舞う姿は、今まで多く目にしてきたことでもある。

死は厳粛な事実であり、自分にも早晩やってくる確実な未来であるにもかかわらず、
驚く心が続かない。

どうしてだろう。

そんな者だから、死はいつでも突然にしかやってこないのだ。

きれいに掃除した畳の上を、土足でずかずかと入り込む無法者のように、いきなり
生身の「生」に切り込んで、ずたずたに引き裂いていく「死」という「無常」。。。

まさに無茶苦茶な「無情」の仕打ちでなかろうか。

「ヤバイ」は、油断しているすべての人に、必死に発信した最後の忠告であることを、
誰でも思い知るときが、そう遠くない未来にきっとあるに違いない☆

なでしこジャパン

2011-07-19 09:14:14 | スポーツ
サッカーのPK戦をめぐるこんな話がある。
20年前のW杯でのこと。

当時、オシム監督率いるユーゴ代表の、対アルゼンチン戦で、PKを蹴る5人を選ぶとき、
7人が監督に申し出たという。

「私を外して」。。。

蹴る5人を決めると、オシム監督はプレーを見ずにロッカールームに消えた。
「(PK戦は)クジ引きみたいなものだから」。。。

百戦錬磨の選手や監督でも、PK戦の緊張は、できれば避けたい重圧なのだろう。

このたびの女子W杯ドイツ大会の決勝戦。

1986年から24試合、一度も勝ったことのない実力ナンバーワンのアメリカに、2度も先制
されながら、追いつき、延長にもつれこんだ末のPK戦。

どんなに緊張するかと思いきや、円陣を組んだ、なでしこ達の顔には笑みがあった。

沢主将の「PKは苦手なので、蹴る順番を一番最後にして」という申し出に、「沢さんずるい」
と周囲が言い出し、笑いが起きたと言う。

悲願の世界一を目の前に、この落ち着きと底なしの明るさ。。。

米国選手が、PK戦が始まるまでの数分間、芝の上で体を休めていたのと対照的に、立った
まま過ごした彼女達の気迫と、決して無関係ではないだろう。

最後まであきらめない、折れない不屈の精神は、まだ傷の癒えない被災地を抱える日本を
励まし、世界を驚嘆させた。

今回のMVPに選ばれた沢選手の座右の銘
「夢は見るものでなく、叶えるもの」。。。

叶った夢を、おそらくは実感する間もなく、次の目標は、ロンドン五輪の金メダル。

世界一になってもなお走り続ける彼女たちに、賛辞やエールは続くだろう。

しかし、思えば、必死で叶えた夢も通過点。
そんなキリのない道を、かつての自分も、夢中になって駆けていた。

今は、仏法に明示された決勝点に向かってまっしぐらの確かな日々。。。
この無上の幸せを、熱狂する大衆にどう伝えたらいいのだろう☆

成功の秘訣

2010-12-16 11:40:53 | スポーツ
社会的に成功した人、各方面で成果を上げている人。

これらの人に、その秘訣を尋ねても、おそらくアッと驚くような変わった答えはないだろう。

ひと昔、日本の社長さんが、登場する番組があったが、それぞれ形は異なっても、人知れない
苦労や努力があるのは、誰しも共通したことだった。

美しい花を見れば、どんな種を蒔いたら、こんな花が咲くのか、ぜひ知りたいもの。

いろいろな人の成功談は、その種を明かすことで、同じような種を蒔き、成功につなげようと
いうきっかけになるのだろう。

もちろん、100メートルを9秒台で走る栄光の金メダリストの種まきを知ったところで、できない
能力の限界はある。

だから、まず目標に向かって、それを達成するにどんな種まきを、どのように続けるか、自分に
合ったやり方を見つけることが、大事になってくるのだと思う。

かのイチローは、それを体得した人として、挙げられるのでなかろうか。

彼は、一球ごとに独特の同じ打撃動作をすることで知られるが、球場の到着時間からトレーニング
の内容、食事に至るまで細部にわたり、決まりごとに沿って動いているそうだ。

年間200本安打を生むには、どんな種まきを続けるか、彼の中では打撃が不調の時も、これが
迷いなく確立されているのだろう。

確かに種まきが同じなら、結果も同じ。
これは大宇宙の真理、因果の道理である。

スポーツだけでなく、どんな道にも目標があり、それを達成するのは、決して容易なことではない。
まして、大きな目標ほど、達成し続けることは難しい。

しかし、こんな種まきをすれば、こんな結果が出る、と因果関係が体得されれば、好不調に関係
なく、やる気も持続されるのでなかろうか。

しかも、それが日常生活にわたって細かく決められているほど、継続から生まれる結果は大きい
に違いない。

いずれ限界を迎える体力勝負の世界でさえ、日々決まった種まきの継続に挑む人々がいる。

我々親鸞学徒の向かう先は、体力、能力、年齢に関係なく、すべての人に「なぜ生きる」という
決勝点を示された最高無上の大目的。。。

まず、起床時間から出かけるまでの段取り、帰宅後から就寝時間までの流れに無駄はないか、
光に向かって、足元の日常生活の仕分けから始めてみよう☆

完成のある道は。

2010-12-09 09:28:34 | スポーツ
技術も経験もあるのに、大事な時に力が発揮できない。
調子がいい時と、悪い時の差が激しい。
練習量も、気合もあるのに本番に勝てない。。。

こんな経験は、誰でもあるのでなかろうか。
ここ一番に強い人、コケる人。。。
一体、この違いは、どこから来るのだろう。

1984年のロス五輪で、体操の個人総合金メダルに輝いた具志堅幸司選手。。。
大事な大会でミスをして、「勝っていながら、最後に逆転される」パターンが続き、
「先行の具志堅」と呼ばれた。

原因は「心の弱さ」にあると気づいた彼は、大学入学とともに、面識もない心理学の
教授を訪ねて、精神鍛錬方法を学ぶ。

日本ではまだイメージトレーニングという言葉さえなかった時代のことである。
やがて、彼は独自に学んだ心理学をメンタルトレーニングにつなげ、極度のプレッシャー
の中でも、最高の演技ができる集中力を身につけていく。。。

金メダルを獲ったロス五輪では、決勝の会場へ向かうバスの中で、全ての競技が頭の中で
完璧にイメージされたと言う。

そして最後に、一番高いところに「日の丸」が高揚されたイメージが浮かび、バスの中で
一人涙を流したという逸話が残っている。

いかに心理面の影響力が大きいか、知らされる。

やれることはすべてやった。
あとは、人事を尽くして天命を待つ、ということはあるだろう。

しかし、さらにここ一番で、最高の結果を得るに大事なのは、勝利に向かって、それが
鮮明にイメージされるまで到達しているかどうか。。。
勿論、そこに至るには、他人の窺い知れない血の滲む実地の努力あってこそである。

卒業のない道でさえ、結果を得るに、こうなのだ。

やることはやったから、結果は二の次。
結果より過程が大事。。。
望む結果が得られないと、ついつい出てくるこの思い。。。

しかし、これだけやったという「これだけ」とは「どれだけ」か。。。

卒業、完成のあるただ一つの道を進ませて頂く身は、常に振り返り、反省せずにおれない☆、

真意を知る人

2010-11-29 11:04:35 | スポーツ
昨日、大相撲秋場所千秋楽の優勝決定戦で、横綱・白鵬が豊ノ島を下し、史上5人目の
5連覇を達成した。

5連覇は大鵬、北の湖、千代の富士、朝青龍に次ぐ大偉業である。

本場所、注目された双葉山の69連勝への挑戦は2日目、63連勝でストップしたが、その
ショックから立ち直っての優勝だけに、値も大きい。

何しろ、双葉山は69連勝がストップしてから3連敗、大鵬も45連勝がストップした後、休場に
追い込まれているのだから。。。

連勝がストップした敗戦を「勝ちにいって負けた」と白鵬は、振り返っている。
だって「勝ちにいかねば負けるだろう」と思うのは、土俵外の人。。。

1分間の勝負に生きる相撲道で、頂点を極める人だけに、常人にとって、言葉だけでは窺い
しれない境地があるに違いない。

あの元朝青龍も、白鵬の連勝が止まったとき、
「負けた悔しさよりも、勝っているときの苦しみの方が大変。誰も分からない世界だから」
と、後輩横綱を気遣っている。

どの道も、極めるほど求めている人しか、分からない心境があるのだろう。

約800年ほど前、関東の同行が、京都の親鸞聖人の元へ、命がけの聞法を決意した。
当時、数十日かかった旅路には、箱根の山や、大井川、山賊などもウロウロし、生きて
帰れる保証はどこにもない。

しかし「命かけても聞かねばならぬのが仏法」と、聖人の教えに生きた彼らは、やっとの
思いで京都に到着、聖人を前にして、再会の感涙と共に師を仰ぐ。。。

その「身命をかけて」参じた彼らに、聖人が鬼気迫る恐ろしさで直言されたのが、あの
有名な歎異抄第2章である。

よく知られた文章だから、誰でもつらつら読めるだろうが、聖人のその恐ろしさは、
「命かけて」求めた人にしか分からない。

また聖人の真意は、その道を通り、同じ世界に生きる方しか分からないのである。

昨日は、一日、その歎異抄第2章について聞かせて頂いた。
今しかない、かけがえのない尊いご縁を頂いて、その感動は深まるばかり。。。

難度海で、遇法を待つ人々が、今もどれだけいるか分からない。
真の知識ましますことを、お伝えできるのは、現に、お遇いできた我らのみ。。。
いよいよ使命に燃えてお伝えしよう☆

持つべき「仲間」

2010-11-22 08:02:00 | スポーツ
大学最後の野球大会で、早大の斎藤佑樹は9回に登板し、東海大に逆転勝ち。
最終ゲームを優勝で飾った。

甲子園で高校球児の頂点に立った彼は、東京6大学野球リーグ戦でも、1年生で開幕戦に
先発し、初勝利を上げる。。。
これは、実に80年ぶりだったという。

「何か持っている」と言われ続けた彼が、それは何かをこう語った。

「持っているのは仲間です」。。。

これにグッと来たのは、当の仲間達だけではなかっただろう。

人は人に支えられ、辛苦も歓喜も共に分かち合って成長するもの。。。

それにしても、こうあからさまに言える人は、幸せだ。
誰でも望んで得られるのが「良き仲間」ではないのだから。

さわやかなこの青年は「誠実」「明朗」「努力」の人だといわれている。
「朱に交われば赤くなる」といわれるように、こんな人なら近づきたい、友達になりたい、
という存在になってこそ、人は自然に集まり、よき仲間が形成されていくのでなかろうか。

スポーツだけでなく、社会の荒波で生きていくのに、頼りになるのが人の絆であり、気心
知れた仲間達。。。

孤独で不安な社会だから、いつでもどこでも人は、頼りがいのある明るい仲間を求めている。

だから自身を磨き、光る存在になるほど、その明りに近づきたい、と集まる人は多くなり、
人の輪も広がることだろう。
そう、職場でも、家庭でも。。。
「あの娘かわいや卵に目鼻 あの娘育てた親見たい」という言葉もある。

まして、明るい未来に向かう学徒同志は、混迷の世にひと際輝く存在であり、一人一人が、
暗い群衆に飛び込めば、闇を明るく照らす誘蛾灯となり、明るい仲間に入りたい、と仏縁
ある人はきっと集まってくるだろう。

無上の使命に燃えるほど、自身の言動を反省し、徳を身につけ、魅力ある人にとますます
向上心を持たずにおれない。

しばらくブログから遠のいていたけれど、運動不足から筋肉が衰えるように、考えないと
ぼけた頭が余計錆びてくるようだ。

書くことで、思考も整理され、心も燃えてくるから、できるだけ更新できるよう今日から
再出発、努力していこう☆

運命のドラフト

2010-10-30 08:02:16 | スポーツ
プロ野球ドラフト会議で、注目の早大の斎藤佑樹投手は、抽選の結果、日本ハムが交渉権を
獲得した。

それに対し、斎藤投手のコメントは、
「日本ハムの指名を受けたことを心から感謝している」。。。

選手は、ドラフト会議で交渉権を取った球団としか交渉できない。

たとえ少年の頃から夢に描き続けた球団があったとしても、その球団に交渉権がなければ、
入れないのである。

もし、意にそわない球団だからと、交渉を決裂させると、来年のドラフト会議まで待たなければ
ならず、と言って、1年後も希望の球団と交渉できるかどうかは、わからない。

「運命のドラフト」と言われる所以がここにある。

選手の立場から言えば、野球を志す原点がどこかの球団にあるはずだから、熱い思い入れは
相当あるだろう。
不本意な球団からの指名に、不運を嘆く選手もあるに違いない。

かのイチローは、「12球団のどこでも行きます」と言って、結果、オリックスに入団した。

当時、人気はセ・リーグにあったし、オリックスと聞いてもあまりパッとしなかった頃である。
イチロー当人は、少年の頃から熱烈な中日ファンであったと言う。
その彼が、オリックスと聞いた時、内心どんな思いがあっただろう。

しかし、彼は変わらぬひたむきさで、めざましい成績を上げ、今や世界のイチローとなっている
ことは、周知の通りである。

また、冒頭の“ハンカチ王子”の斎藤投手と、2006年、夏の甲子園決勝で死闘を展開した“マー君”
こと田中将大投手。。。
彼が、卒業後、低迷する楽天に決まった時、世間はあっと驚き、一部の同情も買ったよう。
が、その決断の潔さとあふれる闘志で、弱小チームも勢いづき、より多くのファンを獲得したのは
言うまでもない。

過去、希望の球団でないからと、交渉を決裂したり、ゴネた選手もあったようだが、そんな経緯を
持つ選手の結果は、総じて芳しくないようだ。

野球人生だけでなく、自分の思いのままにいかないのが「人生」なのである。

配置された部署や、与えられたポストに不満を持ち、気の合わない上司や同僚の不平を言うばか
りでは、いい結果は得られない。

またそんな人に限って、回りがよく見え、移り気を起こすものだが、こんな心がけでは、どこへ
行っても大切にされず、続かないのである。

ここで死ぬ気でやるぞ、と覚悟を決め、忍耐してこそ、思いがけない道が開けてくるもの。。。

どんなことがあっても逃げずに、時に意地やプライドを捨てても、潔く自分を変えられるかどうか。。。

そんな心意気が、やがて周囲を動かし、望む環境を作り、我が意を得たり、の人生と展開していく
のだろう☆

「攻撃は最大の防御」

2010-09-15 06:19:59 | スポーツ
モスクワで開かれていた世界レスリングで、吉田沙保里が8連覇を達成した。

今なお強さが際立つ、無敵の吉田選手。。。

世界中のライバルから、研究し尽くされているはずだが、彼女のこの強さはどこからくるのだろう。

コーチでもある父親から教え込まれたのは、「攻撃は最大の防御」と言う。

今大会も、高速タックルで先手を奪い、決勝まで1ポイントも失わず、3度目の「パーフェクト優勝」を
成し遂げた。
もちろん、新技を増やしたり、努力の成果もあっただろう。

しかし、せっかく先手を取っても、守りに入って逆転されることは、スポーツだけでなく、勝負ごとには
よくあること。

最初から最後まで、攻め続ける気持ちが、勝ちにつながる最大の防御であったに違いない。

「レスリングが好きだし、まだ上があると思うので、そこを目指したい」。。。
世界のトップに立っても守りに入らず、常に上を攻めるひたむきさが、強さの源と思われる。

どんな戦いも、「戦意」を持ち、攻める気持ちの「継続」が大事なのだろう。
そして、その不断の攻めの心がけが、あるきっかけで勝機を生む。

ある健康食品の会社社長。。。
どうしたら良い商品を作れるか、日夜悩んでいたらしい。
ある日、レストランで、近くに座っていた親子の話に、ひらめいた。

「よーく噛んで食べるのよ。そうしたら消化吸収にいいからね」。

そうだ、吸収力をアップした商品を作ればいいのだ!
思わず席を立った社長、苦節2年で、日本初の超微細化技術を駆使し、吸収力倍増の商品を生み
出したと言う。

どうしたら勝利を得られるか考え続けていると、ひょっと浮かぶ名案や、普段はやり過ごす言葉にも、
ハッと気付きがあるものだ。

戦いに、待って得られる勝利はない。

時間も同じ。。。
与えられた時間を、どうすれば法戦に最大限、有効に使えるか。
目的達成に向かって、油断なく攻め続けることが戦意の高揚と、日々知らされることである☆

「継続は力なり」

2010-08-28 11:32:40 | スポーツ
「継続は力なり」

力をつけることは、難しい。
それは、「継続」することが難しいからと知らされる。

表舞台で力を発揮できる人には、その舞台裏で、どれだけ地道な「継続」の努力があるのだろう。

先の全国高校野球で、春夏連覇を果たした沖縄の興南高校。。。

春の選抜優勝の後、自惚れもあったのか、服装の乱れなどを理由に主力選手がそろって、練習を
禁止された。

その中、主将の我如古選手は、ひたすら草むしりに黙々と取り組む。

彼は、誰もが認める努力家で、昨夏の新チーム結成時、圧倒的な支持を受けて主将になった。
厳しさにも率先して立ち向かう、監督からも頼りにされる存在である。

その彼の腐らずひたむきな姿勢に、やがて奮起したチームは夏の大会に向かって、一層、結束を
固めていったと言う。

黙して語らずとも、姿で思いを伝えることはできるのだろう。

なぜなら、我如古選手は、グラウンドにいる時だけ、模範を見せているのではない。
朝起きてから寝るまで、何一つ手抜きをしないと言う。
「大舞台になるほど、私生活が結果に出る」と思うから。。。

誰でも人目につくところでは力が入るが、認められないと知れば、気力も途端に失せてしまうもの。

しかし、褒められ認められることを目的としたら、何事も続かない。

春夏全国制覇という目的に向かって、評価されようが、干されようが、朝から夜まで手抜きをしな
かった。
その彼らの日々の「継続」があったなればこそ、「力」となり、優勝という大きな結果を掴めたので
なかろうか。

派手なパフォーマンスも、継続すれば、身につくこともあるだろう。

しかし、たとえ誰も見ていなくとも、評価されなくても、地道に種を蒔けば、その人自身に結果は
必ずあらわれてくるもの。

因果の道理を信じ、教えに従って光に向かえば、不満な心も深い反省と翻る。
人相手でなく、あくまで見聞知の仏様相手と晴れやかに、大きな目的に向かい「継続」して進ませて
頂こう☆

「和する」の心

2010-06-27 06:16:43 | スポーツ
サッカーのワールドカップ南アフリカ大会で、日本が下馬評を覆し、決勝トーナメント
進出を果たした。

海外開催のW杯では白星を挙げたことがないという。
今回も、全敗の可能性すらあった強豪ぞろいの1次リーグE組で、格上相手に2勝した。

期待されずに日本をたった岡田武史監督は、サポーターの「岡ちゃん不合格」から一転、
日本列島、岡ちゃん人気で、今はどんな心境だろう。

勝てた要因として彼は、「我々には、他のチームにない力がある」と言っている。

それは「サポート陣を含めた27人が一つになれる」こと。。。
インタビューでは「サッカーがチームスポーツであることを証明できた」と、狭い肩身から
開放されたように胸を張った。。。

団体競技は、言うまでも無く、チームワークが力の源泉である。

一人一人の力は劣っていても、それぞれが役割を果たし、勝利に向かって一糸乱れず
団結すれば、総合力はぐんと増す。

逆にどんなに個々が優れた才能を持っていても、まとまりがなければ、その力は生かさ
れるどころか半減する。

日本と対照的だったのが、前回準優勝のフランスだ。

暴言による主力選手の追放から、練習ボイコットにまで発展した内紛で、有力選手を揃え
た代表チームが、一次リーグで早々に敗退し、姿を消した。

だから、同じ目標に向かって、それを達成するに大切なのは、まず団結することと知らさ
れる。

考えてみれば、スポーツなどの団体競技だけでなく、家庭にしても、地域や職場、学校に
しても、どの道、組織から離れては生きていけない私たち。。。

無人島で暮らさぬ限り「オレがオレが」と自分勝手に動いたり、相手を尊重する気持ちが
無ければ、たちまち和は崩壊し、その目標は果たせない。

我利我利亡者の人間だから、強い団結を望むほど、互いに譲り合い、それぞれの立場を
理解する努力が必要となる。

まして、その目的が崇高であるほど、協調性を持ち、団結する努力が大切であるのは言う
までもなかろう。

日々「和することを貴し」と教えられる「和する」の心をよく知って、実行したいものである☆