働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

苦情も宝

2010-08-03 06:34:15 | 教育
東京都東村山の、ある小学校の職員室の壁には、保護者から来る苦情を書き出した模造紙が
張られていると言う。

「早退は、子供ひとりで帰さない」「跳び箱は、マットを敷き指導する」などの箇条書き。
その数30にのぼる。

これを提案した校長は、「保護者から指摘されて当然の事は、視覚化して全員が共有することが
大事」と苦情に対して前向きだ。

「漢字をしっかり指導してほしい」のクレームには、独自の漢字検定を作り、学校全体で競わせる。

児童のノートの書き方指導に注文があれば、きれいなノートを表彰する大会を企画した。

教育現場では、時として親から思わぬクレームも少なくない。

一方、教員は言葉を発する職業で、相手の真意を読み取るのが苦手と言われ、もともと権威
ある存在と見られているから、謝るのに慣れていない。

そのため起きる保護者との感覚のズレや、摩擦も少なくないと言われている。

しかし、この学校では、苦情にも真摯に耳を傾け、それを児童の学力向上のチャンスにし、
保護者も教師も満足する結果に変えている。。。

W杯でベスト16の立役者になり、一躍有名になった本田圭佑選手に、印象的な言葉がある。

「応援してくれた人だけでなく、批判してくれた人にも感謝したい」。。。

誰でも、自分を評価し、認めてくれる言葉は求めても、非難中傷の言葉には、耳を閉じ、
素知らぬ顔で避けて通りたいもの。。。

みんながそうだから、どこの世界もどんぐりの背比べで、結局、突出する人材がなかなか
あらわれない。

本田選手のように、どんな批判も、逃げずに受け止め、改めていけたら、どんなに大きく
成長してゆけることだろう。

要は、指摘されて当然の「苦情」は「宝」と、心の向きを変えて、自己の向上につなげられるか
どうか。。。

ここが、一歩も二歩も、他人より先んじ進めるかの分岐点ではなかろうか。

大変、困難なところだけに、果敢な勇気を要すること。
つまるところは、自惚れ強い自分との、最も辛い闘い、と日々知らされることである☆

関連記事 「移ろいの教育現場も。。。」http://www.bwcreativegroup.com/?p=141

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