働く主婦のじゅんこです 

自分探しから始まった幸せへの道・・いくつになっても旬な女性で生きるカギ☆

不安の根元

2011-03-03 08:44:04 | 世事情いろいろ
県立高校入試の願書受付が始まった。
そう言えば、昨年の今頃は、末っ子の高校受験だった。

大学に比べて、競争率は格段に低いが、試験は水物と言われるように、結果が出るまで、
どっちに転ぶかわからない。
どんなに条件が良くても、発表があるまで、不安は消えないものだ。

合格か、否か、未来がはっきりしないと不安になる。

ニュージーランドで起きた地震で、いまだ行方不明の家族は、どんなに心を痛めている
ことだろう。

自分で決めて旅立った道とは言え、まさか、こんなことになろうとは。。。

発表日が定まった受験でも、結果を待つ身はつらいのに、生死をさまよいながら、いつ
答えが出るかわからぬ時間を待つ苦しみは、想像を絶するストレスに違いない。

なんとか助かってほしいけれども、どうすることもできないやるせなさと、確かな情報も
ない焦りと不安。。。

助かるか、どうか、二つに揺れている間は、心も暗い。

どちらか一つに定まれば、覚悟もできよう。。。

だがこれは、他人事で済ませられることではないのである。
なぜなら、どんな人も例外なく、しかもそんな先のことでなく100パーセント「死」に至る。
地震や事故にあった人だけに、突然やってくるのではない。
「死」は、日本でも、平和な家の中にいても、ある日、突如として襲ってくる。

では、私が死んだら、どうなるのだろう。
あるのか、ないのか。あればどこへ行くのだろう。。。

このはっきりしない二つの心がある限り、「死」は不安で、一番の苦しみとなってくる。

これを後生の一大事と言い、それがこの世で解決して、「往生一定」と、往く先が一つに、
本決まりになることがあるのだよ、と教えられたのが、仏教である。

後生の一大事以上の、一番の大事はない。
この後生はっきりしない暗い心、不安の根元があっという間もなく一念で晴れ、「往生一定」と
大安心の身に救われることが、人生の目的。。。

だから、どんなに避けたい結果でも、この解決に向かっての試練と受け止め、乗り越える
覚悟さえあれば、必ず道は開けてくるもの。

今、結果を不安に待つ息子も、そばで感じている自分もよくよく心していこう☆

2 コメント

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一番大事なこと (ほやほや学徒)
2011-03-04 09:01:57
後生の一大事、頭では合点し、分かっているつもり、しかし本当は、何も分かっていない、ニュジランドの地震も他人事で、自分の死を考えたくない心、先日も、ある先輩学徒を病院に見舞に行き、その人から、もっと元気の時聴聞をすればよかったと、涙ぐんで叫ばれた、・・私も何時か仏法を聞くことが出来なくなる時が必ず来るのだ、と改めて知らされました。
その日その日を大事に、因果の道理を深信し真剣に聴聞を心がけたいと思います。じゅんこさん今後ともプログで励ましてください、よろしく・・・・息子さん応援しています。
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Unknown (じゅんこ)
2011-03-10 05:49:39
その方が、早く良くなられて、聞法のご縁にあわれ
ることを願わずにおれません。
自身に重ねて、大事に聞かせて頂きましょう。
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