じゅんこの部屋 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

めでたい年

2018-01-05 15:51:02 | 家族
ここ数年、劇的に身辺の環境が変わった。

もう「働く主婦」ではない。

子供達はそれぞれの大学を卒業し、就職し、上の2人は結婚して、長男には子供が生まれた。

そう、私は孫を持つ婆になったのである。

世の中の 娘が嫁と花咲いて 嬶としぼんで婆と散りゆく。。。

あっと言う間に最終段階まで進んでしまったのだ。
散っていくのは、もはや時間の問題である。

世間では、死ぬかもしれぬ年を迎えながら、めでたい、めでたいと言っている。

めでたいとは絶対死なないという前提があってのことだろう。
その大前提が見事に覆って、昨年もどれだけの人が死んで、めでたくない年になったか知れない。

老化の怖れには敏感なのに、どうしてその先の死に鈍感なのだろう。

無頓着で無防備のまま、何の準備もなく、たった一人でそそくさと後生へ旅立っていく。。。

仏法を知る前の私もそうだった。

幸いかな、親鸞学徒の年明けは、大悲の願船に乗せて頂く年となれ、真にめでたい幕開けだ。

今年は金沢を拠点に、身も軽く、思う存分、聞法、布教に駆け巡り、至宝の日々を迎えよう★
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果たせる夢

2018-01-01 07:58:25 | その他
NHK紅白のテーマは「夢を歌おう」だった。

2020年の東京五輪に向かって4年間、様々な世代の夢を「歌の力」で応援していきたいと言う。

夢は、世代によって変わる。

10代、20代のこれから勢いづく上り坂の夢と、人生半ば過ぎてすがる夢。。。

このブログを書き始めた頃は、40代だった。
まだまだこれから、と気持ちも軽く踊った内容になっている。

しばらくブログから離れている間に50代になり、還暦がもう手の届く年齢となって愕然とする。

この調子なら、70、80なんてすぐである。

昨年上半期のベストセラー佐藤愛子氏の「90歳。何がめでたい」の中で、「老人の夢」が、
同い年の友人の言葉で語られていた。

友達は言う。
「私の夢はね、ポックリ死ぬこと」。。

しかしそれは佐藤氏も指摘しているように、現実には掴めないことをわかっていての「夢」
である。

誰でも本音は「健康で長生き」が夢であって、死ぬことではないだろう。

また、ポックリ死にたくても日本は延命治療で、約10年は寝たきり状態の平均寿命と言わ
れている。

長寿大国といえども日本は寝たきり大国であり、ピンピンコロリでなく、ねんねんコロリ
が主流なのだ。

それにしても人生の荒波越えて、最後の夢が「ポックリ死」とは。。。

若者は夢に向かって前進しても、老人になれば、夢破れ、夢を持てずに死に向かう。

これは誰もが辿る道。。。

夢も希望も持てない老後に、あきらめ以外、何の明かりがあるだろう。

命でさえ夢とはかなく散る前に、人間に生まれてよかった、という充実感と大満足で老いを
迎えたいもの。。。

その究極の夢を、どんな人にも果たせる道があるのだよ、と教えられたのが仏法である。

生きている現在、よくぞ人間に生まれたものぞ、の絶対の幸福になれるのだ。

どんなに孤独であっても、貧しくても、寝たきりになっても、命果てる瞬間まで、決して
あきらめることはないのだよ。。。

お釈迦様が教えられたこの確かな夢を持って、高齢者ならぬ、未来輝く「光輝高齢者」に
向かい、今日も一日全力で生きよう★
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