働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

寒風、凛々

2011-01-31 16:14:11 | 家族
あたり一面、雪景色。。。

その銀世界に憧れ、富山に向かった長女の友達3名は、豪雪のため電車が運休し、途中で
足止めになってしまった。

せっかくこれから1週間、富山での素晴らしい空間と時間を、共に過ごせるところだったのに、
何とも残念なことではある。

とりあえず、明日の天候を、望みをもって待つことに。。。

それにしても、窓から見える庭の積雪は、2メートルを越しているだろうか。

急勾配に作られた我が家の三角屋根。。。
そこからすべる落ちる雪の量は、他家に比べても半端でない。

遠く離れてみると、家全体が、雪に埋もれている感じ。

西日本出身の雪の生活を知らない長女の友達3人は、巨大雪ダルマのような風景にさぞ驚き、
歓声を上げることだろう。

雪で休校となり、屋根の雪降ろしをしていた次女は、白い雲のようにうねる白銀の庭に思わず
飛び降り、あやうく遭難しかけたと言う。

長男も、こんな日くらい家で勉強すればいいのに、今朝も弁当持参で、40分ほど先の駅構内
にある自習室に出かけて行った。

歩くより、自転車の方がすべらないと言う。
中学2年の時に、買ってやった運動靴を、高3の今でも大事に履いている息子。。。
さすがに底が磨り減って、かなりすべるらしい。

見ると、中1の時から6年間はいている学生ズボンも磨り減って、自分で繕ってはいるものの、
あちこち穴あき寸前の状態。。。

ここまでくると、母としてどうかと思わぬでもないが、本人がもう少しの辛抱と、頑張って
いるんだから。
今は、どこまでやれるか、見守り応援するしかない。

雪の中、コートも着ずに平気で雪かきする、たくましき子供達。。。
あたたかい関西で育った私より、ひょっとして根性があるのかもしれぬ。

「順境に恵まれている温室の花より、寒風凛々たる逆境に鍛えあげられた花は、香りが高い」。

毎日、うんざりするほどの降雪だけど、耐えて忍べば春が来る。
雪よ降れ降れ、もっと降れ。。。

骨折している左手のギプスが取れるのも、もう少し。
今年は、いつもよりうんとあたたかい春の訪れを待つことにしよう☆

「誕生日有難う」。。。

2011-01-24 13:34:32 | 家族
次女が、おもむろにキッチンに立って作り始めると、何かある。

サービス精神旺盛な次女は、来客があったり、誰かの記念日となれば、必ずと言っていいほど、
オリジナルスウィーツを作って、人をもてなす。。。
おそらく、これは小学生の頃からでなかろうか。

今回は、一時帰省する長女の誕生日ケーキ。。。

そうそう、こっちは、メール一通で済ませてしまったのだった。

義理堅い次女は、ちゃんと覚えていて、見れば、幾種類ものフルーツを盛り込んだ、ロール風
デコレーションケーキが出来上がっていた。

先日、その長女が誕生日を迎えて、私に送ってきたメールは、
「誕生日有難う」。。。

普通、世間では、「誕生日おめでとう」と言って、周囲が祝福するもの。
そうして、いろいろなプレゼントや、ご馳走が振舞われることが多いのだろう。

ところが、我が家では、子供達が誕生日を意識する年齢になってから、ケーキは子供達同志で
作り合っていたし、手料理を囲んで会食はするものの、贈り物をするような習慣は、今もない。

世の中では「自分の元に生まれてくれて有難う」などというフレーズも、時々聞こえてくるが、
一体、どんな心で言われているのだろう。

不妊に悩んで、ようやく授かった赤ん坊と心中を図り、子供だけ死なせた事件も耳新しい。。。

自分の元に生まれたばかりに、こんなことになってしまった、という後悔や、こんな家に生ま
れさえしなければ、と嘆く子供たち。。。

誕生が「おめでとう」なんて、こんな苦しみの中からは、本気で出てこないのでなかろうか。

人身受け難し、今すでに受く
仏法聞き難し、今すでに聞く。。。

生まれ難い人間に生を受けて、本当に良かった、という喜びは、生きる目的を教えられた仏法
を聞いて初めて知らされるもの。

仏縁を喜ぶ今の長女には、自分の誕生を「有難い」と形容せずにおれなかったのだろう。

そうして、そんな娘を持つ身をまた喜ばずにおれない。

我が家には、目に見える贈り物は無いけれど、ここに生まれたならばこそ、という無形の財産
は、限りなくあるからね。

今日も届け、とせっせと書いて残しておくことにしよう☆



骨折れば。。。

2011-01-17 10:37:37 | 家族
センター試験が終わった。
この10日間、まるでドラマを見ているような日々だった。

10日前、受験を控えた長男は、風邪による急性胃腸炎で3日間、ベッドの上にいた。
ようやくセンター1週間前に起き上がったものの、今度はこっちが胃腸炎。。。

幸い長男より軽くて、1日で立ち直ったものの、その直後である。
凍った路面に足をとられ、支えた左手を骨折してしまったのは。。。

大雪続きで、車の送迎なしには、登校できない。
センター試験を目前に、万事休す・・・となると、昔から逆境になるほど燃えてくる
のが私のサガ。。。

痛みでじっとしているより、早起きして、片手でフライパン、包丁を操り、受験に
向かう長男に、気合を入れて愛情弁当をこしらえる。

意気に応じるように、長男は、センター当日も早朝から雪かきに精を出し、末っ子の
次女は、夕食作りや片付けを、全面的に買って出た。

なんかいつもより、子供達の動きが俊敏だし、家事もすっとはかどる感じ。。。
何よりこの結束、団結力は何だろう。

昨日、センターを終えた長男と帰宅すると、テーブルには、大鍋に野菜一杯の特製カレーと、
大きなイチゴをふんだんに飾った、これも次女特製のデコレーションケーキ。。。

やっぱ、凄いよ。

受験の取りかかりの遅さはあったけど、センター試験で今までの自己最高点を取った息子と、
主婦顔負けに、家事を一手にこなす次女。

ここに長女が加われば、最強の子供軍団になるだろう。

ドラマチックな展開に、子の成長もうかがえて、骨折の痛みもなんのその。
思いがけない頼もしい日々に、心から感謝せずにおれない。

母もうかうかしておれぬ。

骨折れば、より強くなると言われるが、何事もそうなるように、今しかできないこと、
じっくり練って、時節到来に備えよう☆

新年も通過点

2011-01-05 21:26:53 | その他
いつものことではあるけれど、年末年始、あまりに凄ましい日々だった。
年明けて早や5日となる。。。

思えば、新年を迎えたと言っても、世の中変わったわけでも、心境の変化が見られる
ものでもない。

5日もたてば、結局、いつもと同じじゃないか、と実感する人も多いだろう。

平成23年になっても、寒い冬のあとには、春が来て、春のあとには、夏がくる。
巡る季節は変わらない。

その間、誰が死んでも生まれても、太陽は変わらずのぼって沈む。。。

はるかな過去から、果てしない未来へ続く時の流れに比べ、あまりにも儚い人生。。。
一年明けたと言っても、何が変わって、何をめでたいと言うのだろう。

もちろん、科学はますます発達し、技術革新は進んでいく。
今年もあっと驚く新機種のシロモノに、胸を躍らすこともあるには違いない。
しかし、生活が変わる、便利になる、ということと、自分の幸せ感は別である。

たとえば、ケータイが出始めた時は、便利になったと喜んでいても、いつでもどこでも
呼び出しがかかって忙しくなると、持たない方がのんびりできた、と思えてくる。

また、ケータイを持っても誰からの呼び出しもメールもないために、孤独感は深刻で、
イジメに使われることもある。

科学の進歩と、自分の幸福度は別物だということを、世界有数の豊かな日本だからこそ、
気づく人がもっとあらわれてもいいのでなかろうか。

そうして、本当の幸せとは何か、どうすればなれるのか、という人生の目的に向かう
きっかけになれば、それらの存在意義もきっと増すはず。。。

先日、この世のすべてのものは、「なぜ生きる」の解明に存在する、と教えて頂いた。

政治も科学も医学も経済も、すべての営みは、全人類が未来永遠の幸福になるために存在し、
その達成に向かって進歩する。。。

そうでなければ、それらの存在意味はない。

ズバリ、そう断言される教えが、仏法なのである。

すべての営みは「変わらぬ幸せ」に向かって「進化」する。。。

こんな凄い真理に生きる幸せを、どうして黙っておれようか。
たとえブログの更新ができなくとも、仏法を伝え、感動に輝く日々に変わりはない。
今日も、いつもの通過点。光に向かって疾走しよう☆