働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

早春の旅立ち

2010-03-24 08:17:41 | 家族
長女は、幼い頃、毎月出かけていた聞法の会館で走り回っていた時、尊敬する
先生と今まで3度出会ったと言う。

外では特にしっかりしていた長女が、大きな声で挨拶したところ、にっこり
微笑まれて、優しく頭をなでて下さったらしい。

なんとも羨ましい有難いご縁があるものだ。

一方、長男と次女は、同じ聞法の会館で、たまたま休憩時間に自動販売機の前で、
缶ジュースを補充する外部の仕事人と出くわした。

面白半分に、その手伝いをしていると、それぞれ1缶ずつ褒美としてもらったと言う。
それまで、3人で1缶を分けて飲んでいた2人は、1人1缶を手にして感激した。

味をしめた2人は、補充の時間帯になると、うきうきと自売機の前で、子犬のように
待ち伏せし、その仕事人の手伝いをして、たびたび缶の報酬を受け取っていたらしい。

もう10年ほど前になる。

長男が小学生の参観日、「将来の夢」と張り出された短冊に「アルバイトをしたい」と
書いていたが、これが原体験に違いない。

同じ日、同じ場所でも、それぞれの出会いによって、影響が異なってくる。
これが「縁」というものなのだろう。

先日、新たに完成したF館で会食会があり、長女と次女が尊いご縁を頂いた。
その時、長男の同級生の女の子が、実に感動的な発表をしたと言う。

その子は、長男と小、中、高と同じ学校で、親同士はもともと学徒で面識があるから、
特別親しい思いがする女学生である。

彼女は、小、中、高のそれぞれで、友達に死なれた体験を切々と泣きながら語り、
みんなの涙を誘ったらしい。

17歳にして3人の友達を亡くしているのだ。

これは、長男とて同じ辛い悲しい体験でもある。
親としても、その訃報に接するたび、強い衝撃を受けたもの。

すべては滅び、最後行き着くところは「死」であることを悲しみ、純粋に受け取った
のだろう。

長男がその会食会に参加し、彼女の発表を聞いたら、どう感じただろうか。
実に残念なことである。

次女は、朝から御下付式の尊いご縁を頂き、そのあとの昼の会食会のことだった。

長女と共に祝したのだが、光に向かって進めば、明るい未来が開けることを実感した、
思い出に残る最高のスタートだったとつくづく感謝せずにおれない。
初心に帰り、仏縁を大事に一層奮起して、親子共に光に向かって進ませて頂こう☆

迷い道から真の道

2010-03-21 22:46:15 | 友達
  青春時代が 夢なんて
  後からほのぼの 思うもの
  青春時代の 真ん中は
  道に迷っているばかり

昭和51年、「森田公一とトップギャラン」が歌った懐かしいヒット曲。
当時は、まさに青春を謳歌していた高校時代だった。

バドミントンに打ち込み、勉強も友達も音楽も、全部こなしたいとハードな日々を
送っていた。
とにかくじっとしておれなかったし、じっとしていたくなかったのである。

夢に向かって全力疾走、まさに青春ど真ん中。。。

なのに、どうしてだろう。
「道に迷っているばかり」のフレーズが、妙に胸に沁みたものだ。

最近、その懐かしき高校の大先輩から、今春開くクラブ展で、バドミントンクラブを
特集すると連絡があった。

昭和50年代、活躍した選手をたどっていったら、富山のこちらまで行き着いて、便り
を出されたと言う。

進学校ながら、滅多に勝ち抜けなかった近畿大会に、単独で出場した成績を評価
されたようである。

大阪在住の大先輩であるが、半世紀ほど前の中学、高校時代は、なんと富山県の
この近くに住んでおられたことが分かった。

しかも、である。
その方の当時在籍した旧制中学とは、この春、末っ子も通うことになった子供達の
母校となる高校の前身なのだ。

世の中は、広いようで狭いもの。
縁があれば、どこでも結びつくのだろう。

早速、頼まれた当時の情報収集のため、部活仲間にメールをすると、
「ゴメン、忘れちゃった」という返信。。。

「もう30年も前だからね。これから30年も生きられない年齢になってるんだから」。。。
と私。

すかさず、友から「確かに。さすが、説得力あるわ~」。

人生も半ば過ぎてて、いつまでも青春気取りで、道に迷っているわけにいかないん
だよ。。。

今日も、「人間の真の生きる道」を聞かせて頂いた。

何という幸せ者だろう。
仏法に出会ってからは、ゴールのある道に向かって回れ右。。。
1日1日、決勝点に向かって生きる喜びと満足で充実した日々を送ってきた。

つくづく心から感謝して、いまだ迷い道にある周囲の人たちに、精一杯お伝えせずに
おれない。

それには、どうすれば、どうすればと募る思いが、パソコンを前に座ると目が冴えて、
ついつい書かずにおれなくなってしまうのである☆

15の春

2010-03-10 20:58:38 | 家族
「不登校」問題で、これだけ注目された子供もいないだろう。

今月に入って、一部の児童の乱暴な行動に不安を持ったと言う。

皇室という守られた穏やかな環境で育っては、大声やカバン投げも生まれて
初めてのショックだったと思われる。

お母さんの環境不適応の苦しみに加え、皇室と言えど、難度海には違いない。

子供は学校に行って当たり前の社会において、登校できない子供を持つ親には
「うちだけじゃなかった」と、ほっとする出来事だったかもしれぬ。

親は、子供が家にいること自体、多少なりとも罪悪感を覚えてしまうもの。

かくいう息子も高校に入りたての頃、なかなか行けない一時期があった。

今になって話を聞くと、気の合う友達がいなかったらしい。

小学、中学と思う存分、はじけた学校生活を送っていた彼にとって、勉学に
いそしみ、超真面目なクラスの雰囲気は、かなりのカルチャーショックだっ
たようである。

「冗談言っても、かえってこんし。世界が違うと言うか。。。」
「なるほど。じゃあ、クラスで一人浮いてたんだね」と私。

「浮いてたんじゃなくて、沈んでたんだよ!」
「・・・・」。

もともと話がかみ合わない親子なので、ここで終わってしまったが、子供には
子供の世界があるのだろう。

今日、次女が、息子の通う高校を受験した。
明日で試験も終わるが、2人揃って通学となれば、どうなるか。。。

先日も、職員室で、先生達の口から息子の名前が飛び交っていたと、同じ高校に
通う知人の娘さんから聞いたばかり。

さすがにその内容まで、聞く勇気はなかったが、今後何かあれば、妹から情報が
入ることになるのだろう。

それにしても、ひときわ待ち遠しい15の春。。。
やった努力は裏切らないと、勉強に打ち込む娘の後姿に、ひたすら念じてはきた
けれど、どうかこの春、望む実りがありますように☆

褒め言葉のエッセンス

2010-03-01 09:02:11 | 家族
なんだかふるさとに帰るような気持ちである。

新たなブログに移って1ヶ月あまり。
このブログの方が書きやすさもあるから、時々アップすることにしよう。

昨夜も、新たなブログに「ほめる達人」について投稿したばかりだが、
今朝、早速、褒めることを子供達に実行してみた。

息子がお仏飯を上げている。
今朝は、山菜ごはんなので、盛り付けはいつもより難しい。
外見に似合わず、几帳面な息子だが、形に納得できないのか、なかなか
仕上がらない。

いつもなら「早くしてね」と言うところ、ぐっと押さえて
「器用な息子で助かるよ。完璧な仕上がりだね」。。。

「お母さんとは違うんだよ」と言いながら、息子もまんざらでもない様子。
遅刻しない時間に、勇んで家を出ていった。

次女には、自惚れを恐れて、ほめることは少ないのだが、さすがに昨日、
彼女が作った生クリームたっぷりのフルーツロールケーキは、かなりの
ボリューム感で、とてもおいしい。

「マメな娘を持つと、幸せだね」。。。

本当にそうだ。

長女も、一昨日、夜中の3時に出発して、一日聴聞して帰ったが、クマの
形のクッキーを焼いて持ってきた。

毎日、弁当を作って大学に通っているらしい。
携帯には、日々のおかずが、料理雑誌のように撮影して入っている。

いつの間にか、子供達も大人になって。。。
やがて、親から離れ、親を超える大きな人間になっていくのだろう。

寂しいようだが、未来の親鸞学徒として、大いに期待したいところ。。。
それまでは、もう少し、褒め言葉をエッセンスに子育てを楽しむことにしよう☆