ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

完全犯罪クラブ

2006年12月27日 | 映画(か行)
(原題:MURDER BY NUMBERS)
【2002年・アメリカ】TVで鑑賞(★★★☆☆)


1924年にアメリカで実際に起きた『レオポルド&ローブ事件』をモチーフにした犯罪サスペンス。
周到な犯罪計画を実行に移す2人の高校生と、彼らを執拗に追いつめる女性捜査官の息詰まる攻防を描いている。

カリフォルニア州の小さな町サン・ベニート。海岸の断崖に建つ古い屋敷で、2人の少年がある企みを練り上げていた。同じ高校のクラスメートであるリチャード・ヘイウッド(ライアン・ゴズリング)とジャスティン・ペンデルトン(マイケル・ピット)。リチャードはハンサムで裕福な家庭に育ち、学園の人気者。一方、ジャスティンは頭脳明晰ながらクラスでは誰からも相手にされない冴えないオタク。学校では口さえきかない共通点のない彼らは、【究極の自由】を手に入れるために完全犯罪を計画していた。やがてある森の中で、女性の絞殺死体が発見される。事件を担当するのは殺人課の刑事キャシー・メイウェザー(サンドラ・ブロック)とサム・ケネディー(ベン・チャップリン)。捜査を進めていく中、プロファイリングに該当する容疑者が浮かんでくるが、キャシーは2人の少年が怪しいと感じ、独自に捜査を進めていく…。



現代ならともかく、1924年にこの事件っていうのは衝撃だったんだろうなぁ。
(物語は現代に置き換えられていますが…)





事件を追い掛けるキャシーは、かつて暴力の被害者になったことがあるトラウマ=心理的外傷を負っている。
そんな彼女だから、暴力を振るう者の微妙な雰囲気を察知する。
演じているのはサンドラ・ブロック。
彼女を見ると昔付き合っていたバツイチの彼女を思いだしてしまいます。
息子はだいぶ大きくなってるんだろうんぁ。
(遠い目)



そしてこれが完全犯罪を目論む2人の少年。
劇中特に触れられてはいないんだけど、リチャードはゲイでしょ?
ゲイというかバイ・セクシャル。
どっちでもイケるクチ。

それにしても原題にあるNUMBERS=数字が、物語にどう関係していたのかが謎。
劇中でリチャードが黙示録の引用をしていたけど、それを意味しているのかしらん?

監督はバーベット・シュローダー。


完全犯罪クラブ

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2 コメント

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「ロープ」の若者の狂気が怖かったです (すず)
2006-12-29 09:24:31
 なんだかヒッチコック監督の「ロープ」を思い出しました。完全犯罪とか若さゆえの驕りとかは、映画の題材として、いつまでも魅力的なんでしょうね。
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若者 (ともや)
2006-12-29 17:41:22
こんばんは、すずさん♪
>なんだかヒッチコック監督の「ロープ」を思い出しました。
そんな作品があるのですね。
ヒッチコックは「鳥」と「裏窓」とか「北北西へ進路を取れ」とかメジャーどころは観てるんだけど…。
TVとかで放映しないかなぁ。

>完全犯罪とか若さゆえの驕りとかは、映画の題材として、いつまでも魅力的なんでしょうね。
「太陽がいっぱい」とかもそうですしね。
完全犯罪はミステリー&サスペンスの王道ですから。
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