ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

GAMER:ゲーマー

2010年11月18日 | 映画(か行)
(原題:GAMER)
【2009年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★☆☆)


生身の人間を使ったオンラインゲームが行われている近未来。
戦闘ゲームのキャラクターとして操作されている囚人の男が、決死の壮絶バトルを繰り広げながら、ゲームの裏に隠された陰謀を暴いていくSFサスペンス。

2034年。世界中の人たちは、天才クリエイターのケン・キャッスル(マイケル・C・ホール)が作り出したオンライン・ゲーム「ソサエティ」と「スレイヤーズ」に熱狂していた。どちらも生身の人間にナノ細胞を移植し、遠隔操作して行う娯楽空間で、「ソサエティ」は生を謳歌する世界、そして「スレイヤーズ」はリアルな死を伴う世界で評判を博していた。「スレイヤーズ」の世界で戦うのはすべて死刑囚。30回の戦闘に勝ち抜ければ釈放できるというルール。無実の罪で投獄されているケーブル(ジェラルド・バトラー)は、あと3回「スレイヤーズ」を勝ち抜けば釈放という段階に達しており、世界からの注目が集まっていた。そんな中、抵抗組織「ヒューマンズ」による妨害も激しさを増していた。しかし、ケーブルはキャッスルに関する重要な秘密を知っており、証拠を隠滅するために誰にも操作されない最強の戦士ハックマン(テリー・クルーズ)が「スレイヤーズ」に送り込まれる…。



2006年「アドレナリン」&2009年「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」のマーク・ネヴェルダイン&ブライアン・テイラー監督の最新作。
「アドレナリン」シリーズでもゲーム的な雰囲気が垣間みられたが、今回はどっぷりとゲームの世界を題材にした物語。
しかもけっこうシリアスです(笑)。



この世界に存在するもう1つの世界「スレイヤーズ」。
設定自体は「デス・レース」で行われていた囚人同士の殺し合いを、より洗礼して近未来テイストをふんだんに盛り込んでいる。
この「スレイヤーズ」はアメリカ政府の協力と認可を得ており、このゲームに於ける利益は刑務所の設備や運営に活かされている。
死刑囚たちは脳の運動皮質にナノ細胞を移植されており、戦闘区域内ではプレイヤーによって遠隔操作されることになる。

「スレイヤーズ」で連勝を重ねるケーブルことジョン・ティルマンを演じるのは、「300 スリーハンドレッド」「ベオウルフ(2005年)」「幸せの1ページ」のジェラルド・バトラー。
ちなみに当初「アドレナリン」シリーズは、ジェラルド・バトラー主演で話が進んでいたらしい。
しかし忙しくて脚本を読む暇がなく、ジェラルドが『うん、やるよ!』って言った時にはジェイソン・ステイサムの主演が決まった後だったらしい。
ちょっとジェラルド版の「アドレナリン」も興味あるよね~ww。

ケーブルを操作する高校生の天才ゲーマー・サイモンを演じるのは、「バタフライ・エフェクト」「幸せのセラピー」「ナンバ-23」などに出演し、「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」で主演を果たしたローガン・ラーマン。

他にも「スレイヤーズ」のプレイヤーとして、「デス・プルーフ in グラインドハウス」のゾーイ・ベルや「ハプニング」のジョン・レグイザモが出演。

どうやら「悪魔の毒々モンスター」シリーズや「カブキマン」を監督したロイド・カウフマンも、「スレイヤーズ」の世界でカメオ出演しているらしい。
分かんないよ(笑)。



そして「スレイヤーズ」と対極となるもう1つの世界「ソサエティ」。
実は物語中盤まで、この「ソサエティ」の存在理由というか、構成というか、仕組みというか、システムというか、その辺がなかなか把握できなかったんですよね。
基本は生身の人間を使った「セカンドライフ」(←今まだあるのかな?)のような疑似世界…というのは分かるんだけど、一般の人が何故アバターを演じるのか?
そういう部分が今ひとつ理解できなかったのだ。
要はそのアバターも職業みたいな感じなんだよね。
「ソサエティ」の中で、プレイヤーが操作するキャラクターになることでお金をもらう。

この「ソサエティ」世界では、ケーブルの妻アンジーがキャラクターとして働いているんだけど、彼女を操作するプレイヤーはぶくぶくに太ったゴージという男性。
こういうのネカマっていうのかしらん?

アンジーを演じるのは、「最後の恋の始め方」「デッド・サイレンス」「ダブル・ミッション」のアンバー・ヴァレッタ。
この人はちょっとコミカルな作品の方が、いい味出すんですよね~。

ここ「ソサエティ」では、TVドラマ「HIROS/ヒーローズ」のピーターを演じるマイロ・ヴィンティミリアがカメオ出演していたらしいが、このドラマ観てないからやっぱり分からないよ~ww



天才クリエイターにして世界最大の資産家ケン・キャッスルが目論む野望とは?
そんなケン・キャッスルを演じるのは、TVドラマ「デクスター~警察官は殺人鬼」のマイケル・C・ホール(ちょっとケヴィン・ベーコンっぽい?)。
このドラマも興味あるけど観てない~。
TV(民放ね)で放送してくれないかな~?

ケン・キャッスルが構築する「ソサエティ」&「スレイヤーズ」に警鐘を鳴らす「ヒューマンズ」。
リーダーのヒューマンズ・ブラザーを演じるのは、ラッパーでもあり、「マックス・ペイン」や「ロックンローラ」などに俳優としても活躍するクリス・"リュダクリス"・ブリッジス。
独房にいるケーブルに接触するトレースを演じるのは、「スペル」「マッチスティック・メン」(←これ大好き♪)のアリソン・ローマン♪
「ヒューマンズ」のネット関係を得意とするデュードを演じるのは、「13日の金曜日(2009年)」のアーロン・ヨー。

そして「ヒューマンズ」と共に事件の真相に迫る、テルネット放送局のアンカー・ウーマンのジーナ・パーカー・スミスを演じるのは、TVドラマ「クローザー」のキーラ・セジウィック。
このドラマも興味あるけど観てない~。
TVドラマで活躍してる人の映画進出も最近多いのよね~。
ちなみに彼女の旦那さんは、ケヴィン・ベーコンなのよね~♪

こういう世界がいずれ来るのかな~?
個人的には天才ゲーマー・サイモンが操作する近未来のネットに対するインターフェースがなかなか興味深かったです。
(iPhoneとかiPadの操作に拒絶反応を示しているアナログともやには、絶対扱えないだろうけどねww)

監督・脚本・製作総指揮はマーク・ネヴェルダイン&ブライアン・テイラー。

全米興行成績(2009年9月公開):初登場4位→10位→ランク外

2010年12月3日公開
公式HP:GAMER:ゲーマー


Gamer(「ゲーマー」輸入盤サントラ)
Geoff Zanelli,Robb Williamson
Lakeshore Records

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8 コメント

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すごいなあ(笑) (rose_chocolat)
2010-12-02 05:22:33
ともやさんよく覚えてて(笑)

予告は面白そうだったんだけど、
意外と細かいところがスルーされちゃってたせいか、途中からは何にも考えなかったので
感想がいい加減になってしまいました。。。
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Unknown (KLY)
2010-12-02 21:14:59
あのコンピュータのインターフェイスかっこいいよねぇ。でもさ、何にも持たずには無理だとしても、今だって観ようによってはwiiとかあんな感じじゃない?(笑)あの360度モニターが高そうだなぁ。早く作らないかな、世界の亀山でww
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チンプンカンプン (ともや)
2010-12-03 10:27:41
こんにちは、rose_chocolatさん♪
この映画ってそんなに複雑ではないんだけど、世界観が分かりにくいんで、ぼうっと観てるとチンプンカンプンになっちゃいますよね。
未だにちょっとチンプンカンプンだったりするんですけど…ww。

よく覚えてるっていうより、観た後に感想を放置しちゃったりしてるんで、いろんな資料見ながら思い出しつつ感想ですよ(笑)。
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キネクト (ともや)
2010-12-03 10:45:30
こんにちは、KLYさん♪
何も持たずに操作する方法は、Wiiというよりこの間発売されたキネクトに近いのかな?
もうこの手の新製品の流れは激流なんで、近いうちにあんなインターフェースが実現しちゃうかもね~ww
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こんにちは♪ (yukarin)
2010-12-07 10:13:39
設定とかは面白そうなんだけど・・・私には今ひとつ面白く感じませんでしたわ~ん。
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シンプル (ともや)
2010-12-09 01:32:13
こんばんは、yukarinさん♪
笑、まぁね~。
プロローグのゲーム内の物語をもうちょっと突き詰めてもらえると楽しかったかも?
世界観構築にちぃとこだわり過ぎた?
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Unknown (inuneko)
2010-12-10 11:13:55
デクスターはキレてるだけじゃなく主人公の葛藤とか、ちゃんとおもしろいドラマですけど、地上波ではちょっと…というアレです。
死体や殺人シーンが重要すぎるのです。
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レイティング (ともや)
2010-12-13 08:33:28
こんにちは、inunekoさん♪
そっか、地上波じゃ放送できないような内容なんですね。
それはますます興味津々ですね。
のか…。
レンタルでちまちま観ていくしかないのかぁ…。
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