働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

真意を知る人

2010-11-29 11:04:35 | スポーツ
昨日、大相撲秋場所千秋楽の優勝決定戦で、横綱・白鵬が豊ノ島を下し、史上5人目の
5連覇を達成した。

5連覇は大鵬、北の湖、千代の富士、朝青龍に次ぐ大偉業である。

本場所、注目された双葉山の69連勝への挑戦は2日目、63連勝でストップしたが、その
ショックから立ち直っての優勝だけに、値も大きい。

何しろ、双葉山は69連勝がストップしてから3連敗、大鵬も45連勝がストップした後、休場に
追い込まれているのだから。。。

連勝がストップした敗戦を「勝ちにいって負けた」と白鵬は、振り返っている。
だって「勝ちにいかねば負けるだろう」と思うのは、土俵外の人。。。

1分間の勝負に生きる相撲道で、頂点を極める人だけに、常人にとって、言葉だけでは窺い
しれない境地があるに違いない。

あの元朝青龍も、白鵬の連勝が止まったとき、
「負けた悔しさよりも、勝っているときの苦しみの方が大変。誰も分からない世界だから」
と、後輩横綱を気遣っている。

どの道も、極めるほど求めている人しか、分からない心境があるのだろう。

約800年ほど前、関東の同行が、京都の親鸞聖人の元へ、命がけの聞法を決意した。
当時、数十日かかった旅路には、箱根の山や、大井川、山賊などもウロウロし、生きて
帰れる保証はどこにもない。

しかし「命かけても聞かねばならぬのが仏法」と、聖人の教えに生きた彼らは、やっとの
思いで京都に到着、聖人を前にして、再会の感涙と共に師を仰ぐ。。。

その「身命をかけて」参じた彼らに、聖人が鬼気迫る恐ろしさで直言されたのが、あの
有名な歎異抄第2章である。

よく知られた文章だから、誰でもつらつら読めるだろうが、聖人のその恐ろしさは、
「命かけて」求めた人にしか分からない。

また聖人の真意は、その道を通り、同じ世界に生きる方しか分からないのである。

昨日は、一日、その歎異抄第2章について聞かせて頂いた。
今しかない、かけがえのない尊いご縁を頂いて、その感動は深まるばかり。。。

難度海で、遇法を待つ人々が、今もどれだけいるか分からない。
真の知識ましますことを、お伝えできるのは、現に、お遇いできた我らのみ。。。
いよいよ使命に燃えてお伝えしよう☆

柳田法相の更迭

2010-11-24 22:58:01 | 政治・経済
22日、「国会軽視」発言の責任を問われ、柳田稔法相が事実上更迭された。

ことの発端は14日、地元広島市で法相就任を祝う席でのこと。。。

「法相とはいいですね。二つ覚えておけばいいんですから。。。」

国政を、二通りのマニュアル答弁で切り抜けるなんて、冗談でも言えることではない。
これでは失言を通り越し、大臣の資質を疑われて当然だろう。

今夏の参院選で3選し、県内の民主党議員として、初の入閣を果たして2カ月。。。
身内が集まって開かれた就任祝いの席で得意満面、つい「気を許しすぎた」らしい。

しかし「ジョークのつもり」で言った言葉が、どうしてこれほどまで厳しい世論を受け、
更迭に至ったのか、本人は今でも納得しているのだろうか。

実はこの「気を許した」時に出る言葉が、曲者なのである。

5月の総選挙で政権を失った、英国のブラウン前首相。。。

投票日の直前、会合で支持者の女性に移民政策で問い詰められた。
その場はおだやかに退席したのだが、車中で「頑迷な女め!」などとののしった上、
「なんでこんなバカな会合を設定したんだ」と側近を罵倒した。

その声が、なんと胸から外し忘れたテレビ局のマイクに、しっかり拾われていたのである。
覆水盆に返らず。。。

人前ではにこやかに話していたのに、車に戻ったとたん、悪口罵倒する指導者に、有権者の
心は一気に離れ、彼が率いる労働党は敗北したといわれている。

車の中は、密室であり、側近はいわゆる味方。。。
つい気を許しすぎて、怒りを爆発させたのだろう。

国民の前や、テレビの前では神妙に話していても、身内の前や一人になると豹変する。
よくあることだが、これがその人の「本音」であり、日頃、「思っていること」なのだ。

だから、それが公然と曝されれば、世論が許さないのは当然なのである。

しかし、これは政治家だけのことではない。
たとえば、家の内と外が同じ振る舞いの人は、どれだけいるのだろう。

その昔、電話の受話器を置くとトーンが下がる私に、幼い子供達は畏れるように目を丸く
して私を見つめたものだ。。。

心の内をうっかり見せて失脚する人、隠し通して資質ある人。。。

正も邪も、我が都合の世とつくづく知らされることである☆

持つべき「仲間」

2010-11-22 08:02:00 | スポーツ
大学最後の野球大会で、早大の斎藤佑樹は9回に登板し、東海大に逆転勝ち。
最終ゲームを優勝で飾った。

甲子園で高校球児の頂点に立った彼は、東京6大学野球リーグ戦でも、1年生で開幕戦に
先発し、初勝利を上げる。。。
これは、実に80年ぶりだったという。

「何か持っている」と言われ続けた彼が、それは何かをこう語った。

「持っているのは仲間です」。。。

これにグッと来たのは、当の仲間達だけではなかっただろう。

人は人に支えられ、辛苦も歓喜も共に分かち合って成長するもの。。。

それにしても、こうあからさまに言える人は、幸せだ。
誰でも望んで得られるのが「良き仲間」ではないのだから。

さわやかなこの青年は「誠実」「明朗」「努力」の人だといわれている。
「朱に交われば赤くなる」といわれるように、こんな人なら近づきたい、友達になりたい、
という存在になってこそ、人は自然に集まり、よき仲間が形成されていくのでなかろうか。

スポーツだけでなく、社会の荒波で生きていくのに、頼りになるのが人の絆であり、気心
知れた仲間達。。。

孤独で不安な社会だから、いつでもどこでも人は、頼りがいのある明るい仲間を求めている。

だから自身を磨き、光る存在になるほど、その明りに近づきたい、と集まる人は多くなり、
人の輪も広がることだろう。
そう、職場でも、家庭でも。。。
「あの娘かわいや卵に目鼻 あの娘育てた親見たい」という言葉もある。

まして、明るい未来に向かう学徒同志は、混迷の世にひと際輝く存在であり、一人一人が、
暗い群衆に飛び込めば、闇を明るく照らす誘蛾灯となり、明るい仲間に入りたい、と仏縁
ある人はきっと集まってくるだろう。

無上の使命に燃えるほど、自身の言動を反省し、徳を身につけ、魅力ある人にとますます
向上心を持たずにおれない。

しばらくブログから遠のいていたけれど、運動不足から筋肉が衰えるように、考えないと
ぼけた頭が余計錆びてくるようだ。

書くことで、思考も整理され、心も燃えてくるから、できるだけ更新できるよう今日から
再出発、努力していこう☆