総選挙を前に、両党のマニフェストが大体揃った。
中学卒業まで子供手当ての支給。
これは、子育て中の親にとって、朗報と言っていいだろう。
お金をもらえる、と聞いて悲しむ人はいない。
一方は、3~5歳児の教育無償化。
少子化が進む一つの原因に、教育費がかさむことが挙げられる。
確かに、幼児期の保育費は、予想以上のもの。
将来かかる教育費の計算を始めるのは、この厳しい現実を目の当たりにしてからと思う。
経済的なことで、逡巡するような社会では、少子化に歯止めがかからないということだろう。
確かに、経済的政策も結構だが、「親になって良かった」「子を持って幸せだ」という実感が
持てる社会が大事と思う。
「子育て」を「孤育て」とも言われる。
初めての「子育て」に迷い悩んで、追い詰められて、「孤独な子育て」になっていることがある。
子供3人連れて、新幹線で、東京まで往復した帰り、長女は5歳、長男2歳、末子はまだ乳児だった。
宿泊の荷物も含め、おんぶして、両手に荷物抱えても、移動にやっとやっとの状態。
夜になり、子供達も疲れて、座席に着いた途端、眠ってしまった。
到着駅を前にしてからが、さあ大変。
どんなに叫んでも、つついても起きないし、長女はやっと立たせたものの、長男は爆睡状態。
おんぶに、両手は満杯、足で抱くわけにもいかず、到着目前にして万事休すか、と思った時である。
様子を見かねたのだろう、さっと長男を抱っこして、降ろしてくださる人があった。
しかも、駅の階段をおりて、入り口まで・・・。
あとを追って、お礼を言いたかったのだが、スピードについて行けず、そのままになってしまった。
この時の有難さは、忘れられない。
できないときは、助けを借りる。
こんな単純なことが、必死で子育て中は思いつかないし、なかなかできないのである。
だから、見知らぬ人のさりげない思いやりに、我を取り戻し、息を吹き返すほど、一人で抱え込んでいる
「孤育て」があるということだ・・・。
そんな親の心境をみんなが知り、見守り、手を差し伸べる思いやりの行動になっていけば、どんなに
幸せが溢れ、子育てにやさしい社会になっていくだろう。
こんなナマナマしい体験は、誰でもあるだろうから、自分がされて嬉しかったことを、今度は勇気を持って
自分がしていく・・・。
政党が変わることで何かが変わると期待してしまうものだが、社会を変えるのは、一人一人の言動からと
自覚して、個々がどれだけ本気で取り組んでいくかが大事と思う☆
中学卒業まで子供手当ての支給。
これは、子育て中の親にとって、朗報と言っていいだろう。
お金をもらえる、と聞いて悲しむ人はいない。
一方は、3~5歳児の教育無償化。
少子化が進む一つの原因に、教育費がかさむことが挙げられる。
確かに、幼児期の保育費は、予想以上のもの。
将来かかる教育費の計算を始めるのは、この厳しい現実を目の当たりにしてからと思う。
経済的なことで、逡巡するような社会では、少子化に歯止めがかからないということだろう。
確かに、経済的政策も結構だが、「親になって良かった」「子を持って幸せだ」という実感が
持てる社会が大事と思う。
「子育て」を「孤育て」とも言われる。
初めての「子育て」に迷い悩んで、追い詰められて、「孤独な子育て」になっていることがある。
子供3人連れて、新幹線で、東京まで往復した帰り、長女は5歳、長男2歳、末子はまだ乳児だった。
宿泊の荷物も含め、おんぶして、両手に荷物抱えても、移動にやっとやっとの状態。
夜になり、子供達も疲れて、座席に着いた途端、眠ってしまった。
到着駅を前にしてからが、さあ大変。
どんなに叫んでも、つついても起きないし、長女はやっと立たせたものの、長男は爆睡状態。
おんぶに、両手は満杯、足で抱くわけにもいかず、到着目前にして万事休すか、と思った時である。
様子を見かねたのだろう、さっと長男を抱っこして、降ろしてくださる人があった。
しかも、駅の階段をおりて、入り口まで・・・。
あとを追って、お礼を言いたかったのだが、スピードについて行けず、そのままになってしまった。
この時の有難さは、忘れられない。
できないときは、助けを借りる。
こんな単純なことが、必死で子育て中は思いつかないし、なかなかできないのである。
だから、見知らぬ人のさりげない思いやりに、我を取り戻し、息を吹き返すほど、一人で抱え込んでいる
「孤育て」があるということだ・・・。
そんな親の心境をみんなが知り、見守り、手を差し伸べる思いやりの行動になっていけば、どんなに
幸せが溢れ、子育てにやさしい社会になっていくだろう。
こんなナマナマしい体験は、誰でもあるだろうから、自分がされて嬉しかったことを、今度は勇気を持って
自分がしていく・・・。
政党が変わることで何かが変わると期待してしまうものだが、社会を変えるのは、一人一人の言動からと
自覚して、個々がどれだけ本気で取り組んでいくかが大事と思う☆