働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

悲しくてやりきれない

2020-04-22 06:10:12 | 世事情いろいろ
「世の中が音楽を必要としなくなり、もう創作の意欲もなくなった」。
約10年前、62歳で自殺した音楽家の遺書の一部である。天才と言われ、
一世を風靡した彼も、還暦を過ぎ「世の中が自分を必要としていない」
と感じたのだろうか。。。
彼が作曲した「悲しくてやりきれない」が流れていた。

悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
この限りない むなしさの
救いは ないだろうか

悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる苦しさは
明日も 続くのか

哀愁を帯びたメロディーがつぐむ歌詞に想いを馳せ、目頭を熱くする
人は、今も少なくないのでなかろうか。

この限りない、むなしさの救いはどこにあるのだろう。
このやりきれない苦しみは、一体どこからくるのだろう。。。

老いも若きも、誰もが知りたい。
だが、誰も知りえない本当の答え。。。

親鸞聖人は、その答えのすべては仏教にある、とハッキリ示された。

やりきれないむなしさの救いは、苦しみの根元を知り、その根元が
断ち切られてこそ。。。

すべての人が救われる仏法を、今ほど求められる時はないのだろう☆

「一喝」

2020-04-17 10:09:20 | 世事情いろいろ
「志村さんと一緒にいられた時間は贅沢で本当に夢のようでした。。。」
そう語るのは、90年代、多忙を極めた志村さんの弟子として7年間勤め、
現在は故郷の鹿児島で活躍する乾き亭げそ太郎氏(49)

師匠を四六時中支えて3年目。
ネタを考える時間が欲しいと弟子を辞める決意を告げると、一喝された。

『ダメだ。お前、この3年の間に何もやってないじゃないか。環境を変え
たら自分ができると思っているかもしれないけど、やる人はどの環境に
いても絶対にやるからな。与えられた環境で何もしていないお前は他へ
行っても何もできない』

ドリフターズの坊や(付き人)の仕事をしながらメンバーやスタッフを
笑わせ、努力を怠らなかった志村さんならではの言葉だろう。
その後、げそ太郎氏は奮起して、テレビに出演するまでになったと言う。

今や自粛で講演会場は閉館となり、聞きたくても外出もままならない。
思うようにならない環境は、仏法を伝える身にとっても同じこと。

「やる人は、どの環境にいても絶対にやる」
この信念で乗り越えたい☆

「コ・ロ・ナ」の「君」

2020-04-15 20:05:07 | 世事情いろいろ
『しばらくは 離れて暮らす コとロとナ
     つぎ逢ふ時は「君」という字に』

コとロとナの3文字を一つに重ねて書けば「君」となる。

中学時代の友人から教えてもらった。。。。

誰でも、コロナと離れて暮らしたいのは、やまやまだ。
しかし、コロナの猛威によって、「火宅無常」の世を突き付けられ、
仏説まことを聞くご縁になれば、「コロナ」の「君」との出逢いも
懐かしく思い出す日がくるだろう。

光に向かってすべて総がかりと知らされる☆

「慢心」

2020-04-10 05:34:01 | 世事情いろいろ
かつて、マリー・アントワネットは、飢えに苦しむ民衆を見て「パンがなければ、ケーキを食べれば良い」と
言ったそうだ。

新型コロナ対策として、全世帯に布マスク2枚を配る経費が、466億円にのぼると言う。
見積もり200億円と聞いていた時でさえ、喜びより失望の声が多く勝っていたのに。。。

都合の悪い声など、どこ吹く風。

コロナで生活に苦しむ国民を見て、
「マスクがなければ、布マスクを与えれば良い」と言う、現代版アントワネットが官邸にいるのだろう。

医療現場では、スタッフが昼夜を分かたず奮闘している。
若い看護師は「家族にウイルスをうつしてはならない」と1か月も病院の寮に泊まり込んで勤めている。
「誰かがやらないと崩壊する」と、感染患者を必死な思いで受け入れている医師達がいる。

かつて東日本大震災で庶民が苦しんでいた時、旧民主党政権は国会議員の給与を1人当たり月額50
万円削減することで、総額21億円を震災の救援資金にあてた。

国会議員の給与は月額約129万円、ボーナスは年約635万円と言う。
大臣や総理大臣ともなれば、いかほどか。

一生安泰の生活の元、その日暮らしの生活苦や、命を削る医療現場の危機感など分かるのだろうか。

「給与全額、救援資金にあてる」と身を切る覚悟を示した上の政策なら、説得力も増すだろう。

保身に汲々とした姿も、立場を変えれば我が身の姿。。。
陥りやすい慢心を叩き、今日も教えに実地に従ってゆこう☆

「地獄が迫る」

2020-04-04 05:42:15 | 世事情いろいろ
コロナ感染者が世界で100万人、死者は5万人を超えたと言う。

欧米の感染者の急増は日々知られるところだが、中東地域からの状況は
あまり見えてこない。
見えないからと言って、感染者がいないということではないらしい。

シリア北部には特に多くの難民が集まっているが、感染者が出たらどう
なるだろう。
「家で待機してください」と言われても、家がないから難民なのだ。
「頻繁に手を洗え」と言われても、水が貴重な難民にとっては死活問題。
「人と人と距離を取れ」と言われても、狭いテントはすし詰め状態。。。

特にシナイ半島の北東部にあるガザ地区は約200万人が暮らしている。
世界一人口密度が高く「世界一青空の見える拘置所」とも言われるそうだ。

イスラエルやエジプトから封鎖されて14年。。。
それらの人に「感染者は14日間、隔離してください」と言っても、
「何言ってんだ、我々は既に14年間隔離されている」と答えるだろう。

元々、医療が脆弱であり、衛生にも限界のある密集地で、感染が広がれば
どうなるか。既に危機的状況にありながら、それを発信し、対処する術も
ないとなれば。。。

中東には「地獄が迫っている」と、専門家は危惧している。

現状が見えず、その先が分からないところに、悲劇を引き起こす深刻さが
あるのだろう。

コロナによらず「死」という恐怖に怯える全人類。。。
その「死」を恐れる「自分」とは何なのか。そんな「自分」が一息切れた
らどうなるか。本当の「自分」が分からず、先の世がわからないところに
一大事の深刻さがある。
その一大事の解決をして、大安心、大満足の絶対の幸福になることこそが、
人間に生まれた目的なのだよと、お釈迦様は教えていかれた。
「地獄が迫る」無常の世に、全人類救済の仏法を何より急ぎ伝えたい☆

「新型コロナウイルス」

2020-04-01 05:24:35 | 世事情いろいろ
人間の脳は、一寸先の未来がどうなるかわからない状況で最も活性化するそうだ。
平和な今の日本は、脳を鍛える時代や環境ではないのかもしれない。

新型ウイルスは、そんな油断していた我々に一石を投じた。
志村けんさんの訃報は「他人事じゃなくなった」と多くの人に激震が走った。

それでも自分は大丈夫と、ぼーと生きていると、チコちゃんに叱られるまでもなく、
やがて認知症に捨てられるだろう。

明日をも知れないウイルスとの戦いも、すべてはご方便と今の最善を尽くしたい☆

「老化」の強み

2020-03-30 06:20:28 | 世事情いろいろ
毎日が、コロナで始まり、コロナで終わる。
コロナではないけれど、胃腸炎で数日寝込んだ。
もう「起き上がりこぼし」のように1日での回復は望めなくなった。
老化はなんて残酷なんだろう。

もう、もたもた言ってはおれないぞ。
できることから、できる時にすぐしよう。
そう思い立って、2年ぶりにブログも書いた。
「返信できない」「読む時間もない」と自分で狭めた世界を開放し、
フェイスブックの友達申請を一気に加速した。
しまいに何をしてるか分からなくなった。
年取れば恥多し。。。

それがどうした。
老化は開き直りのしなやかな強みでもあるんだろう☆

「100日後に死ぬワニ」

2020-03-29 10:30:38 | 世事情いろいろ
「100日後に死ぬワニ」

避けられない運命と何気ない日常を描いた4コマ漫画のタイトルである。

昨年12月の投稿日から「死ぬまであと〇〇日」と命の期限が最後に記されていた。

100日目、花見に出かけた途中で息絶えたワニ。
彼のスマホには、満開の桜が咲いていた。。。

日常の一コマが突如、無常の風によって遮断される。
この漫画に、人は何を感じたのだろう。。。

ワニに限らず人間も、どんなに生きても「100年後に死ぬワタシ」である。

必ず死ぬと分かっているのに、古今東西の全人類の日常は

 食て 寝て 起きて を繰り返し、
 娘が 嫁と花咲いて 嬶としぼんで 婆と散って終わってゆく。。。

こんな儚い人生に、何の意味があるのだろう。

「そんなこと別に考えなくてもいいよ」という人がもしあれば、それは残念ながら、
「ワニ」と同じ末路となる。

生きる意味を考えてこそ、「ワタシ」は「人間」と誇れるのではなかろうか。。。

ところが悲しきかな、どんなに考えても、古今東西、答えを持たないのも「人間」
なのだ。

そんな、人生の行く末に絶望し、今日も、暗い春を見上げる私達に、人生には、これ
一つ、果たすべき尊い目的があるのだよ、と教えられたのが仏法である。

「人身受け難し、今すでに受く 
 仏法聞き難し 今すでに聞く」

仏法にしか、明るい答えはないから、うつむいている暇など「ワタシ」にはない。

還暦過ぎて、見えてきた黄昏の景色がある。
これを共有する、同じ世代の人にこそ、人生の目的は、これ一つと、届く言葉も
あるだろう。

これから、この世いくばくか、生きている限り、生きる意味をお伝えしよう。
ウイルスなんかに負けておれるか。。。。

感染性胃腸炎が完治した、今日がブログの再開記念日としよう☆

万人の金メダルへの道

2018-02-19 09:07:10 | 世事情いろいろ
平昌五輪では日々感動のドラマが熱く伝わってくる。

羽生結弦選手の金メダル。。。小平尚選手の金メダル。。。

色は違っても、メダルでなくても、頂点をめざし体力の限界に挑む姿は勇気を与え、
そこに至る過酷なまでの努力に感嘆する。

身体は最高の状態であっても、緊張で実力を発揮できないこともある。
心が勝敗を分ける大きな要因となるのは、誰もが認めることだろう。
 
スピードスケートの女子1500メートルで、1位と0秒2の僅差で銀メダルを獲得した、
高木美帆選手。
15歳で出場した8年前のバンクーバーでは惨敗。4年前のソチ五輪には立てず、全てを
スケートに懸けてきた。
特別であるが故に、五輪を意識するのが怖くなったときもあるという。
それでも強い思いで戦えたのは、2年前から指導を受けるコーチの言葉があったから。。。

海外での大会中に、今回も金メダルの世界一のブストの滑りを見て、「やっぱり強いね」
と話した時、コーチに言われた一言だ。
「同じ人間ができることを、なんで自分はできないと思うんだ?俺だったら、同じ人間が
 できるなら自分にもできるって思う」。

そんなコーチと接するうちに、思考回路が徐々に変化していったと言う。

「同じ人間ができるなら自分にもできる」

こんな前向きな思考が身体を極みに追い詰める原動力となり、夢の舞台で報われたのだろう。

あんな凄い人と自分は同じ人間ではない、と思うからできる努力も怠ってしまうのだ。

ああ、それでも同じ人間であってもできないことが多過ぎる。。。
生まれつきの才能や伸びる環境も異なるし、年々衰える肉体の老化に逆らうことは難しい。

しかし、永遠の生命に生かされる仏法者の情熱はいかほどか。。。
年齢を重ねるほどに意気盛んと、溢れんばかりの布教と聞法姿勢は、史実が、そして今も
二千畳に示す通りである。

人間に生まれた真の目的に向かい、同じ人間に進めぬ道ではないと、万人に絶対の幸福を
開かれた教えをたゆまず自他に徹底しよう☆

夢をもつようにしよう

2014-12-31 19:01:41 | 世事情いろいろ
今年の秋は、日本の3氏がノーベル物理学賞受賞という明るいニュースに世間は湧いた。

今月10日の授賞式のスピーチで、改めてその功績を知った人も多いだろう。

中でも、ひときわ大きな注目を集めたのが史上最年少の17歳で平和賞を受賞したマララ・
ユスフザイさん。

女子教育の権利を唱えてイスラム過激派に銃で頭を撃たれ一命を取り留めたパキスタンの
女子学生である。

受賞スピーチでは
「どうして『強い』といわれる国々は戦争を生み出す力がとてもあるのに、平和をもたらすには
とても非力なの?」

「なぜ戦車を作ることは簡単で、学校を建てることが難しいのでしょう?」

いかにも少女らしい率直さで訴えていた。

「今は、指導者達にいかに教育が大切か、わかってもらおうと話す時ではありません。
彼らはすでにわかっています。自分たちの子どもは良い学校に通っているのです」。。。

「世界中の子供達のために」というマララさんの主張には、誰もが頷かずにおれない説得力
がある。

しかし、この問題の解決は容易ではない。

善いことだとわかっていても実行できず、悪いことだと知ってもやめられないことがある。

そう、マララさん自身の言葉を借りれば、
「いまだに弟とケンカしてるのにノーベル平和賞」。。。なのだ。

自身が矛盾の存在であることに気づけば、世界を見る目も変わるかもしれない。

未来あるマララさんにも、ぜひ仏縁あって、矛盾のままで救われる仏法にこそ真の平和が
あることを知ってもらいたいもの。

政治も経済も教育もこれ一つのため、と人生の目的がはっきりすれば、そこに向かって
猛進せずにおれない。

そして、どんなに貧しくても苦しくても、人間に生まれてよかったと心から喜べる世界が
あることを一刻も早く伝えずにおれない。

いよいよその舞台は全世界であり、全人類である。

年末年始もここ一つ、大きな夢に向かってスタートしよう☆