八ヶ岳田舎暮し 移住のススメ MORISH COUNTRY

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借地権の別荘地!

2013年06月08日 01時46分21秒 | 八ヶ岳 田舎暮らし
我が家の別荘地は、茅野市からの借地権だ。
初年度は30年更新で、更新時に20年継続、更新料は数万円で済む。
借地権なので土地の登記は出来ないけど、その分色々なメリットがある。
土地の固定資産税が必要ない。
借地料は㎡単価が年間62.4円、300坪で6万円ちょっとである。
相続税もかからないし、次世代に引き継ぐときにも名義変更をするだけで良い。
もし、引き継ぐ人がいない場合には転売するか返還すればいい。
返還する場合は更地に戻して返還するのだが、家が転売可能な状態であれば、
現時点では管理事務所が買い取ってくれる。もしくは相殺してくれる。後々も楽なのだ。
今、売りに出ている物件は、そうした転売物件である。
茅野市の借地権なので、将来的にも不安も無い。
なので、色々土地を案内するのだけれど、殆どの方が我が家の別荘地に落ち着くのだ。
かくして30組近くのMORISH COUNTRYの仲間が、我が家の別荘地にはいるのだ。
400区画ちょっとあるのだが、まもなく10%のシェアになるかな!
これは、都会から来て土地を買うのにとてもメリットになると思う。
見知らぬ土地に移住することになっても、すぐに30組の仲間と親しくなることが出来る。
また私は将来的に、このMORISH COUNTRYの仲間のためにコミュニティーを作ろうと思っている。
老後になっても、こうした仲間がいれば心強いし、色んな事も出来る。
車が運転できなくなっても、生活に必要なデリバリーシステムも作ることが出来る。

土地を買った方がMORISH COUNTRYの家を注文されるケースも多い。
なぜなら、私自身がこの地に住んでいて、経験した自然環境を考慮して考えて作る家だからだ。
この居心地のいい家を施工してくれる会社は、諏訪エリアで最大手の会社なので品質もばっちりだ。
しかも、デザイン料や設計料なども全て含めた価格でも、内容からすれば良心的な価格になっている。
予算があって拘りの家を作りたい場合には、私の友人の大工さんが担当する。
環境のいい土地と、居心地の良い家があれば、冬でも快適に過ごせ、楽しい余生を送ることが出来る。
これから作る家で、デザイン料、設備など全て含んで1200万円台という家がある。
これは、プランニングに苦労しました。結果、Compactで快適な家が出来ました!
広さは1階が9.4坪、2階が8.3坪で延べ床17.7坪あるから、必要にして十分な大きさです。
-15度にも対応する寒冷地仕様にもなっているので、真冬もポカポカだ!
一坪の玄関ポーチ(風除室)も別に付いている。
小さな家は、割高になってしまうのだが、寒冷地仕様で坪単価70万円を着ることが出来た。
(寒冷地仕様は通常一般住宅の1.5倍の価格になります)
老後に向けて、大きすぎる家は掃除、メンテナンスも大変だし、暖房費もかかるけど、
このコンパクトな家だったら、小さな薪ストーブ一つでポカポカで、掃除も楽だし、メンテも自分で出来る。
もうちょっと広くしたいと思えば、資金が出来たときに増築できる構造になっている。
Sunroomや書斎を増やしたり、玄関ポーチにガレージを増やしたりも出来る。VERANDAも後から作れるスペースがある。
それらを最初からフルセットにしたタイプは1800万円からになる。このフルセットのタイプも8月から着工する。
金額に含まれないのは、カーテンと薪ストーブくらいかな。
合併浄化槽や照明器具、キッチン、お風呂、トイレ、Restroom等、家として必要な設備も全て含まれる。
MORISH COUNTRYの家は、本体価格という設定はしない。
鍵を渡してその日から直ぐ住める状態の価格を出すのだ。

他の家の販売の場合「本体価格」といういい方をしている。
1500万の家が、引き渡し価格が2000万前後してしまう。
これでは予算が組めないと思う。

お施主さんの要望を聞いてプランニングするときには、自分自身が羨ましく思える家を考える。
そして、今まで建った家は、全て羨ましいと思う家ばかりだ。
いつかは、我が家もそんな「羨ましい家」にReformしたいと思っている。


話は変わって、
この前、南麓のCafeに行った時に、聞いた話が深刻。
大泉界隈は、東京方面からの移住者に人気な場所だけど、今、空き家の問題が深刻のようだ。
南麓方面は別荘地販売の規制が緩かったので、50坪単位で分譲したところも沢山ある。
別荘第1世代が買われた物件が、古くて売るにも買い手が付かず放置されているのが多いそうだ。
所有権の土地の場合、売れなければ所有者の物なので固定資産税がかかる。
これらの売れない物件は、その税が滞納されている場合が多い。
買う場合には、その滞納した税金と家を解体する費用を払わなければならないので、誰も買わないのだ。
かくして、ゴースト化した別荘地が増えているということだ。
それで、所有者が死亡して所有者不明になると、行政も手が付けられない土地になるようだ。

資産運用としてだったら、所有権の土地には価値がある。
自分が住む場合には、所有権の土地は、将来どのようにするのかまで考えておいた方がいいと思った。
所有権を買うには、売りやすい土地を買っておくことが将来の為だと思う。

本日も中古物件を見に来られた方がいますが、この借地権の土地というメリットを感じられたようです。
明日は、MORISH COUNTRY HOUSEの新築契約の打ち合わせです。
また一つ、我が家の別荘地に素敵な家が増えますよ!

taizen58@yahoo.co.jp
トモエダ コウジロウ
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1 コメント

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移住 (ぴょん)
2013-06-09 23:59:48
自分も以前、小淵沢に住んでいる知り合いから、移住した場合地元の人との付き合いが大変ですよ言われてましたが、トモエダさんにお願いすれば安心ですね。
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