働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

楽を求めて得られるもの

2009-09-30 06:57:32 | 政治・経済
早大投資サークルOB3人が、相場操縦容疑で逮捕されたと言う。
彼らは六本木ヒルズの一室で、買う意思がないのにインターネット取引で大量の買い注文を入れ、
注文が確定する前に取り消す「見せ玉(ぎょく)」という手口を使い、株価を不正につり上げて、
売り抜けたとされている。
在学時からの数年間で得た利益は、なんと約40億円とみられるそうだ。

パソコンに向かい、マウスをクリックするだけで、何百万と稼ぐ。
今は、素人でも、主婦でもできるそんなビジネスもあるらしい。

当たれば2億円と聞くと、宝くじ売り場に列をなす。
その心理も分からないではないが、一攫千金で楽に得た財は、あっさり身から離れていく事例も
聞こえてくる。

続く成功は、それだけ苦労を重ねたプロセスあってのことだろう。

少子化問題が深刻な日本で、長野県下條村の出生率は、2.04と言う。

かつて養蚕で栄えた村が、過疎に苦しみながらも、道路は資材だけを支給し、村民の作業で作るなど、
限られた予算の中、医療費の補助、保育園の整備を進めていった。
結果、子供を持つ家庭が暮らしやすくなり、出生率も上昇。
視察が絶えないが、村長は、「絶対にこの村のまねはできないだろう」と言っているそうだ。

ここに至るまでの苦労がどれだけ大変であったのか、結果だけを求める人には到底わからない、
重いプロセスがあったと言うことだろう。

知恵を絞り、あきらめず真剣に取り組んで、汗水流してやった過程の先にこそ、それに見合った
結果があらわれてくるのである。

因果の道理は、大宇宙の真理。原因なくして結果はあらわれず、蒔かぬタネは、絶対に生えない。

楽を求め、得られるものは、恥と貧のみと教えられる。
今は辛い苦しみも、自分の行為が生み出した結果と厳粛に受け止めて、愚痴をこぼさず、汗流し、
ひたすら光に向かって進みたい☆

やるのは今・・・

2009-09-28 12:27:56 | 音楽
長淵剛を最初に知ったのは、大ヒットした『順子』という曲。
男性の先輩や同僚に、コンパやカラオケの席で、たびたび歌われた。
当時は、花の女学生。恥じらいつつも、悪い気はしなかった。

その彼の曲に、『西新宿の親父の唄』がある。
印象的なフレーズは、「やるなら今しかねえ やるなら今しかねえ」・・・。
これは、死んだ66歳の西新宿の親父の口癖、と歌詞にある。

「やるなら今しかねえ」・・・・。
これに気持ちを重ね、カラオケで歌う人も多いのでなかろうか。

柔道家の山下泰裕氏を、東海大相模高時代、指導した佐藤宣践監督の言葉。
「負けた時、『今度頑張ればいい』」と言うだろうが、そんなもんじゃない。試合に臨んだら、
先輩だろうが、何だろうが、それが唯一のチャンスと思え。目の前のチャンスをものにした
人間だけに、次のチャンスが来る」。

佐藤自身、世界選手権で2度の世界王者になりながら、全盛期のメキシコ五輪では柔道が
採用されず、五輪に採用された次のミュンヘン五輪予選は、足の怪我で涙をのんだ。

山下は、「その教えは先生自身の人生から得たものだった。先生は、オレの柔道人生を
自分と重ねて考えてくれていた。」と言っている。

壁にぶち当たった時、「やるなら今しかない」と全力尽くすか、「今度やればいい」と
先送りするか・・・。
人生いろいろだが、生き方に、大きく分かれるところだろう。

しかし、やるべきことを後回しにして、寿命が先に尽きれば、そこで一生が終わってしまう。
命には限りがあり、いつ終わるかは、今日とも明日とも知れぬもの。

「死」はずっと先のその奥の手の届かぬところにあると思い込んでいるが、部屋にたとえれば、
扉一枚の向こうに潜むのが、死んで広がる次の世界である。

「今度やればいい」という「今度」の保証はなく、ならば、「今しかない」という厳粛な事実に
かけるのが、正解というべきでなかろうか。

大切なのは、「何」に向かって「今しかない」と「力」をぶつけて生きるのか・・・。
最も急ぎ、知らねばならないのが、人生の目的である。

正しい教えを知れば、「今しかない」と潜在するエネルギーも完全燃焼し、目的達成にいたる
生きる力となって、きっと悔いなき幸せな人生に恵まれるのだろう☆

負け越さぬ成長に見るもの

2009-09-26 08:48:54 | スポーツ
「維新」のスローガンを掲げた今期、巨人は、圧倒的な強さで、リーグ3連覇を果たした。
その強さから、V9以来の黄金期を迎えるのでないか、と言われている。

「巨人、大鵬、卵焼き」とは、一昔前、子供の好きな3つを言われたもの。

「大鵬」とは、当時の横綱。品格もあり、安定した強さがあった。
巨人も、王や長嶋という大スターがいて、常勝と言われるほど強かった。

川上監督率いてのV9とは、リーグ優勝のみならず、日本一が9年続いたということ。
これが、いかに難しいかは、たとえば、12球団すべてに同等の優勝チャンスがあるとして、
9年連続日本一になる確率は、約51億分の1。
これは、ジャンボ宝くじを1枚買って、1等の2億円が当たる確率の500倍と言う。

確率から言えば、ほとんどないことなのに、勝って当たり前のように言われるのは、
相当のプレッシャーだったに違いない。

当時の川上監督は、
「勝つことは難しい。でも勝ち続けることはなお難しい」と言っている。

これは、どの道も同じだろう。

「一発芸」を当てて、テレビで引っ張りだこになっても、いつの間にか姿を消していく芸人も多い。

今は司会で人気の島田紳助は、売れない頃から緻密な研究ノートを書き、当時、既にテレビで
活躍していた夢路いとし・喜味こいしや海原千里・万里など、漫才コンビのレギュラーの本数の
推移をグラフにあらわし、部屋いっぱいに貼っていたと言う。

今でも、視聴率をグラフで張り出し、他局の人気番組と比較しているそうだが、その向上心に
学ぶところは多いだろう。

長くその世界で輝くには、それなりの周到な準備と努力、謙虚な学ぶ姿勢に、突出した向上心
あってのこと。

努力も工夫も何もせずに、成果を求めるのは、タネを蒔かずに収穫を求める愚か者と同じ・・と
心せねばならないと思う☆

未来を作り出す現在

2009-09-25 06:35:29 | 家族
昨日の朝のこと。目覚めの悪い息子は、どれだけ呼んでも叫んでも、ビクともしない。

意識もうろうとしながら、ようやく口を開いて言うには、
「疲れたから、たまには休まないと」・・・。
5連休のシルバーウィークの翌朝である。
5日間も休んだあと、更に休まねばならない理由はどこにある?

詰問する母に、屁理屈で返す言葉に、キレギレになりながら、30分以上かけて説得し、
車に乗せてギリギリ学校に滑り込む。
冬眠から目醒めた熊のように歩き出す後ろ姿・・・。
「保健室じゃなくて、まっすぐ教室に行くんだよ!」。
なにしろ、どこまでも心配な息子である。

巨人がV9以来となるリーグ3連覇を達成した。
シーズン前、連覇は難しいと承知の上で、原監督は、あえてナインに「今年から5連覇」
という、高い目標を突きつけたそうだ。

なぜ「5」なのか。聞けば、
「遠い先を見据え、現状に満足するな」ということだと言う。
自分自身に言い聞かせたセリフでもあったらしい。

ちなみに息子の5年先は、どうなっているだろう。
「未来」を見据えると、ますます案ぜずにおれない「現状」ではある。

大体、親の子に対する心配は、こんなところにあると思う。
「現状」から「遠い先」を想像して、「今のままではどうなるのか、将来が不安」と
案じている。

子供は、「現状」が「未来」につながっていくと、ほとんど思っていない。

「一発逆転」とか「偏差値30から半年で○○大」みたいな突拍子もない成功伝を夢見て
いるのでなかろうか。
少なくとも、そのうち何とかなるだろう、と思っている節がある。

厳しい経験を経て、現実を知る親は、そこがもどかしくもあり、危なかしくて、とても
見ておれないところ・・・。
つい、口やかましくなってしまうのだ。

勝利した指揮官のように、大きな目標を掲げ、叱咤激励までいかなくとも、ナインとの
信頼関係をがっちり固めていったように、どんな時も子供を信じ、せめていざとなったら
頼られる親になっておこう。

なんだかんだ抵抗しながらも、とにかく学校に行ったのだから☆

ダメなときは蓄積の時期

2009-09-24 06:53:35 | 文学・歴史
「大江健三郎以来の学生作家」と周囲に期待され、22歳で文学を志した作家の北方謙三さん。
「最初の3年は、自分は天才と思っていた」そうだ。
ところが、書いても書いても没となり、10年の純文学時代に、100作書いて、雑誌に載ったのは
わずか3作だった。

失意の中、エンターテインメント小説に転向し、33歳で「弔鐘はるかなり」が刊行されるや、
その後、3,4年の間に一気に評価と人気を獲得する。

北方氏は、売れない空白の10年について、次のように語っている。
「ダメだなと思うときが、実は人間のエネルギーの蓄積時期。我慢してマグマをため、
乗り越えたら、爆発できるんだ」・・・。

「あいつより うまいはずだが なぜ売れぬ」
新人女優時代に、こんな川柳を作った森光子さん。
「放浪記」が、今年、上演2000回という偉業を達成したのは、記憶に新しい。
が、舞台の主役を射止めたのは41歳。

それまでの売れない歳月、幾度、悔しさにつぶやかれたことだろう。
しかし、その長い空白期間の努力によって、「放浪記」に出会うや、才能は一気に開花し、
国民栄誉賞受賞につらなっている。

ダム決壊で、凄まじい力を放出するにも、それだけの水を蓄えておかねばならないように、
一気に結果が出るのは、長い不断の努力の期間あればこそだろう。

努力しても結果が出ないときは「貯金」をしている時であり、結果が先に延びるほど、
「利息」は大きい。

蒔いたタネは、必ず生える。
秋の稲穂の収穫も、タネを蒔き、汗を流し育てた期間あってのこと。

すぐに成果があらわれないからと言って、焦らず、腐らず、ひるまず・・・。
ひたすら光に向かって努力を続けたいものだ☆

格差に悩める人も・・・。

2009-09-23 06:49:35 | 政治・経済
BBC・読売新聞社の20か国調査で、日本は、経済格差を感じる人が72%にのぼったと言う。

「一億総中流」と言われた一昔前の日本は、どこに行ったのだろう。

当時の日本は、自由主義とは言え、終身雇用、年功序列で、社長も社員も一丸となって働く、
いわば平等な社会の一面があったと思う。

ところが、2001年、小泉首相の出現で、構造改革が推し進められ、既存の制度が崩れた結果、
能力主義で、いつの間にか「格差」という言葉が、頻繁に聞かれるようになった。

今度、政権を取った民主党は、所得制限なしで、一律にこども手当てを支給すると言う。
どんな政策にしても、格差是正は、大きな課題だろう。

平等だと、窮屈だし、自由を求めると、格差を生む。
平等と自由の間を、振り子のように行ったり来たりしているのが、実情でなかろうか。

ちょうど、平等に分配する共産主義と、自由に競争する資本主義が、相容れないように、
すべての人は、自由と平等を求めながら、その共存は不可能だとうすうす感じているようだ。

それでも、どこかに、理想とする自由且つ平等の世界はないものか・・・。

その答えが、実に有名な歎異抄に書かれてある。
親鸞聖人の思想に深く関わっている歎異抄・・・。

その第7章に「無碍の一道」の現存が示されている。

全人類が、理想とする世界はズバリ、これだと言ってよいだろう。
歎異抄が、日本人だけでなく、多くの人が惹きつけられるのは、全人類に共通した理想の
基盤がここにあるから・・・。

と言っても、そんな世界なんてあるものか、と疑う人がほとんどだから、親鸞聖人は、誰も
想像も及ばぬ、不可称、不可説、不可思議な世界なのだよ、と言われている。

そんな世界が本当にあるのだろうか。あるなら、一度聞いてみたい。
あるのか、無いのか、この世ではっきりするから、はっきりするところまで聞きなさい、と
教えられるのが仏法なのである。

二千畳でつとめられる報恩講の演題が、歎異抄第7章と決まった。
少なくとも、他では絶対聞けないところだから、格差に悩める人も、不自由に苦しむ人も、
確かめるのに躊躇や迷いは不要だろう☆

敬老の日に・・・

2009-09-21 08:41:46 | その他
今日は、敬老の日・・・。
年を重ねる、とはどういうことだろう。
人生を放物線で描く人もいるが、一生、右肩上がりに生きる人もいる。

若い頃は、2.3段飛ばして、階段を駆け上がっていた人でも、1段、1段登るのがやっととなれば、
エレベーターに頼る頻度は増え、ますます体力は低下する。

何しにここに来たのかと、物忘れがひどくなってくれば、新しい知識を得るのも、記憶するのも、
おっくうになるだろう。

体力、知力ともに喪失感が増せば、やる気も根気も失せて、時間の流れに身を任せ、
放物線の一生と終わっていく・・・・。

年を取るとはそんなものだ、と思っている人が多いのかもしれない。

しかし、そんな人生なら、若い絶好調の高い時点で終えた方が、老醜をさらすことなく、有終の美を
飾れるし、少なくとも「あの時、死んでおればよかった」という後悔は生まれないだろう。

年を重ねるほど、輝く人がある。
いつまでも、青年のようにみずみずしく生きる人がいる。

1962年の単独太平洋横断に始まり、47年に及ぶ冒険の歴史を刻む堀江健一さん、70歳。

「経験を重ねて見えてくるものはたくさんある。"運"という字は、"はこぶ"とも読むが、
何をするにも自分が起こした行動によって次の展開がある」・・・。

だからまず、行動を起こすことが大切で、永遠の冒険の夢に向かって、
「100歳になっても航海したい」そうだ。

100歳以上の高齢者が、今年初めて4万人を超えたという。
世界に先駆けて、超高齢化社会に突入する日本。
今後、ますます、チャレンジ精神で、右肩上がりに生きる人は多くなるだろう。

まして、寿命を終えた往く先を、無量光明土と進む者は、なおさら年だからできない、なんて
言ってはおれぬ。
険しい道も、高い荒波も、経験と努力で乗り越えて、気持ちは若人の情熱で、ひたすら光に
向かって進みたい☆

世界を変える思想とは・・・

2009-09-19 08:21:39 | 教育
9歳で大学生となった少年は、12歳で最優秀で卒業し、「不治の病を治したい」と名門シカゴ大
医科大学院へ進み、18歳で博士号を取得した。
矢野祥さん・・・。

9歳と言えば、小学4年生。
わずか12歳で医科大学院へ進むなんてフツーの頭ではとても考えられないところ。
天才少年とは、こんな人を言うのだろう。

「知力の甲子園」と銘打った「全国高等学校クイズ選手権」が先日、テレビで放映されていた。
息子の同級生が出場していて、驚いた。
フツーのクイズ番組ではない。大学受験を超越したハイレベル。
しかも次々に正解していく・・・。
ひょっとして息子も、と期待を持ったが、「さっぱりわからん」・・・。そうだろう。

世界の高校生が、数学や生物、物理など知識や応用力を競う「国際科学五輪」で、日本勢が
獲得した金メダルが、昨年の4個から過去最多の12個と急伸した。

若者の理数離れや学力低下が指摘される日本にとって、メダルラッシュは朗報だろう。
スポーツと同様、才能を発掘し、評価し、伸ばすことは大事だと思う。

なにしろ、若者の情熱や、爆発力、潜在的能力は、もの凄い。
将来の政治や経済、科学、医学と言っても、動かすのはこれらの若人だからである。

もっとも、人が動かすと言っても、つまりは、思想が動かすということだけど。
政治、経済、科学、医学などすべての存在意義を思想と言い、それらの根底にあるのが、
思想なのだから・・・。

世界の光、と仰がれる親鸞聖人は、わずか9歳で、
「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」と無常を感じて、出家された。

今晩、死んだら、どうなるか。
政治や、経済、科学や医学、すべての営みは、死を前にすれば、どんな存在意義を
持つのだろう。

最も大事で、急がねばならない自分の存在意義の核心を、9歳で感じ取られ、29歳で
その解決をなされたのである。

9歳どころか、90になっても、いくつになっても、明日の命を信じ、死ぬと思えぬ心に
だまされて、なんにも持たずに死んでいく。

知力、体力も大事だが、どこへ向かって生かすのか。
一番大事な思想を、身近に親鸞聖人に正しく学ぶ、そんな環境が整う日本にこそ、
世界を変える明るい未来を、期待せずにおれないのである☆

運命の「赤い糸」

2009-09-17 11:15:39 | 音楽
木村カエラの『Butterfly』という曲がある。

「Butterfly 今日は今までのどんな時より
 素晴らしい 赤い糸で結ばれてく 光の輪の中へ~」

いまどきの人でも、「赤い糸で結ばれる」なんて歌うんだ。
そう言えば、コブクロにも「赤い糸」という曲がある。

結ばれるべき運命的な結びつきを、「赤い糸」と言うのだろう。

赤い糸、たぐり寄せれば、未来の伴侶、となれば確かに面白い。
誰でも、共に生きる幸せな出会いを待っているもの。

「人」という字は、つっかい棒のように線が互いに支えあって、成り立っているように、
人は、一人では生きられない。

生涯、共に分かり合える運命の人との出会いは、人生を豊かにし、そんな人と結ばれる
「赤い糸」があれば、とみな期待するのだろう。

しかし、サイトで結ばれた交際相手に、殺されるという悲惨な「赤い糸」もある。

人生は、「結ばれる」人やものによって、運命は変わり、何と「結びつく」か、その選択が
大事ということなのだろう。

しかし、せっかく幸せな「赤い糸」で結ばれたと信じていても、知らぬ間にそっと切られ、
憂き目にあうこともある。

たとえ、生涯変わらぬ「赤い糸」であっても、死んでいくときには、一人ぼっちで、
すべての絆に断ち切られて、淋しくこの世を去っていかなければならない。

さすれば、いつまでも変わらない離れない幸福の「赤い糸」は、どこかにないものだろうか・・・。
誰しも考えずにおれないところだろう。

どんな人も幸せに結ばれる「仏縁」がある・・・。
だから、みなみなその仏縁を求め、仏縁を結んで、変わらない幸福になってくれよと
教えられたのが仏法である。

無常の世において、唯一つ変わらぬ無上の幸せがここにある。

仏法を聞けば、カエラの曲も、
「今日は今までのどんな時より 素晴らしい 仏縁で結ばれてく 光の輪の中へ~」
となるだろう☆

団結が生む最強の戦意

2009-09-14 07:28:54 | スポーツ
春、夏と甲子園を湧かせた岩手の花巻東高校といえば、菊池投手のワンマンチームと
思われるが、その真骨頂はカバーリングだそうだ。

投手が一塁けん制を投げれば、セカンドとライトがファーストの後ろのカバーに入る。
ここまでならよくある話だが、花巻東は、さらにセンターとレフトも、万が一の悪送球が、
2度続いたときに備えて、カバーに走る。
投手がけん制の動作をしただけでも走る・・・。

言葉にするのは、簡単だが、実際に走るのは大変だろう。
しかし、これが徹底されているから、ミスを最小限にとどめるだけでなく、相手より優れた
カバーリングから、精神的にも優位に立ち、積極的なプレーが生まれるのだと言う。

味方を信じた、個々の思い切ったプレーが、団結となり、突出したチーム力となるのだろう。

一人のスーパースターに頼るのでなく、一人一人が、全力を挙げる・・・。

「カイゼン」のトヨタ流は、「一人で悩むより百人で悩むこと」だそうだ。

どんな知恵ある者でも、一人では限界があり、問題は解決しない。
つい「できない」と思ってあきらめがちだが、みんなで問題を共有し、知恵を結集すれば、
「できない」大きな壁も打破できる・・・。

「全員野球」と言われるが、何事も「全員」で一つの目標に向かって、知恵を出し合い、
それぞれの任務を忠実に果たせば、できないと思えた高い目標も、最強の戦意で突破し、
最高の結果を生み出せるのだろう。

3日間連続の勉強会が終わった。
初めて参加される方に対して、迎えるスタッフの方々の手際よさ。
準備から、後片付けまで、それぞれが、気持ちよく参加できるように係りの任務を全う
されていた。
その互いの信頼感が、安心を生み、仏法の深い教えに触れ、存分に学ばせて頂いたと
つくづく有難く感謝せずにおれない。

まさに団結力では一番!
凄いパワーに圧倒された3日間でした☆