(原題:NIM'S ISLAND)
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
ウェンディ・オルー原作の児童文学を映像化したファミリー向けアドベンチャー映画。
海洋生物学者のジャック(ジェラルド・バトラー)と11歳になる娘のニム(アビゲイル・ブレスリン)は、休火山がそびえる南の島で暮らしていた。ある日、ジャックは新種のプランクトンを採取するために島を2日間離れることになる。ジャックはニムを一緒に連れて行こうとしたが、ニムはウミガメの産卵が近いために独りで留守番をすると主張。仕方なくジャックは独りで出発をすることに。その夜大型の嵐が接近し、ジャックの船は難破してしまう。無線機は海中に沈んでしまい、ジャックはニムと連絡が取れなくなってしまった。一方、サンフランシスコに住む小説家のアレクサンドラ・ローバー(ジョディ・フォスター)。彼女の代表作は、アレックス・ローバーが大活躍する冒険小説。しかし、アレクサンドラは、対人恐怖症で外出恐怖症、しかも極度の潔癖性だった。ひょんなことからメール交換をすることになったニムとアレクサンドラ。父親と連絡が取れなくなったことを心配するニムだが、別の心配事がニムに襲いかかる。たった2人で暮らしていた無人島に観光業者がやってきて、この秘密の島を観光地にしようと企んでいた。彼らの会話から2日後には観光客がこの島に大挙してしまう。アレクサンドラを小説の主人公アレックスと思い込んでいるニムは、アレクサンドラに助けを求める。アレクサンドラは唯一の話し相手アレックス(ジェラルド・バトラー)に急かされながら、ニムのいる島へと向かうことに…。
今年はアドベンチャー映画が花盛り。
系統的には「ロマンシング・ストーン」に「ホーム・アローン」的要素を加えたようなコミカルなアドベンチャー作品。
ファミリー向けムービーです。
ひとつ毒を吐くならば、日本の宣伝方法。
チラシを見れば一目瞭然。
海外版のポスターは見るからにアドベンチャー色を出した楽しそうな内容なのに、日本版のチラシはまるでラブロマンス映画のようなデザイン。
日本映画業界の偽装宣伝は今に始まったことじゃないけどね。
確かに女性客を捕まえるのって大事だと思うけど、これって絶対家族向けの内容だよ。
まま、毒はこのくらいにして…と。
それにしてもビックリしたのは、ジョディ・フォスターがコメディに挑戦してるってこと。
ジョディ・フォスターだよ。
あのジョディ・フォスター!
コメディ作品に出演するなんて初めてじゃないのかな?
対人恐怖症で外出恐怖症…要はひきこもりなんだけど、まぁ、その様子がおかしいことおかしいこと。
編集からの電話に出ない。
外に出るのが怖いから、玄関の外の郵便受けまで行くことも出来ない。
そんな彼女が文明とはほど遠い無人島に行くんだから…。
もうそれだけで大アドベンチャーです。
そういえば、「ロマンシング・ストーン」の主人公も女性作家じゃなかったかしらん?
そして今回ジェラルド・バトラーが一人二役に挑戦。
アレクサンドラの心の話し相手アレックス(インディ・ジョーンズ風?)とニムのお父さん。
何だか劇中作品のアレックス・ローバーで、1本スピンオフが作れちゃうんじゃないかしらん?
一方、無人島で暮らすニムを演じるのは、「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン。
…とは言ってもこの作品観たこと無いから、ともや的には「サイン」のアビゲイル・ブレスリンって言った方がしっくりくるのよね。
あら、大きくなったこと~!
無人島にやってきた観光客をいろんな仕掛けで追っ払おうとする様は、「ホーム・アローン」のマコーレー・カルキンを彷彿とさせる腕白っぷり。
まだまだこれからが楽しみですね。
監督はマーク・レヴィン&ジェニファー・フラケット。
2008年9月6日公開
公式HP:幸せの1ページ
【2008年・アメリカ】試写で鑑賞(★★★★☆)
ウェンディ・オルー原作の児童文学を映像化したファミリー向けアドベンチャー映画。
海洋生物学者のジャック(ジェラルド・バトラー)と11歳になる娘のニム(アビゲイル・ブレスリン)は、休火山がそびえる南の島で暮らしていた。ある日、ジャックは新種のプランクトンを採取するために島を2日間離れることになる。ジャックはニムを一緒に連れて行こうとしたが、ニムはウミガメの産卵が近いために独りで留守番をすると主張。仕方なくジャックは独りで出発をすることに。その夜大型の嵐が接近し、ジャックの船は難破してしまう。無線機は海中に沈んでしまい、ジャックはニムと連絡が取れなくなってしまった。一方、サンフランシスコに住む小説家のアレクサンドラ・ローバー(ジョディ・フォスター)。彼女の代表作は、アレックス・ローバーが大活躍する冒険小説。しかし、アレクサンドラは、対人恐怖症で外出恐怖症、しかも極度の潔癖性だった。ひょんなことからメール交換をすることになったニムとアレクサンドラ。父親と連絡が取れなくなったことを心配するニムだが、別の心配事がニムに襲いかかる。たった2人で暮らしていた無人島に観光業者がやってきて、この秘密の島を観光地にしようと企んでいた。彼らの会話から2日後には観光客がこの島に大挙してしまう。アレクサンドラを小説の主人公アレックスと思い込んでいるニムは、アレクサンドラに助けを求める。アレクサンドラは唯一の話し相手アレックス(ジェラルド・バトラー)に急かされながら、ニムのいる島へと向かうことに…。
今年はアドベンチャー映画が花盛り。
系統的には「ロマンシング・ストーン」に「ホーム・アローン」的要素を加えたようなコミカルなアドベンチャー作品。
ファミリー向けムービーです。
ひとつ毒を吐くならば、日本の宣伝方法。
チラシを見れば一目瞭然。
海外版のポスターは見るからにアドベンチャー色を出した楽しそうな内容なのに、日本版のチラシはまるでラブロマンス映画のようなデザイン。
日本映画業界の偽装宣伝は今に始まったことじゃないけどね。
確かに女性客を捕まえるのって大事だと思うけど、これって絶対家族向けの内容だよ。
まま、毒はこのくらいにして…と。
それにしてもビックリしたのは、ジョディ・フォスターがコメディに挑戦してるってこと。
ジョディ・フォスターだよ。
あのジョディ・フォスター!
コメディ作品に出演するなんて初めてじゃないのかな?
対人恐怖症で外出恐怖症…要はひきこもりなんだけど、まぁ、その様子がおかしいことおかしいこと。
編集からの電話に出ない。
外に出るのが怖いから、玄関の外の郵便受けまで行くことも出来ない。
そんな彼女が文明とはほど遠い無人島に行くんだから…。
もうそれだけで大アドベンチャーです。
そういえば、「ロマンシング・ストーン」の主人公も女性作家じゃなかったかしらん?
そして今回ジェラルド・バトラーが一人二役に挑戦。
アレクサンドラの心の話し相手アレックス(インディ・ジョーンズ風?)とニムのお父さん。
何だか劇中作品のアレックス・ローバーで、1本スピンオフが作れちゃうんじゃないかしらん?
一方、無人島で暮らすニムを演じるのは、「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン。
…とは言ってもこの作品観たこと無いから、ともや的には「サイン」のアビゲイル・ブレスリンって言った方がしっくりくるのよね。
あら、大きくなったこと~!
無人島にやってきた観光客をいろんな仕掛けで追っ払おうとする様は、「ホーム・アローン」のマコーレー・カルキンを彷彿とさせる腕白っぷり。
まだまだこれからが楽しみですね。
監督はマーク・レヴィン&ジェニファー・フラケット。
2008年9月6日公開
公式HP:幸せの1ページ
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TBコメントありがとー♪
うわー、2ヶ月も前に観てたのね!
確かジョディがらしくない役を、、、、ってともやさん
前にコメントでいってたなぁって思ってたの。
子供向けだったけど、純真な目?で観たらフツウに楽しめる作品でしたね☆
ジョディがなんだか笑えた^^
本当にジョディにコメディエンヌっぷりはビックリでした。
この演技の幅はすごいですよね~。
次回作がついつい楽しみになっちゃいます。
私も最初はしっかり騙されて、女性の自分探しがテーマのつまらない映画なのかと思って、ジョディも面白みのない映画に出てぇーとか言ってたら、なんのなんの、ファミリー向けでおまけにコメディで、反対に楽しめちゃいました。
さすがジョディは魅せてくれますねっ!
>女性の自分探しがテーマのつまらない映画
ほんと、これ宣伝方法間違えてますよね。
ジョディのコメディエンヌっぷりを前面に出せばいいのに…。
新しいジョディの魅力が発見できる、いいファミリー映画ですわん。
唖然とするものが多くて悲しいです(涙)
宣伝マンとかちゃんと作品を見たのかっ!?
っておもいます。
わたしもホームアローンを想像しました!
ここ数年、食品偽装のニュースが絶えませんでしたが、こういう映画偽装はニュースでは報じられませんね(苦笑)。
ま、宣伝マンは映画観てるんだろうけど、どう歪曲した宣伝をすれば客が入るか…しか考えてないじゃないかな?
見始めてすぐ、これはアビゲイルちゃんのための映画だーって気がついたという体たらくです(泣)
ジョディとジェラルドのラブストーリーだと信じきっていた私がバカでした~。
>ジョディとジェラルドのラブストーリーだと信じきっていた私がバカでした~。
そういう映画だって思わせる宣伝してるんですからしょうがないですよね。
こういうのってJARROに訴えられないのかしらん?
『劇中作品のアレックス・ローバーで、1本スピンオフが作れちゃうんじゃないかしらん?』
賛成!賛成!!(笑)もちろん主役はジェラルド・バトラーで!!似会っていましたもの~あの恰好が♪
これはファミリー向けムービーだったんですね~
・・・・でも、これじゃー家の息子は喜ばないかもなぁ~ちょっと子どもが喜びそうな感じでもなかった気がします。動物は可愛かったけどね♪
日本の宣伝ではジョディ・フォスターがメチャメチャメインだったせいか、私が観た時は老夫婦や年配の方だらけでしたよ~(シニアデイかと思うほど)
どんな感想を持ったのかしら?スッゴク気になる・・・
劇中劇のスピンオフですよね~。
日本のアニメとかではよくあるし、スピンオフ好きなんじゃないかな、アメリカ人って。
(でもまんまインディだから、いろいろ問題あるのかしらん?)
>私が観た時は老夫婦や年配の方だらけでしたよ~
ジョディってお年寄りに人気なのかしら?