働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

夢持てぬ日本の若者達へ

2012-05-17 20:02:51 | 世事情いろいろ
日本の15~29歳の8割以上が、仕事や年金の不安を感じているという。

少子高齢化が進み、雇用情勢も不安定。
若者の失業率は、なんと全体の約2倍という。

先行き不安で、将来に明りが見えぬと、早々に自ら人生を幕引きする若者も数多い。

2009年の20代と30代の死因のトップは自殺であり、死者の2人に1人は自殺である。

収入も低く、結婚もできず、ただ一人老いていくだけの人生。
残った老親の姿に、我が身の孤独な末路を思うとき、どこに「幸福」を感じられる
若人がいるだろう。

人間に生まれてきて良かった、という喜びどころか、生まれてこなければ良かった
と悔やめば、人間ほど悲劇的な動物はないに違いない。

どんなに劣悪な環境でも、犬や猫が自殺したと聞いたことはないからである。

なぜ、犬や猫に生まれず、人間に生まれてきたのだろう。

どうして、生活が苦しくても、未来に明りが見えなくても、生きなければならない
のだろう。

なぜ、一人ぼっちでも、病気になって、老いて動けなくなっても、自殺してはいけ
ないのだろう。

そもそも、たとえ100年生きたとして、あっという間に終わる人生。。。
やがて死ぬのに、なぜ生きるのか。

若者だけではない、年間3万人を越える自殺者を筆頭に、全人類が最も知りたいことは、
この人生の目的、ただ一つではなかろうか。

この疑問に、明確な答えを示しているのが仏教であり、その真髄をあきらかにされた
のが、親鸞聖人なのだ。

「生死の苦海ほとりなし 久しく沈める我らをば
 弥陀弘誓の船のみぞ 乗せて必ずわたしける」。。。
 
先進主要国(G7)で20代と30代の死因のトップが 自殺などという悲しい事実は日本
だけである。

ああ、夢の持てぬ日本の若者達へ。。。
日本は、決して悲しい国などではない、世界で一番幸福に近い国なのだ。

親鸞聖人のご生誕を祝って、5月に毎年開催される降誕会。
富山にある二千畳に参詣して、それをどうか実感してほしいと切に願うばかりである☆