働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

成功の秘訣

2010-12-16 11:40:53 | スポーツ
社会的に成功した人、各方面で成果を上げている人。

これらの人に、その秘訣を尋ねても、おそらくアッと驚くような変わった答えはないだろう。

ひと昔、日本の社長さんが、登場する番組があったが、それぞれ形は異なっても、人知れない
苦労や努力があるのは、誰しも共通したことだった。

美しい花を見れば、どんな種を蒔いたら、こんな花が咲くのか、ぜひ知りたいもの。

いろいろな人の成功談は、その種を明かすことで、同じような種を蒔き、成功につなげようと
いうきっかけになるのだろう。

もちろん、100メートルを9秒台で走る栄光の金メダリストの種まきを知ったところで、できない
能力の限界はある。

だから、まず目標に向かって、それを達成するにどんな種まきを、どのように続けるか、自分に
合ったやり方を見つけることが、大事になってくるのだと思う。

かのイチローは、それを体得した人として、挙げられるのでなかろうか。

彼は、一球ごとに独特の同じ打撃動作をすることで知られるが、球場の到着時間からトレーニング
の内容、食事に至るまで細部にわたり、決まりごとに沿って動いているそうだ。

年間200本安打を生むには、どんな種まきを続けるか、彼の中では打撃が不調の時も、これが
迷いなく確立されているのだろう。

確かに種まきが同じなら、結果も同じ。
これは大宇宙の真理、因果の道理である。

スポーツだけでなく、どんな道にも目標があり、それを達成するのは、決して容易なことではない。
まして、大きな目標ほど、達成し続けることは難しい。

しかし、こんな種まきをすれば、こんな結果が出る、と因果関係が体得されれば、好不調に関係
なく、やる気も持続されるのでなかろうか。

しかも、それが日常生活にわたって細かく決められているほど、継続から生まれる結果は大きい
に違いない。

いずれ限界を迎える体力勝負の世界でさえ、日々決まった種まきの継続に挑む人々がいる。

我々親鸞学徒の向かう先は、体力、能力、年齢に関係なく、すべての人に「なぜ生きる」という
決勝点を示された最高無上の大目的。。。

まず、起床時間から出かけるまでの段取り、帰宅後から就寝時間までの流れに無駄はないか、
光に向かって、足元の日常生活の仕分けから始めてみよう☆

難しいのは「捨てる」こと

2010-12-13 09:43:52 | その他
「難しいのは捨てること」と教えられる。

拾うのは、道端に落ちているものでも、拾ってくる。
しかし、持っているものは、不要と分かっていても捨てられない。

部屋に溢れるほどの服を持っていても、バーゲンだ、と聞くと買いに走り、数回着ると
もう飽きて、ほとんどタンスの肥やしとなっていく。

かつて、毎日履き替えても余りある、何千足という靴を所有していた女帝がいたが、
これは彼女だけのことではないだろう。

生涯に、使い切れないほどの荷物を持ち、死んだあとの片付けに、遺族が閉口するとは
よく聞く話である。

他人にあげたら、喜ばれることもあっただろうに。。。
どうして捨てられないのだろう。

これは欲である。

買ったり求めたりするのは、欲を満たすことだから簡単にできるが、与えるのは欲を
離すことだから、難しい。

文章でも、これも、あれもと、自分の言いたいことを言ったり、書きたいことを、つい
盛りだくさんに書いてしまいがちだが、これも欲。。。

書いた当人は、自己満足だろう。が、相手にとっては、何が言いたいのかわからない。

自分の意図を伝えるために、言葉はあるのだから、その目的が果たせなければ、双方
ともに無駄な時間、徒労に終わってしまうだけである。

とは言っても、気に入ったフレーズが浮かぶと、どこかで使えないかと画策し、
そう簡単には捨てられない。
無理に入れようとすれば、わかりにくくなり、駄文に苦しむ。

そんな時は、スパッと「捨てる」ことだと教えて頂いた。
勇気のいることだが、捨てると、簡潔で、分かりやすい文章になる。

ああ、そうだ。
難しいのは「捨てる」ことだったのだ。

底知れぬ、限りない欲から離れられない私たち。。。
捨てる作業は、そんな自己との最後の闘いになるのだろう。

深い一文の一端を知らされた感動のひと時だった☆

完成のある道は。

2010-12-09 09:28:34 | スポーツ
技術も経験もあるのに、大事な時に力が発揮できない。
調子がいい時と、悪い時の差が激しい。
練習量も、気合もあるのに本番に勝てない。。。

こんな経験は、誰でもあるのでなかろうか。
ここ一番に強い人、コケる人。。。
一体、この違いは、どこから来るのだろう。

1984年のロス五輪で、体操の個人総合金メダルに輝いた具志堅幸司選手。。。
大事な大会でミスをして、「勝っていながら、最後に逆転される」パターンが続き、
「先行の具志堅」と呼ばれた。

原因は「心の弱さ」にあると気づいた彼は、大学入学とともに、面識もない心理学の
教授を訪ねて、精神鍛錬方法を学ぶ。

日本ではまだイメージトレーニングという言葉さえなかった時代のことである。
やがて、彼は独自に学んだ心理学をメンタルトレーニングにつなげ、極度のプレッシャー
の中でも、最高の演技ができる集中力を身につけていく。。。

金メダルを獲ったロス五輪では、決勝の会場へ向かうバスの中で、全ての競技が頭の中で
完璧にイメージされたと言う。

そして最後に、一番高いところに「日の丸」が高揚されたイメージが浮かび、バスの中で
一人涙を流したという逸話が残っている。

いかに心理面の影響力が大きいか、知らされる。

やれることはすべてやった。
あとは、人事を尽くして天命を待つ、ということはあるだろう。

しかし、さらにここ一番で、最高の結果を得るに大事なのは、勝利に向かって、それが
鮮明にイメージされるまで到達しているかどうか。。。
勿論、そこに至るには、他人の窺い知れない血の滲む実地の努力あってこそである。

卒業のない道でさえ、結果を得るに、こうなのだ。

やることはやったから、結果は二の次。
結果より過程が大事。。。
望む結果が得られないと、ついつい出てくるこの思い。。。

しかし、これだけやったという「これだけ」とは「どれだけ」か。。。

卒業、完成のあるただ一つの道を進ませて頂く身は、常に振り返り、反省せずにおれない☆、

失敗も教訓に

2010-12-04 10:20:11 | 家族
いよいよ受験シーズンが本格化してきた。
来月は、センター試験である。

息子も頑張っているようだが、取りかかりの遅さが今も響いているようだ。

次女いわく
「お兄ちゃんにとっての不幸は、お姉ちゃんの弟だということ」。。。

何かと優等生っぽく見られた長女と、どうしても比較されるからという。
小、中、高と3人同じ学校なので、教科で共通の先生だったり、顔なじみの教師が出てくる。
保護者会でも、職員同士、共有する情報があるのだろうと感じる雰囲気は、確かにある。

それでも家では、2人を比較するような物言いは、意識的に避けてきた。
さすがにここに至っては、長女の受験期と比べざるを得ない。

あの時は、初めての経験でもあり、親子とも必死だった記憶がある。
受験校は絞りに絞り、かと言って浪人は許されない、まさに背水の陣だった。

息子も同じ。。。
下にまだ妹が控えている。
浪人もダメ、経済的なことも考えて。。。

いろいろと注文をつけながら、「待てよ、自分のときは」と振り返る。

やはり3人姉弟だから、浪人もダメ、経済的に国立大学とは思っていた。
しかし、実際は、高校3年の夏、部活で個人で府内ベスト8に入り、近畿大会出場のため、
秋まで3年でただ1人練習を続けていたのは、この私。。。

ランクを下げて必勝体制で臨んだものの、受験当日遅刻して、最初の生物の試験が響き、
不合格になったのもこの私。。。

ただ一つのすべり止めに受けていた私立があって、浪人は免れたものの、自惚れのド天上
から、真っ逆さまに落ちたのは誰のことでもない、この自分だった。。。

息子に話をしながら、昔の失敗談となっていく。
「初めて聞いた、そんな話」。。。

息子にとっては、反面教師。
しかし、失敗であっても体験は、机上の建て前論より、説得力があるに違いない。

「何より恐ろしいのは、自惚れ心なんだよ」。。。

だから同じ二の舞を踏まないよう、最後までベストを尽くしなさい。

ここにきてやっと、こちらの気持ちが届いたような、通じたような。。。
神妙な顔つきで、部屋に帰っていく息子。。。

受験を縁に、ようやく意気を感じた昨夜の出来事であった☆

本気になれば。。。

2010-12-02 07:52:33 | 家族
子供を持ったら、人の3倍努力しなさい。

その昔、同じ道を行く先輩から聞いた言葉。。。
結婚したら女性は家に入るもの、と半分本気で言われていた頃である。

家庭と仕事を両立し、更に子育てともなると、人並みの努力ではとてもついていけないよ。。。

確かにそう。
体力に任せ、なんとかついていこうと、随分無茶をしたものだが、動く割に成果は上がらず、
たびたび悔しい思いをしたものだ。

それにしても3倍の努力とは、どんなことだろう。。。
ようやく分かってきたのはここ数年のことである。

それは、時間の短縮であり、分かりやすく言えば、通常かかる時間の3分の1をめざすこと。。。
これには、動作のスピードアップと共に、いかに効率アップできるかが大きな課題となる。

不況の昨今、注目される牛丼大手のデフレ戦争。。。
牛丼1杯が、今や300円を満たない。

大手業者の「すき家」では、店内では1秒間に2歩以上歩く、というルールがあるそうだ。
昼時は「1秒間に3歩以上動いている」と言う。
これは歩くというより、走っている感じ。。。

牛丼並盛りなら注文を受けて10秒以内に出すのが目標。

もしフツウの店で30秒かかるなら、ここは10秒だから、3倍の努力をしている、と言えるだろう。

また、同じ大手の「松屋」も、券売機のボタンで、厨房の画面にメニューが表れるなど、至る
ところに、低価格を支えるスピードと効率を高める努力、工夫がなされている。。。

スピードと効率、これは、世間の競争に勝つにも、大事な要素なのだ。

独身でいる時よりも、家事や育児とやることは増え、かつ果たすべき責任や使命はいよいよ重い。

となれば、スピードと共に、どうすれば効率アップできるのか、真剣に考えずにはおられない。

たとえば、朝、弁当を作りながら、煮物など夕食の準備も並行してやる。
夕食を作りながら、翌朝の弁当や朝食を考え、1品でも準備をする。。。

何事も、今のことをしながら、前倒しで先のこともやっていく。
時間をどんどん攻める気持ちあれば、どうすればどうすればと頭の中もフル回転、アイデアが
浮かび、掛け持ちもでき、無駄な動作が省け、結果、効率アップとなってくる。

最初は窮屈だけれど、このサイクルが回ってくると痛快で、新たな闘志が湧いてくるから有難い。

何より急な用事が入ってもじたばたせずに対処でき、提出や集合に遅れることもなくなってくる。

窮すれば転ず、転ずれば通ず。。。

こうでも負荷をかけねば、本気にならない私だもの。。。
今は心から感謝せずにおれない☆