先日書いた脳腫瘍の友人の話し。
三度目の手術だったけれど、
今回腫瘍部分は全て取ることができ手術は成功したそうだ。
本当によかった。
2018年に初めて診断されたときは
場所や種類などで取り去ることはできないので
もって6ヶ月だから家で身辺整理をするように言われていた。
それから色々な治療が合っていたようで腫瘍が小さくなり
体調も落ち着いていたのに今回再び大きくなり急遽手術となった。
ずっと手術で取ることができなかったのに
今回は全て取ることができ、ひと安心だそうだ。
こういう例を見ると「生かされる」と言うことを考える。
もちろん、今の医療でも人体のほとんどをまだ知らないと言う。
人体は神秘だ。
きっと、自分が思う以上の力を秘めている。
人体も精神もきっと、とてつもない力があるのだろう。
ただ私たちはその力を発揮する方法を知らない。
分からない奇跡的なことを運と言ったりするけれど
運だけだとしたら、どうして選ばれるのだろう?
選ばれて大きなことを成し遂げる人ばかりではないし
人生の活用法を分からないまま過ごすかもしれない。
状況はどうであれ私たちは皆んな同じように
それぞれの人生を生きている。
自分の人生を活かすとか目的とか大きなものを考える前に
まずは毎日を充実させることが大事。
もしかしたら、自分が望むような大きな活用法は
見つからないかもしれないし
自分の望む人々の役に立ちたいと言うものも
見つからないかもしれない。
人には人生で取り組むこともやることも違うのだろう。
どの人生も「生かされている」のだろう。
どの人生も奇跡だ。
今という時間を大事にすることが
全ての人に同様に与えられていることだと改めて感じる。