(原題:GRINDHOUSE:PLANET TERROR)
【2007年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★★☆)
かつてアメリカでB級映画ばかりを上映していた映画館【グラインドハウス】を、クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督が現代に復活させるべく、ホラー映画を競作した2本立てムービーの1本。
謎の化学兵器によってゾンビと化した感染者が溢れかえる田舎町で、ゾンビに片脚を奪われたヒロインの活躍を描く近未来エロティック・バイオレンス・アクション・ホラー。
舞台はテキサスの片田舎。米軍の悪人部隊長マルドゥーン(ブルース・ウィリス)の生物化学兵器により、街中に謎のウィルスが蔓延していく。ウィルスに感染した人間たちはゾンビとなり、次々に人を襲い始める。ゴーゴーダンサーのチェリー(ローズ・マッゴーワン)は、かつて付き合っていたレイ(フレディ・ロドリゲス)と久し振りに再会するが、ゾンビに襲われて右足を食いちぎられてしまう。チェリーは、命がけの夫婦ゲンカをしているブロック医師(ジョシュ・ブローリン)とダコタ医師(マーリー・シェルトン)の病院に運ばれ一命を取り留めるが、そこもウィルスに感染したゾンビたちで溢れかえってしまう。チェリーは木製テーブルの足を義足代わりにし、ゾンビたちと死闘を繰り広げる…。

かつてのポップでキッチュな低予算映画にオマージュを捧げたアクション映画。
昔の映画の雰囲気を出すために、フィルムの傷や飛びなどを意図的に入れるというこだわりよう。
ロドリゲス節炸裂です。

冒頭で出てくるのは、ブルース・ウィリス。
登場するなりすごい間を空けるんだけど、その間を持たせてしまうのがブルースの存在感。
意外とこういう脇役の方が生き生きしております。

とにかく小気味いいアクションの連続。
でもヒロインのチェリーの足に、なかなかM-16が装着されずに、ヤキモキしてしまいました。
ここではどういう原理で銃を発射できるとか、そういう細かいツッコミは無し!
格好良くて面白ければそれでいいのです。
無駄な特技が次々と役に立っていく過程なんかも、いいねぇ~。

チェリーと過去に何かあった解体屋のレイも、何か訳ありの秘密を持っています。
目にも止まらぬナイフ裁きで、ゾンビをバッサバッサと倒していきます。

夫のブロック医師と壮絶な死闘をするダコタ医師も、段々と格好良くなっていきます。
マヒして骨折した手で車を運転し息子を助け、注射器を銃のように華麗に操る。
劇中で登場する双子のレズビアンのアメリア・アヴェランとエレクトラ・イザベル・アヴェランにも、もうちょっと活躍して欲しかったなぁ。

海外ドラマ「LOST」サイード役でお馴染みのナヴィーン・アンドリュースも生物化学者アビー役として登場してます。
監督はロバート・ロドリゲス。
2007年9月22日公開
公式HP:プラネット・テラー in グラインドハウス
追伸。
エンドクレジット後にも、エピソードが続いているから注意ですわ。
追伸2。
本編上映前にはロバート・ロドリゲス監督が監修したフェイクの予告編「マチェーテ」(原題:Machete)が上映された。

主演はロドリゲス作品ではお馴染みのダニー・トレホ。
服の下に無数の山刀を仕込んだ元神父の復讐劇。
フェイクじゃなくて、これ本当に作って欲しい~!
観たいよ~、観たいよ~!
■もうひとつの「グラインドハウス」シリーズはこちら
【2007年・アメリカ】試写会で鑑賞(★★★★☆)
かつてアメリカでB級映画ばかりを上映していた映画館【グラインドハウス】を、クエンティン・タランティーノ監督とロバート・ロドリゲス監督が現代に復活させるべく、ホラー映画を競作した2本立てムービーの1本。
謎の化学兵器によってゾンビと化した感染者が溢れかえる田舎町で、ゾンビに片脚を奪われたヒロインの活躍を描く近未来エロティック・バイオレンス・アクション・ホラー。
舞台はテキサスの片田舎。米軍の悪人部隊長マルドゥーン(ブルース・ウィリス)の生物化学兵器により、街中に謎のウィルスが蔓延していく。ウィルスに感染した人間たちはゾンビとなり、次々に人を襲い始める。ゴーゴーダンサーのチェリー(ローズ・マッゴーワン)は、かつて付き合っていたレイ(フレディ・ロドリゲス)と久し振りに再会するが、ゾンビに襲われて右足を食いちぎられてしまう。チェリーは、命がけの夫婦ゲンカをしているブロック医師(ジョシュ・ブローリン)とダコタ医師(マーリー・シェルトン)の病院に運ばれ一命を取り留めるが、そこもウィルスに感染したゾンビたちで溢れかえってしまう。チェリーは木製テーブルの足を義足代わりにし、ゾンビたちと死闘を繰り広げる…。

かつてのポップでキッチュな低予算映画にオマージュを捧げたアクション映画。
昔の映画の雰囲気を出すために、フィルムの傷や飛びなどを意図的に入れるというこだわりよう。
ロドリゲス節炸裂です。

冒頭で出てくるのは、ブルース・ウィリス。
登場するなりすごい間を空けるんだけど、その間を持たせてしまうのがブルースの存在感。
意外とこういう脇役の方が生き生きしております。

とにかく小気味いいアクションの連続。
でもヒロインのチェリーの足に、なかなかM-16が装着されずに、ヤキモキしてしまいました。
ここではどういう原理で銃を発射できるとか、そういう細かいツッコミは無し!
格好良くて面白ければそれでいいのです。
無駄な特技が次々と役に立っていく過程なんかも、いいねぇ~。

チェリーと過去に何かあった解体屋のレイも、何か訳ありの秘密を持っています。
目にも止まらぬナイフ裁きで、ゾンビをバッサバッサと倒していきます。

夫のブロック医師と壮絶な死闘をするダコタ医師も、段々と格好良くなっていきます。
マヒして骨折した手で車を運転し息子を助け、注射器を銃のように華麗に操る。
劇中で登場する双子のレズビアンのアメリア・アヴェランとエレクトラ・イザベル・アヴェランにも、もうちょっと活躍して欲しかったなぁ。

海外ドラマ「LOST」サイード役でお馴染みのナヴィーン・アンドリュースも生物化学者アビー役として登場してます。
監督はロバート・ロドリゲス。
2007年9月22日公開
公式HP:プラネット・テラー in グラインドハウス
追伸。
エンドクレジット後にも、エピソードが続いているから注意ですわ。
追伸2。
本編上映前にはロバート・ロドリゲス監督が監修したフェイクの予告編「マチェーテ」(原題:Machete)が上映された。

主演はロドリゲス作品ではお馴染みのダニー・トレホ。
服の下に無数の山刀を仕込んだ元神父の復讐劇。
フェイクじゃなくて、これ本当に作って欲しい~!
観たいよ~、観たいよ~!
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これ、ポスターすごい種類ありますよね★
どれも70年代の雰囲気出しててカッコイイなー。
サイード、まさか最初でやられないよなぁ?って思って観てたけど
意外と生き残りましたね 笑
でもあんな死に方とは(・・;)
銃のミサイルはどこから出るんだ?ってわたしも思ったけど、一緒に観た人の話だと、横でカチっとやってたみたい☆
カッコヨカッタ~♪
>サイード
○玉集めが趣味の変態科学者の役。
最後のやられ方も含めて美味しいなぁ。
今回主役のチェリー役、ともやの大好きなミシェル・ロドリゲスだったら良かったのに~、とちょっと思いましたが、彼女ではちょっとお色気不足?
TBさせていただきました
このフェイク予告編、全部で4本あるんですね。
全部見てみたいです~!
観て来ました~♪
思いっきりゾンビ映画でちょっとグロ!!って思いましたが、スゴ~ク楽しめました~
ブルースは存在感がありましたね~
悪役で脇役って感じの彼も大好きです。
それと、私も早くチェリーのマシンガン姿が観たくてヤキモキしました(笑)結構後半まで引っ張りましたよね。
タラちゃんは変な役を嬉々として演じていましたね。最後はスゴイ事に・・・1番キモイシーンだったかも?!
>ブルースは存在感がありましたね~
>悪役で脇役って感じの彼も大好きです。
「ラッキー・ナンバー7」とかでもそうですけど、脇役の方がイキイキしてますからねぇ。
フェイク予告編は、フェイクではなく是非とも実現して欲しいですねぇ。
いや~、ホントに最高のB級映画でございます。
本当に映画化して欲しいです!
ブルースはマクレーン刑事の時と銃の撃ち方(ポーズ)が違っていましたね。
こんな大物俳優さえもゾンビ化させちゃうなんて凄い!
あのフェイク予告編を観られなかったのは残念でしたね~。
銃の持ち方は役によっていろいろあるんでしょうね。
軍人の銃の持ち方とか、警官の銃の持ち方とか。
このシリーズは、「マスターズ・オブ・ホラー」みたいな感じで、いろんな監督に参加していって欲しいですね。