(原題:127 HOURS)
【2010年・アメリカ/イギリス】試写会で鑑賞(★★★☆☆)
第83回アカデミー賞、作品賞・主演男優賞・脚色賞・作曲賞・歌曲賞・編集賞の6部門ノミネート。
第68回ゴールデングローブ賞、男優賞・脚本賞・音楽賞の3部門ノミネート。
第64回英国アカデミー賞、主演男優賞・監督賞・脚色賞・作曲賞・撮影賞・編集賞・音響賞・英国作品賞の8部門ノミネート。
2003年に遭難した山から軌跡の生還を果たした、冒険家アーロン・ラルストンの手記「奇跡の6日間」を映画化。
27歳になるアーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)は、一人でロッククライミングを楽しむため、週末を利用して慣れ親しんだブルー・ジョン・キャニオンへ向かう。ところが、ふとしたアクシデントで大きな落石に右腕を挟まれ、身動きがとれなくなってしまう。そこは誰も寄りつかない荒野の真ん中。しかも、行き先を告げずに出てきたので、アーロンがここにいることを誰も知らない。そんな絶望的な状況の中、アーロンは冷静さを失わずにここから抜け出す方法を模索していく…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/94/e44b650be862358dfa68d572acd9a062.jpg)
アメリカ人の大好きな「TRUE STORY」。
「世界まる見え」や「アンビリバボー」などで、20分くらいの再現ドラマで語られるような出来事です。
もしそういう再現ドラマを先にTVで見ていたら、観てなかったかも?
(実際、MITの大学生がラスベガスでカード・カウンティングを行う『ラスベガスをぶっつぶせ』が公開された時も、かなり前に「世界まる見え」でその出来事の再現ドラマ見ていて、まるっきり観ようという興味が沸かなかったことがあるし…)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d1/45d6ecafbf2f03c14e50de0eebb36605.jpg)
ま、それはともかく…。
プロモーションビデオのように、自然を楽しむアーロンが描かれていたら、開始早々に岩に腕を挟まれるアーロン。
ええっ、こんなに早くですか????
実はこの映画で一番ビックリしたのがココかも(笑)。
情報収集をしていなくても大体の流れは分かっていたので、挟まれるのはもっと中盤かと思ってた。
そんなに早く挟まれちゃっても、ダレることなく見せてっちゃうのが、ダニー・ボイルの上手さよね~。
まぁ、それにもしても、このアーロンさんの「我を忘れて取り乱すことを、良しとしない美学」はすごいね。
腕が挟まった現場は、谷の下降部分で足は地に着かない状態。
「困ったな…」レベルな顔をして最初にしたのが、冷静にロープを取り出して身体を支えること。
実際にそういう目に合ってしまったら、あそこまで冷静に行動できるか分からないね~。
すでに発売されている自伝の表紙を見れば、アーロンさんがどういう行動を取ったのか分かっちゃうんだけど、会場のお客さんは「アカデミー賞ノミネートの素晴らしい作品にあんな場面が出るとは思っていなかったらしく」ドン引き状態ww。
いやぁ、あんなのでドン引きしてたら、同監督の「28日後…」なんて観られませんよ(笑)。
それよりもともやが『うわ~~っ』ってなってしまったのは、実は腕を切り落としてから。
ともやは昔右腕を切って4針縫ったことがあるんだけど、そのときの出血による虚脱感がハンパじゃなかったのね。
いくら止血しているとはいえ、あんな状態で動いているアーロンさんにひたすら『うわ~~、うわ~~!』ってなってました。
こっちの方が衝撃的。
追伸。
途中アーロンがビデオを撮影しながらテレビキャスターの物真似をしていたが、会場にいた外人さんは大ウケしてました。
こういうリアクションに遭遇できるとちょっと面白いのだ。
追伸2。
やっぱりダニー・ボイル監督は音楽の使い方がすごく上手い。
彼の監督作のサントラはハズレ無しだね♪
監督・製作・脚本はダニー・ボイル。
全米興行成績(2010年11月公開):ベスト10にランクインせず
全米興行収入:1832万ドル(2011/4/10現在)
日本興行成績(2011年6月公開):ベスト10にランクインせず
2011年6月18日公開
公式HP:127時間
【2010年・アメリカ/イギリス】試写会で鑑賞(★★★☆☆)
第83回アカデミー賞、作品賞・主演男優賞・脚色賞・作曲賞・歌曲賞・編集賞の6部門ノミネート。
第68回ゴールデングローブ賞、男優賞・脚本賞・音楽賞の3部門ノミネート。
第64回英国アカデミー賞、主演男優賞・監督賞・脚色賞・作曲賞・撮影賞・編集賞・音響賞・英国作品賞の8部門ノミネート。
2003年に遭難した山から軌跡の生還を果たした、冒険家アーロン・ラルストンの手記「奇跡の6日間」を映画化。
27歳になるアーロン・ラルストン(ジェームズ・フランコ)は、一人でロッククライミングを楽しむため、週末を利用して慣れ親しんだブルー・ジョン・キャニオンへ向かう。ところが、ふとしたアクシデントで大きな落石に右腕を挟まれ、身動きがとれなくなってしまう。そこは誰も寄りつかない荒野の真ん中。しかも、行き先を告げずに出てきたので、アーロンがここにいることを誰も知らない。そんな絶望的な状況の中、アーロンは冷静さを失わずにここから抜け出す方法を模索していく…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/94/e44b650be862358dfa68d572acd9a062.jpg)
アメリカ人の大好きな「TRUE STORY」。
「世界まる見え」や「アンビリバボー」などで、20分くらいの再現ドラマで語られるような出来事です。
もしそういう再現ドラマを先にTVで見ていたら、観てなかったかも?
(実際、MITの大学生がラスベガスでカード・カウンティングを行う『ラスベガスをぶっつぶせ』が公開された時も、かなり前に「世界まる見え」でその出来事の再現ドラマ見ていて、まるっきり観ようという興味が沸かなかったことがあるし…)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/d1/45d6ecafbf2f03c14e50de0eebb36605.jpg)
ま、それはともかく…。
プロモーションビデオのように、自然を楽しむアーロンが描かれていたら、開始早々に岩に腕を挟まれるアーロン。
ええっ、こんなに早くですか????
実はこの映画で一番ビックリしたのがココかも(笑)。
情報収集をしていなくても大体の流れは分かっていたので、挟まれるのはもっと中盤かと思ってた。
そんなに早く挟まれちゃっても、ダレることなく見せてっちゃうのが、ダニー・ボイルの上手さよね~。
まぁ、それにもしても、このアーロンさんの「我を忘れて取り乱すことを、良しとしない美学」はすごいね。
腕が挟まった現場は、谷の下降部分で足は地に着かない状態。
「困ったな…」レベルな顔をして最初にしたのが、冷静にロープを取り出して身体を支えること。
実際にそういう目に合ってしまったら、あそこまで冷静に行動できるか分からないね~。
すでに発売されている自伝の表紙を見れば、アーロンさんがどういう行動を取ったのか分かっちゃうんだけど、会場のお客さんは「アカデミー賞ノミネートの素晴らしい作品にあんな場面が出るとは思っていなかったらしく」ドン引き状態ww。
いやぁ、あんなのでドン引きしてたら、同監督の「28日後…」なんて観られませんよ(笑)。
それよりもともやが『うわ~~っ』ってなってしまったのは、実は腕を切り落としてから。
ともやは昔右腕を切って4針縫ったことがあるんだけど、そのときの出血による虚脱感がハンパじゃなかったのね。
いくら止血しているとはいえ、あんな状態で動いているアーロンさんにひたすら『うわ~~、うわ~~!』ってなってました。
こっちの方が衝撃的。
追伸。
途中アーロンがビデオを撮影しながらテレビキャスターの物真似をしていたが、会場にいた外人さんは大ウケしてました。
こういうリアクションに遭遇できるとちょっと面白いのだ。
追伸2。
やっぱりダニー・ボイル監督は音楽の使い方がすごく上手い。
彼の監督作のサントラはハズレ無しだね♪
監督・製作・脚本はダニー・ボイル。
全米興行成績(2010年11月公開):ベスト10にランクインせず
全米興行収入:1832万ドル(2011/4/10現在)
日本興行成績(2011年6月公開):ベスト10にランクインせず
2011年6月18日公開
公式HP:127時間
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それにアンビリーバボーでやってそうなTrueStoryですね。TVで先にやってたのを観てしまうとイマイチ観る気にならないのはかなり分かります。
ほんと、話としては別にすぐ終わってしまう程度の内容なんだけど、ダニー・ボイル監督凄いわ。ジェームズ・フランコもここまで芝居できるとは知りませんでした(笑)
ダニー・ボイル監督作品はどれも好きなんですけど、一番好きなのは『普通じゃない』かな。
今作もそうなんだけど、グロいよりは軽妙なタッチの作品?
ますます次回作が楽しみになりました。
最初KLYさんホラー苦手って言ってたけど、今ではすっかりホラーマニアですもんね(あ、マニアではないか?ww)
ダニー・ボイル監督は最近ちょっと大衆よりな作品が多くなっている気がするんで、また「トレイン・スポッティング」や「ザ・ビーチ」のような作品をまた観てみたいですけどね~♪
gooの方にTBとURLリンクが出来ないんです(涙)
コメントのみでごめんなさい!
あのシーンではだいぶ引いて笑われましたが、
『28日後・・・』は観れたんだけど・・・
だって、あのシーン全然切れないから・・・(笑)
私は、あの後、傷口を汚い水に漬けちゃったから、
破傷風とか大丈夫なのか?と気になりました(笑)
大自然が美しくてうわ~
しゅぽーんって、隙間から落ちてうわ~
がっつり挟まれてうわ~
水攻めも極限状態もそして・・・
とにかくうわ~ってなりましたね。
ジェームスくんの一人芝居でも、しっかり魅せてくれました。
傷口の破傷風よりも、あの水を飲んだ後の体調とかの方が心配(笑)。
せめて布で漉して飲むとかしないと…ねww。
また興味ある試写があったら、ぜひぜひ♪
うわ~!、しゅぽーん!、うわ~! …でしたね~(笑)。
短い作品だったけど、一人芝居であそこまで魅せられるってスゴイっ!
次回作の「猿の惑星:創世記」も楽しみっ♪
寒さ対策に持ってるものを活用して暖をとったり、棒きれを加工して落ち物を拾ったり(この場面、見ながら、足がつりそうになりました(^_^;))、ほぉ!そうやればいいのね♪と勉強になりつつ。。。
例の場面、自由になれたアーロンと岩に挟まった腕が交互に映った時、さーっと一気に血が引きました。
「腕が、腕が、さっきまで身体の一部だった腕が、身体から離れた場所にあるっ。岩に挟まってる~っ(>_<)。」と。。。
たぶん、アーロンとすっかり同化していたんだと思います。
見せ方、上手いですよね(^^)。
音楽、すごく良かったので、サントラ買いました。カリフォルニアから近々届くそうで、楽しみです♪。
TB、ありがとうございます。
寒さ対策に持ってるものを活用して暖をとったり、棒きれを加工して落し物を拾ったり(この場面、見ながら、足がつりそうになりました(^_^;))、ほぉ!そうやればいいのね♪と勉強になりつつ。。。
例の場面、自由になれたアーロンと岩に挟まった腕が交互に映った時、さーっと一気に血が引きました。
「腕が、腕が、さっきまで身体の一部だった腕が、身体から離れた場所にあるっ。岩に挟まってる~っ(>_<)。と。
たぶん、アーロンと同化してたんだと思います、私。見せ方上手いですね~♪。
音楽、良かったのでサントラ買いました。
近々、カリフォルニアから届くそうで、そちらも楽しみです(^^)。